中盤に主軸の一発攻勢で加点し、単独最下位転落を免れる


本日のライオンズ戦の結果(西武プリンスドーム)の結果


vs.オリックスバファローズ戦第8回戦 ライオンズ4勝4敗


試合開始:13:00 試合終了:16:02 試合時間:3時間02分 観衆:27,609人


ライオンズ 8―2 オリックス 


【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(Bs)東明(5)〜佐藤達(1)〜海田(2)
(L)菊池(7)〜武隈(1)〜C.C.リー(1)


勝利投手:菊池2勝4敗  敗戦投手:東明1勝3敗


本塁打
(L)メヒア12号3ラン(東明)、13号ソロ(佐藤達)、中村4号ソロ(佐藤達)


今日負けると単独最下位に転落する試合で、両チームの先発投手ともに序盤はグダグダな出来。


雄星(菊池)はボール球先行で、塁上に走者がいると投球リズムが非常に悪くなるという悪い時に見られる投球パターン。それでも初回と2回の1失点ずつで、3回以降は2安打無失点の投球だった。抑えていても、急に制球を乱して四球を出したり、不安定な面も垣間見られた。前回登板のように四球やら味方の失策がきっかけで大量失点につながった試合が過去に何度もあったことは雄星自身がよく認識していたようで、今日はそうした面が出なかった点が良かった。


雄星が序盤の2失点で踏ん張っていたおかげで、今日は早いイニングから野手陣の援護があった。特に5回は、東明がストライクをとるべく初球から甘い球を投じてくれたこともあるけれど、クリーンアップがいずれも初球打ちでライト前ヒット(栗山)、レフト前ヒット(中村)、センターバックスクリーンへの3ラン(メヒア)。なんと3球で3得点。打った3人は素晴らしいけど、打たれた方も打たれ方が悪すぎるのでは? 明日のオリックスの先発が近藤一ということで1人抹消する必要があるのだけど、果たして誰が抹消されるのか?


火が付いた打線に油を注ぎたいかの如く、6回にはオリックスが2番手の佐藤達を投入。おかわり(中村)、メヒアに連続弾を浴びて、西武プリンスドームのマウンドへのトラウマを増長させる結果に。おかわりなんか、2球連続で高めストレート空振りで、同じ球をもう1球投げられたら空振り三振だと思っていたら、3球目は完璧に捕らえて左中間スタンドだもんな。これがおかわりのバッティングなのかもしれないけど、佐藤達の状態も相当悪いんだろうね。メヒアの2本目は、レフトスタンド真上の屋根に当たると思ったけど、ギリギリ当たらず場外本塁打。今思えば、カブレラのあの本塁打(今もドーム内に掲示されている180m弾のこと)ってどんな弾道だったんだろうなと。


雄星は2回まで球数が多かったものの、結局7回まで投げきって2失点。東明も球数が多く、試合序盤は非常にゆったりした展開だったものの、終わってみたら昨日とあまり試合時間は変わらず。(昨日は3時間ジャスト)


昨日、勇が4イニング投げてしまったおかげで、明日は中5日で十亀が先発。もう牧田様に面倒見てもらうことのないよう、1人で投げきる位の気持ちで試合に入ってほしい。プリドにトラウマ持っているチームに3連戦で負け越すわけにはいかないぞ。


今日はメヒアがDH、おかわりが久々の三塁守備につき、ショーゴ(木村昇)が一塁を守りました。攻撃後の守備に向かう時、3つ目のアウトをとってベンチに帰る時、ショーゴはいずれも猛ダッシュ。まるで高校球児、いやそれ以上? 牧田のように投球の間を詰めることによる試合時間短縮だけでなく、ショーゴがやっているような方法でのスピードアップももっと取り上げられるべきではないかなと感じました。


今日のヒーロー。まずは今季本拠地初勝利でようやく2勝目をあげた菊池雄星投手。




2打席連続弾で今日は4打点。打点と本塁打の数を着々と増やしているメヒア選手。