序盤の失点が響き、最終回の猛追及ばず敗戦


本日のライオンズ戦の結果(西武プリンスドーム)の結果


vs.オリックスバファローズ戦第7回戦 ライオンズ3勝4敗


試合開始:13:01 試合終了:16:01 試合時間:3時間00分 観衆:28,812人


ライオンズ 6−7 オリックス 


【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(Bs)ディクソン(8)〜白仁田(0/3)〜平野(1)
(L)野上(4)〜佐藤(4)〜藤原(1)


勝利投手:ディクソン3勝2敗  セーブ:平野1勝2敗6S  敗戦投手:野上2勝4敗


本塁打
(Bs)T−岡田2号3ラン(野上)、小谷野4号2ラン(佐藤)
(L)秋山2号ソロ(ディクソン)


大差負けで終わる予定のゲームが、何か終わってみたら1点差負けで惜しかった・・・って感じに。レベルの低いチーム同士の試合でしたな。


先発の野上。1死2塁で糸井を迎えた場面。際どい球をことごとくボール判定され、四球で塁に出してしまうのですが、次の打者に甘い変化球をバックスクリーン横へ放り込まれて3ランに。カードの初戦に投げさせる投手の投球ではありません。1週間前のマリーンズ戦でも4番の外国人打者に打たれたような気がしますが、反省が全く生かされていないようです。


4回にも連打を食らって追加点を許して、0−5。もっと早く交代させても良かったのですが、ズルズル引っ張って、4イニング投げ終わった所でKO降板。岸が故障で抜けた後の先発投手陣は、経験が多い投手ほどだらしない投球をしているような気がしますが、今日投げた人もどうしますかね。代わりがいれば、第二送りにしたいくらいですけど。


野上が4イニングぴったり投げきってくれたおかげで、5回からは勇(佐藤)が登板。(もし、野上が4回途中で交代していれば、2番手で小石が上がっていたはず。)


制球面、セットでの投球等課題はあるのですが、5回からの4イニングを小谷野の2ランによる2失点のみで切り抜けました。野上が被弾したT−岡田なんか、勇のスライダーに全く合っていませんでした。無失点投球とはいかなかったものの、今後に期待を持たせる投球でした。


野上と勇、2人とも4イニング70球。勇はこの6連戦で先発するかもという話があったので、4イニングまで引っ張るとは思いませんでした。おそらくどちらかが日曜のファイターズ戦に先発することになると思いますが、どうなるでしょうか。内容的には左投げの投手の方が良かったし、うまくハマれば抑えられそうな雰囲気があるので、是非とも日曜の先発は勇でお願いしたいですね。


打線はディクソンを打ち崩せそうな雰囲気がない中、3回に先頭の秋山がセンター前ヒットで出塁した後、ショーゴ(木村昇)がバント。3点ビハインド、1打席目でセンターへクリーンヒットを放った打者に送りバントですか。こんな野球をやっていたら、ビハインドゲームを逆転するような展開になるはずがない。せめてエンドランで右方向に引っ張らせて、1、3塁を作るような作戦をとらないと。ショーゴは次の打席でもヒットを放ち、ディクソンにはタイミングが合っているような感じだったので、バントさせてアウトを1つあげるとか、馬鹿げてますね。誰が考えた作戦かは知りませんが。


4回に5点目取られた後は、早打ちが目立つようになりました。開幕3戦目で見せたような粘りの打撃はどこに行ってしまったのでしょうか。今日は、ディクソンを随分楽に投げさせていたように思いました。


9回裏、2−7でライオンズ5点ビハインド(オリックス5点リード)の場面。オリックスは最後1イニングを任せる投手として白仁田を投入。いくらなんでもライオンズ打線を舐めすぎなのでは? 四球、内野安打に、内野ゴロ失策であっさり満塁。投手が醸し出す雰囲気でこんなことになったのでしょうね。もし、9回裏に「6×」とかなっていたら、オリックスの首脳陣は何を言われていたか・・・?


結局はストッパーの平野を引きずり出すことに成功しましたが、平野は登板準備があまり出来ていなかったのでしょうね。秋山とクリにきれいに弾き返されていましたし。4番、5番でせめて同点まではもっていきたかった。さすがにいつもメヒア様に頼るわけにはいかないけど、いい加減4番には本調子を取り戻してもらって、仕事してもらいたいんですけど。


今日の敗戦で明日は最下位対決に。背番号16の1イニング大量失点癖が出ないといいんですけどね。


明日はもう少しレベルの高い試合を見せてくれることを期待します。