終盤に中継ぎ投手陣が大崩れし、交流戦最終戦は大敗


本日のライオンズ戦の結果(西武ドーム)の結果


交流戦】vs.広島東洋カープ戦第4回戦 ライオンズ1勝3敗


試合開始:13:01 試合終了:17:06 試合時間:4時間05分 観衆:31,520人


ライオンズ 4―11 カープ


【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(C)大竹(5)〜岸本(0/3)〜中田(1)〜今井(3)
(L)岸(5 1/3)〜武隈(2/3)〜十亀(1)〜岡本篤(1/3)〜大石(2/3)〜山本(1)


勝利投手:大竹6勝2敗  セーブ:今井1S  敗戦投手:岸6勝6敗


本塁打
(C)天谷3号ソロ(岸)、堂林5号ソロ(岡本篤)


ライオンズの先発は、カープを苦手にしている岸。初回、天谷に初球先頭打者本塁打を許したものの、3回までは上々の投球。4回に2つの四球が絡んで無死満塁の大ピンチを迎えるも、投ゴロ併殺(ホームゲッツー)に遊ゴロでピンチ脱出。5回を無難に切り抜けた後の6回。大ピンチを招いた4回同様、長打と四球でピンチを作った後、ベテランの石井琢、伸び盛りの堂林に連打を浴び、6回もたず5失点KO。マツダスタジアムで投げた時は6回2失点で何とか投げ切れたのですが、今日は中盤に一気に攻略されました。変化球が高めに行くシーンがイニングによって見られたものの、ストレートはまずまず。コツコツつないでくるカープ打線に合ってしまうのでしょうか。


岸が降板し、リードを広げられた直後の6回裏。カープの中継ぎも四球連発に暴投と自滅ぶりを発揮してくれ、星秀和の今季初ヒット(初長打に初打点つき)に、ナカジ(中島)の2点適時打で一気に4−5と1点差。カープの勝ちパターンの投手陣も、調子の良し悪しがはっきり出る人達ばかりなので、僅差で追いかける展開なら十分に逆転のチャンス有りとも思いました。


それを見事に裏切ってくれたのが、7回以降に登板した投手陣。コントロールは悪い、ストライクを取りに行く球を打たれる、イニングの先頭打者にいとも簡単にスタンドまで運ばれる… 7回と8回は見るも無残な打たれっぷりでした。コメントのしようがありません。


9回には今季初登板となった山本淳がマウンドへ。大差ビハインドの場面ではあったもの、三者凡退に打ちとってくれました。ストレートのスピードはもう少し欲しいですが、レフトスタンドから見ていると、体型と投げっぷりがハマの山口俊そっくりに見えるんですよ。楽な場面で結果を残し、少しずつプレッシャーのかかる場面で投げさせてもらえるように頑張って欲しい。投げれば点を取られるような中継ぎ投手ばかりなのだから、1軍でのポジションを確立するのはそれほど大変ではないはずです。


打線では、3回の1死満塁、5回の1死1,2塁で1点も奪えなかったことで、試合の主導権を握り損ねました。試合の終盤は展開が展開だったので何ともいえません。


おかわり(中村)が故障したことで、ファーストスタメンで出場させてもらっている浅村。相変わらずのアッパースイングで結果が出ず。レベルスイングに出来れば、スイングスピードはあるので、ライナー性の良い打球が飛ぶようになるはずですが。心配です。


交流戦終戦は最悪な形で終了。それでも、交流戦期間は2つの勝ち越し。おかわりが暫く戻れなさそうですが、緊急補強したオーティズがどれだけ働いてくれるか。そして、週刊誌を賑わせたあの投手も謹慎を解かれたようで、これから給料分働くべく活躍してくれるか。そのあたりに、チームの浮沈がかかる気がします。


試合後は、ライオンズファンetc.と秋津の小じゃれた店で飲み会。スコアが逆だったら、心が晴れて、最高の気分で飲めたんでしょうけどねぇ…


試合前には東尾修さんと山本浩二さんによるトークショー



交流戦両チームOBによる1打席対決!




東尾さんはライオンズブルーの背番号21のユニフォームで登場。


山本浩二さんとの対戦結果は三塁ゴロ。サードの誰かさんがボールを弾くから…(以下略)


東尾さんには最後のご奉公ということで、もう一度ユニフォームを着てもらい、ボロボロの投手陣を立て直してもらいたいです。


試合前のトークショーで話していた現監督に対する本音のコメント。昨年、某局の朝の番組でも同じコメントをしていましたが、3年間くらい猶予期間を与えれば、どうにかしてくれるものと信じています。


果たして来年の首脳陣はどんな顔ぶれになることやら…(今季の最終成績が大きく絡んできそうですが)