中盤以降2ラン2発でリードを許し、カープ戦連敗


本日のライオンズ戦の結果(西武ドーム)の結果


交流戦】vs.広島東洋カープ戦第2回戦 ライオンズ2敗


試合開始:18:00 試合終了:21:30 試合時間:3時間30分 観衆:16,553人


ライオンズ 2―6 カープ 


【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(C)野村(6 1/3)〜河内(1/3)〜今村(1 1/3)〜ミコライオ(1)
(L)野上(5 1/3)〜涌井(1 2/3)〜長田(1)〜岩尾(1)


勝利投手:野村2勝2敗  敗戦投手:涌井3勝3敗


本塁打 
(C)丸3号2ラン(涌井)、ニック1号2ラン(長田)


今日は午後から多摩方面へ出張。


平日ナイターの西武ドームへいつ行くの?


→今日でしょう!


ということで、開幕戦以来の西武ドーム平日ナイターへ参戦。


初回に各打者が粘ってカープ先発の野村に30球以上投げさせ、クリ(栗山)の適時打で幸先よく先制。4回にはサード・堂林のゴロ捕球エラーが絡んで、スタメン捕手の星(孝)のセンター前適時打で2点目。1点目も秋山の三ゴロでの二塁→一塁の送球が逸れる間に打者走者が2塁まで進み(実質バントで送ったのと同じ)、1死2塁からの適時打なので、実質はエラー絡み。


ライオンズ先発の野上は、特に調子が良さそうということもなく、何となく抑えていた感じ。打順が3巡目に回った5回に3連打で2失点。中5日ということで、6回に堂林から1アウト目の三振を取ったところで降板。(投球数103球)



2番手として、先発ローテ失格の烙印を押されたワク(涌井)が、中継ぎ転向後初の登板。6回のピンチは凌いだものの、先発で投げていた時とストレートの球速は変わらず、コントロールはバラバラ。変化球は高めに浮くし、状態は全く変わっていない。
続く7回に2死をとってから丸にセンター方向に打たれた2ラン。チェンジアップが全く落ちずに高めへ。長打を打ってくれと言わんばかりの投球。これじゃ、敗戦処理以外では使えませんな。ファームで調整させずに、中途半端な形で1軍に残してしまったのがよろしくなかったのでは?? 


岸はいったん落としたのに、ワクは落とさない。単純な投球内容の出来不出来だけではない理由があるように勘ぐりたくなりますが。


打線の方で1つ大きな収穫が。先日野手として初めて1軍昇格した木村が、ついにプロ初打席。今日のライオンズの攻撃の中で一番の盛り上がり。しかもレフトフェンス上部を直撃する2塁打となり、プロ初安打も同時に記録。昨年9月に野手へ転向し、2軍で内野も守りながら打席経験を積んできて、予想以上に早く1軍昇格し、与えられた最初のチャンスをいきなりモノにしました。守備面はどうかは良く分かりませんが、打撃はこれから上で経験を積んでいけば、大きく化けそうな予感はしました。まずは代打で、そして左投手の時にスタメンで使われるようになれば、ワンステップアップでしょう。今日の結果を見て、久(高山)がトレード対象として放出された理由がわかったような気がしました。


今日の試合、2−2に追いつかれた後、中継ぎがしっかり抑えていかなきゃいけない展開だったのに、ワクがまず勝ち越し2ランを許し、8回には長田がニックに2ランを浴び、万事休す。2点差で終盤を迎えれば何かが起こす可能性はあるのに、4点差になってしまっては… 現状では逆転はほぼ不可能です…。


交流戦が始まって今年で9年目。これまであまり相性の良くないカープ相手にホーム・所沢で2連敗。この借りは、6月8,9日の広島(マツダスタジアム)での対戦で返すしかないでしょう。ちょうど土日連戦ということで、関東からも多数遠征で乗り込むことでしょうし。自身も乗り込みますが。