6回にミスをきっかけに逆転を許し、2000投球回達成の内海投手先発試合を白星で飾れず

本日のライオンズ戦(ベルーナドーム)の結果

 

vs.北海道日本ハムファイターズ戦第7回戦 ライオンズ4勝3敗

 

試合開始:14:00 試合終了:17:11 試合時間:3時間11分 観衆:21,577人

 

ライオンズ 2-3 ファイターズ 

 

【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(F)上沢(7)~堀(1)~北山(1)
(L)内海(5)~平井(1)~森脇(1)~ボー・タカハシ(1)~佐野(1)

 

勝利投手:上沢1勝4敗  セーブ:北山3勝1敗2S  敗戦投手:平井2勝3敗

 

本塁打
(F)宇佐見2号ソロ(内海)
(L)中村2号ソロ(上沢)

 

今日の先発投手は内海。ジャイアンツ時代の姿は交流戦日本シリーズなどいろいろな舞台での姿を生で見てきましたが、ライオンズのユニを着て投げているところを生で見るのは今日が初めてでした。


立ち上がりから安定した投球で安心してみていられました。ストレートは130キロ代後半がほとんどでしたが、投手は球速だけではないことを改めて感じさせてもらいました。5回に宇佐美にソロを浴びたせいなのか、最初から決めていたのかはわかりませんが、2000投球回を達成した5回を投げきったところでマウンドを下りました。6回も続投で良かったのではというのは結果論になるかもしれませんが。
1点リードで6回を迎えて、あとはリリーフ陣に託す作戦。6回は平井がマウンドに上がりました。


先頭の今川にヒットを打たれ、続く高打率の松本剛の場面でファイターズはバントをしてきました。打率が高い人にバントをさせるBIGBOSSの作戦には首を傾げましたが、そのバントが平井の目の前へ。二塁封殺を狙って1→6と送球し、送球のコースも決して悪くなかったのですが、ベースカバーに入った中山がグラブの土手に当てて捕球できず。最初はアウト判定でしたが、BIGBOSSにリクエストされてあっけなく判定が覆り、無死1、2塁のピンチに。続く野村の打席での投球間に2塁走者がやや飛び出したところを捕手の古賀が2塁へ送球し、その送球間に2塁走者を3塁に進めてしまいました。その前のバントでの捕球ミスとこのプレーでは経験の浅さが出てしまいました。結局この回に野村に適時打を打たれて同点に追いつかれて内海の勝ち投手の権利が消え、さらにアルカンタラに犠飛を打たれて逆転を許しました。6回の2失点は完全に防げた失点でした。バント処理の場面は源田の不在がもろに出た形でした。骨挫傷の診断が出たということで長期離脱が確実なので、今後も今日のようなプレーが出ることは覚悟しないといけなさそうです。


逆転を許しましたが1点ビハインドだったので、ワンチャンスで追いつけるだろうとも思いましたでしたが、最後まで得点を奪えず終了しました。ファイターズ先発・上沢との対戦打席を見た限りでは、今日の打順でいうと正直6番以降では得点できそうな雰囲気が全くありませんでした。今日の展開だと、上沢が投げている間に追いつき逆転するか、あるいは8回に堀を攻略するしか勝つ手段はなかったですね。


せっかく内海が頑張って抑えてくれて5回まではリードしていたのにも関わらず、勝ち星をつけてあげられず非常に残念な試合でした。ただ今日のような状態であればまた先発のチャンスはあるでしょうから、その時は打線が奮起して援護してもらいたいです。


明日の試合、ファイターズは中4日で加藤の先発の可能性もあるかなと思ったのですが、杉浦でした。どちらの投手でもあまり打てそうな感じはしませんが、ウチの先発のエンスに頑張ってもらいましょう。前回の京セラでの登板を思い出してもらいながら。

 

今日の試合で5イニングを投げきり、2000投球回を達成した内海投手。

 

今日の球場飯はこちらでした。5月3日から発売になったメニューの一つ。栗山選手プロデュースの埼玉野菜を使った中華丼です。