ドラ1ルーキー・十亀がプロ初勝利!


本日のライオンズ戦の結果(西武ドーム)の結果


vs.オリックスバファローズ戦第7回戦 ライオンズ4勝2敗1分


試合開始:13:00 試合終了:16:23 試合時間:3時間23分 観衆:21,707人


ライオンズ 4―3 オリックス


【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(Bs)寺原(7)〜平野(1/3)〜香月(2/3)
(L)牧田(6)〜十亀(2)〜涌井(1)


勝利投手:十亀1勝(プロ初勝利!) セーブ:涌井3敗4S  敗戦投手:平野3勝3敗


本塁打 なし


初回に両チームの4番がそれぞれ適時打を放って1点ずつ。その後はお互いにチャンスを作るも得点になかなかつながらず。中盤までは、5回にバルディリスの適時打で勝ち越したオリックスが1点リードの展開。


先発の牧田は、特に序盤は投球のリズムがいつもと比べて明らかに悪かったです。ボール球をしっかり見極められ、球数を投げさせられました。オリックスの1番打者のスケールズに対しては、4打席全てでフルカウント投球。この人だけで相当投げさせられました。結局、6回まで9安打2失点も、球数が134球と非常に多くなりました。6回のピンチでも、球数をかなり要しましたが、イニング途中での降板することなく自分で切り抜けたことが、終盤の逆転へとつながったと思います。


7回からは十亀が2番手で登板。2イニング目で1本ヒットを許しましたが、今日も2イニング無失点投球。コントロールは一昨日の大宮の時より安定していたと思います。マウンドに慣れているせいかもしれませんが。


打線は、オリックス先発の寺原からヒットは打つものの、タイムリーが初回以来出ずじまい。5回には無死2塁、7回にも2死から連打で1,3塁のチャンスを作ったのですが得点できず。2番打者の状態の悪さが深刻です。


寺原は球が走っていたので、8回からすんなり勝利の方程式の継投へ入ってくれて助かった気がします。ナカジ(中島)と上本が連打でチャンスを作り(相手の中継プレーのミスで2,3塁に)、ヘルマンに対してもストライクが取れずに敬遠で満塁。試合後のヒーローインタビューで話していた「この打席に人生を懸けていた」というのは言い過ぎかと思いますが、浅めの左中間を完全に破る走者一掃の2塁打を大崎が放って一気に逆転。2塁走者まで帰れば逆転で、十亀にプロ初勝利の権利が回ってくることが分かっていたので、外野手正面へのヒットでなければ十分だったのですが、本塁打以外としては最高の結果になりました。


2点リードの9回はワク(涌井)が3連投目となる登板。球の走りは悪くはなかったと思いますが、コントロールが定まりませんでした。無死1,3塁で中村がフルカウントから高めの完全なボール球を空振りしてくれたこと、そして1点を還された後の1,2塁の場面で内野ゴロ(結果は遊ゴロ併殺)を打ってくれた打者が李大浩であってくれたことが非常に助かりました。大崎が単打ではなく、長打で2点リードの展開にしたのが大きかったです。


これで無事にドラ1ルーキーの十亀にプロ初勝利がつきました。今日は1点ビハインドでの登板でしたが、僅差リードでも安心して送り出せるような投手になっていってもらいたいです。


ライオンズにとって、日曜日のホームゲームでは今日が今季初勝利!です。(ビジターではいくつか勝っています。) 


日曜祝日の観戦が中心になっている私にとっては、今季10試合目のホームゲーム(大宮1試合を含む)でようやく2勝目。しかもその2勝が、ドラ2ルーキー・小石のプロ初勝利(5月3日)とドラ1ルーキー・十亀のプロ初勝利(6月24日)。何という巡りあわせなのでしょうか。


こういうパターンはお決まりになっていますが… 十亀投手のプロ初勝利記念ボール、早速受注開始!


その十亀投手が今日1人目のお立ち台。


そして2人目は、逆転の走者一掃2塁打を放った大崎選手。

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3塁側、1塁側入場ゲート上部のボードが、来週末(7月1日)に行われる予定のライオンズ・クラシック2012(稲尾和久投手生誕75周年 永久欠番メモリアルゲーム)仕様になっていました。