7回に追いつき、9回はメヒアの適時打でサヨナラ勝ち!




本日のライオンズ戦の結果(西武プリンスドーム)の結果


vs.オリックスバファローズ戦第1回戦【開幕戦】 ライオンズ1勝


試合開始:18:00 試合終了:21:41 試合時間:3時間41分 観衆:32,364人


ライオンズ 5×―4 オリックス 


【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(Bs)金子(6 2/3)〜佐藤達(1 1/3)〜コーディエ(1/3)
(L)菊池(6)〜郭俊麟(1/3)〜武隈(2/3)〜C.C.リー(1)〜高橋朋(2/3)〜増田(1/3)


勝利投手:増田1勝  敗戦投手:コーディエ1敗


本塁打 なし


今日は開幕戦。開幕3連戦では、来場者プレゼントを入場口でいろいろと配ることになっており、プレゼントが入ったダンボール箱が各入口に。写真では、シャッターが全部下りた状態ですが、開門時には、一番右の再入場口を除き、全てのゲートが開放されました。開門時点で全ゲート開放は、私が長年ここに通っている中では記憶にないです。


始球式は、昨年のラグビーW杯で日本代表として活躍し、トップリーグではパナソニックワイルドナイツに所属のホラニ龍コリニアシ選手。体に似合わず、始球式ではストライクコース狙いで、緩〜い変化球を投げていました。


雄星(菊池)は初の開幕投手。今までは重要な試合に投げさせると、力んで制球を乱して自滅というパターンが多かったのですが、今日は制球は安定していました。4回に捕まり2失点と先制点を許すことになってしまいましたが、味方打線がオリックス先発の金子に抑えられていたので、最小失点で抑えて欲しかったです。制球が悪くなかったとはいっても、フルカウントになるケースが多く、球数も多くなり、6回で降板。球数をもう少し減らして、最低あと1イニングは多く投げてもらいたいです。


投手継投に入り、7回には2番手で郭俊麟が登板。ピンチを作り、1死のみとっただけで降板。左の糸井を迎えたところで、左の武隈にスイッチ。7回は先頭から左が続く打線だったのだから、左対左に拘るなら、イニング頭から武隈だったのでは? 昨年、投手起用に大きく関与していたという某コーチはチームを離れたけど、投手継投の謎は相変わらず。最終決断する人が同じ限りは変わらないんですかね?


打線は、一塁ベース付近に当たって、外野へ転がってヒットになったのが二度もあり、うち一度は7回の秋山の打球(記録は2塁打)は得点に絡みました。イレギュラーではないけれど、ライオンズにとってツイている打球が1試合で2回もあるということは、所沢でのオリックスとの相性の良さによるものなのかな。7回の3点は、相手が先発投手を引っ張りすぎたというのもあるかもしれないけど、よく追いついたと思います。


9回にともみ(高橋朋己)が登板するも、先頭の西野にレフト前に運ばれ、続く吉田正にはライト前に落ちるポテンヒットで、無死1、3塁の大ピンチ。小谷野と糸井は理想的な内野フライで続けて凡退に抑えたのですが、4番のモレルにセンター方向に痛打され、ともみが打球を取り損ねて内野安打となり、1点の勝ち越しを許すことになりました。打球を足に受けていましたが、心配です。昨年終盤のような事はないと思いますが、打撲程度で済んでも少し離脱になりますかね。まだ試合数が緩い(1週間に5試合)時で良かったです。最後モレルに打たれたのはもったいなかったな。カウント悪くしたら、次のボグセビックで抑えられそうな気がしたので。


本拠地でのオリックス戦で相性がいいということで、9回に1点を勝ち越されようが関係なし。9回裏にはオリックス1点リードでコーディエが出てきたのですが、ストレートばかりで制球が大きく乱れると、少しスピード抑え目のストレートでくる投球。慣れれば攻略できそうな感じです。


四球で出て、牽制悪送球で2塁に進んだ秋山を塁上に置き、キャプテンのクリ(栗山)が右中間を破る3塁打。ここで2塁打ではなく、3塁打というのが大きかったです。続くメヒアは外野へさえ打球を飛ばせば良かったわけですから。


最後はメヒアがセンター左への適時打を放ち、サヨナラ勝ち。7回に追加点を許し、0−3となった時には厳しいかと思いましたが、終わってみたら勝っている。これも西武プリンスドームにトラウマを持っている投手がオリックスにいるからでしょうね。本来なら金子を6回で下ろすのでしょうけど、登板させにくい投手がいるから、先発投手を引っ張らざるを得なかった。それがまずは同点劇を生み出し、その後のサヨナラ勝ちにつながった感じです。


今日の試合を落とさずにモノに出来たのは大きいです。「昨年とは違う」展開にならなくてよかった。


ヒーローは最終回に同点打を放った栗山選手と、サヨナラ打を打ったメヒア選手。






今日は開幕戦ということで、関東の応援団もかなりの大所帯になっていましたが、遠く福岡からも、博多激獅会会長をはじめ、何人か来ていました。この3連戦は明日も明後日もそれなりに博多のメンバーもいらっしゃるような感じです。一部入れ替わりはあるかもしれませんが。