中継ぎ陣の奇跡の無失点リレーで引き分け


本日のライオンズ戦の結果(県営大宮公園野球場)の結果


vs.オリックスバファローズ戦第5回戦 ライオンズ2勝2敗1分


試合開始:18:00 試合終了:21:34 試合時間:3時間34分 観衆:20,021人


ライオンズ 3―3 オリックス 【延長10回規定により引き分け】


【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(Bs)西(7)〜平野(1)〜香月(1)〜岸田(1)
(L)石井一(5)〜十亀(2)〜長田(1)〜涌井(1)〜岡本篤(1)


本塁打 なし


朝から大雨。昼前には弱まったものの、グラウンド状態を心配しながら球場へ。15時頃到着すると、中では普通にバッティング練習をやっていて、開始時刻を遅らせることなく試合がスタートできることを確信しました。レフトスタンドの芝も適度に水分を含んでいてちょうど良かったです。(乾燥していると、物を長時間直置きした時に芝がくっついてくる)


試合の方は、2回裏に4,5番に連続ヒットが出て、相手の捕球ミスも絡んで無死2,3塁のチャンス。大崎&銀仁朗の連続適時打に、秋山の代役としてセンタースタメンの掛布くん、じゃなくて星秀和犠飛で幸先良く3点を先制。チャンスで凡退したヘルマンの二直も良い当たりでした。この3点でカズさん(石井一)にはノッていって欲しかったのですが…


4回表、2死1塁からバルディリスにレフト線へ2塁打を打たれてから、急におかしくなりました。投球は変化球主体、しかもその変化球が抜け球ばかり。連続四球で1点を還され(大引への四球が押し出し)、9番打者に初球をあっさり適時打されて、3点のリードを一気に掃き出す結果に。


結局、カズさんは5回で降板。4回だけ極端に悪かったので悔やまれます。


打線のほうが中盤以降追加点を取れていれば問題なかったのですが、同点に追いついてもらってからの西(オリックス先発投手)の投球が見違えるように良くなりました。特にコントロール。7回まで投げ続けさせてしまい、2回を除いては連打が全く出ませんでした。


6回以降は、ライオンズの一番の心配の種である中継ぎ投手陣の登場。


1番手は十亀。球威はあるのですが、コントロールがバラバラで3ボールピッチングばかり。2イニングパーフェクトに何とか抑えましたが、1人でも走者を出していたらどうなっていたかは分かりません。2番手として8回から登場の長田は、1つ四球を許したものの安定していたと思います。


そして、9回表には問題のあの人が。特に投球練習中の歓声がすごかったです。今シーズン、中継ぎで試合を壊す、先発投手の勝ちを消す(いわゆる「俺達」)シーンを数多く見せられているので、調子はどうあれ早く戻ってきて欲しかった投手です。今日のあの大歓声を聞いて、本人は何かを感じてくれたはずだと信じたいです。


試合での投球感覚を取り戻し、とにかく、まずは本業で結果を出してください!


9回裏、オリックスは抑えの岸田ではなく香月を投入してきたので、ライオンズとしては下位打線とはいえこの回でサヨナラ勝ちの展開に持って行くべき試合でした。


延長に入り、ワク(涌井)のイニングまたぎはなく、交流戦終戦で試合をぶち壊しにした岡本篤が登板。先頭打者に四球というお決まりのパターンに、犠打で1死2塁。後藤、李大浩を連続三振に抑えたものの、結構甘い球が多かったみたいです。(スタンドからはよく分からず) ライオンズナイターの某解説者からは、「今日結果を出したからといって、同じことを次回やったらやられる」と釘をさされていたようですが。


10回裏は、1番からの好打順も岸田にあっさり三凡でひねられて、3時間半超え時間切れでの引き分け。チャンスは明らかにライオンズが多かっただけに、負けに近い引き分けでした。


1,2番の調子が上がりません。1番打者はもともとこんな感じなので特に何も感じませんが、心配なのがクリ(栗山)です。足の状態の悪さが守備にも打撃にも影響しているような気がします。

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今日が今シーズン初めて大宮で行われた試合。(4/14は中止になったので)


ライトスタンドに、完全な椅子席ではないですが、立って応援できるエリア(階段状の座席)が出来ていました。これで来年以降は、ジャンプ応援を取り入れている北海道とか千葉のチームも大宮に呼べる?でしょうかね。