先発の涌井はじめ、投手陣が10四死球の大乱調で3連敗

本日のライオンズ戦の結果(西武ドーム)の結果


交流戦】vs.阪神タイガース戦第1回戦 ライオンズ1敗


試合開始:14:00 試合終了:17:44 試合時間:3時間44分 観衆:33,918人


ライオンズ 5―10 タイガース 


【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(T)能見(5)〜筒井(2)〜安藤(1)〜久保(1)
(L)涌井(3 0/3)〜坂元(1)〜岩尾(2)〜岡本洋(1)〜小石(2)


勝利投手:能見4勝2敗  敗戦投手:涌井3勝2敗


本塁打 
(T)新井貴7号2ラン(岩尾)
(L)浅村5号ソロ、片岡2号ソロ(能見)


序盤から両チームの先発投手が大乱調。ライオンズ打線が能見の立ち上がりを捉えて、昨日サヨナラエラーを犯した浅村の汚名返上の先頭打者本塁打に始まり、オーティズの適時2塁打、ヤス(片岡)のソロ、坂田の適時打で、3回までに計5点。3回終了時点で5−2と3点リード。この展開であれば、6回か7回まではリード点差を守って進めなきゃいけない展開。


先発のワク(涌井)がどうもいかん。チェンジアップは高めに浮くボールばっかりで、ストレートも142kmくらい出ているものの相手打者にしっかり捉えられる有様。結局、4回は1死もとれずに、5−3と追い上げられ、さらに満塁のピンチを残して降板。最近4試合はいずれも6回を投げ切れずに降板。そして、今日は4回ももたず。もう擁護のしようはないでしょう。報道だと、試合終了直後の監督のコメントでは「(起用方法については)これから考える」とのことでしたが、今日現地で見ていた大半のファンからすれば、無期限での第二送り確定でしょう。開幕投手を務めた岸がGW後半に一旦二軍落ちしましたが、落とされる前の出来は今日のワクほど悪くなかったです。


どうやら中継ぎに回るらしい…


東京ドームでの交流戦から中継ぎに回っている十亀を次の週末から先発に戻すことになるでしょう。


ワクが、バカ試合のきっかけを作り、2番手の坂元が少しガソリンをかけてしまったというのが今日の試合のイメージでしょうか。ワクの大乱調を見て気持ちが萎えてしまいましたが、中継ぎで出てくる投手も毎回のように四球を与える始末。プロの試合には思えません。


先月昇格してから打撃面での好調が続き、規定打席未到達ながら一時は打率4割超えしていた坂田が、3回に1塁から2塁へ進塁した場面で負傷交代。各スポーツ紙によると「左肩前方脱臼、完治まで2〜3か月」とのこと。しばらく離脱することになりそう。ライオンズ打線から4番打者が消えてしまう… 1日も早い復帰を祈るばかりです。代わりはどうするんだろう??


18番の大乱調、中軸に座る長距離砲の故障離脱…。直前の東京ドーム2試合も含め、この週末は散々でした。


明日は、ある意味今シーズン1番信頼をおける雄星(菊池)が先発。前回の熊本も状態が悪いながらも6回2失点にまとめる投球。状態がどうあれ、大崩れしなくなったのが一番の成長点。2年前にプロ初登板を果たしたのも西武ドームでのタイガース戦。


成長した姿を見せつけるべし!