8回に致命的な5失点を喫し、7カード連続負け越し


本日のライオンズ戦の結果(西武プリンスドーム)の結果


vs.オリックスバファローズ戦第14回戦 ライオンズ6勝8敗


試合開始:13:00 試合終了:16:32 試合時間:3時間32分 観衆:27,093人


ライオンズ 2―8 オリックス
 

【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(Bs)ディクソン(6)〜海田(1/3)〜比嘉(2/3)〜吉田一(1)〜塚原(1)
(L)多和田(5)〜武隈(1)〜大石(1)〜バスケス(1/3)〜小石(2/3)〜C.C.リー(1)


勝利投手:ディクソン7勝6敗  敗戦投手:多和田1勝4敗


本塁打 
(L)メヒア26号2ラン(ディクソン)


2回にメヒアが2ランを打って先制したところまでは良かったのですが、それ以降は・・・。


先発の多和田に関しては、自分が球場や映像で見た試合の中では、変化球の出来は一番良かった気がします。高めに抜けた球も少なかったですし。ただ、決め球に使いたいストレートで肝心な時に空振りが取れず、ファウルで逃げて粘られてしまうせいで、どうしても球数が多くなってしまうんですよね。今日は失点は少なめだったものの、5回で95球。一緒に参戦した知人とも話したのですが、先発投手としてワンランクアップするには、空振りが取れるようにストレートを磨くべきか、変化球の球種を増やすべきか。自分としてすぐには結論は出せませんが、まずは変化球でもある程度カウントを組み立てられるように、変化球の制球を磨いた上で、その先を考えるべきではないかと思います。


今日の試合も、攻撃面に関しては課題ありまくりですね。


まずは4回裏。浅村がヒットで出塁し、盗塁と暴投で三進、続くメヒアが四球で無死1、3塁の場面。呉念庭が一ゴロを放ち、3塁走者の浅村が本塁に向かってスタート。当然、3塁走者は挟まれるので、出来る限り粘ってアウトになるまで時間稼ぎをして、1死2、3塁の状況を作って次の打者につなげるのがベストなのですが、浅村が粘りきれず三本間であっさりアウトになり、1塁走者のメヒアも二三塁間で挟まれ、一気に2アウト取られ、2死1塁に。その後、ヒットと四球で満塁のチャンスを作るも、最近チャンスで打てない秋山が凡退で、この回無得点。


ヒットを2本打ち、四球を2つもらっても点が取れず。いったい何人出塁させれば点取れるんでしょうか。本塁打以外で。


7回も先頭のクリ(栗山)が2塁打で早々に得点圏に走者を置くも、クリーンアップが3人とも揃って凡退。トータルの打率ではそこそこの数字になっている選手もいるのですが、とにかく得点圏で打てない。「自分で決めなきゃいけない」と責任感を強く持ちすぎてしまうからなのか、理由はよく分かりませんが、この課題を解決しない限り、白星は積み重なっていかないでしょうね。


先発の多和田が降板した後、武隈と大石はそれぞれ1イニングを無失点で抑えてくれたのですが、8回表がいけなかったですね。無死1、3塁での鈴木昂の打席で初球スクイズを失敗させた(一塁手への小フライ)までは良かったのですが、続く伏見には追い込んでからの投ゴロで3塁走者の本塁生還を許し、その後は四死球犠飛に連打に・・・とよく覚えていません。結局、8回だけで5点取られましたが、8回に1点でも入ってしまった段階で、今日の敗戦は確定だったでしょう。これだけ点を取るのが下手くそなチームですから。


点差が付いたのが幸いしてとは言いたくないですが、最終回に久々に森友哉のキャッチャー姿を眺めることが出来ました。スポーツ紙では、後半戦(球宴後)はそういった起用も考えるとの報道がありましたが、予定より早くそうした場面がやってきました。今日上がってきたC.C.リーとバッテリーを組み、1回を無失点と無難に終えました。今のチーム状況であれば、今後はスタメン起用もあるでしょうね。どの先発投手と組ませるかは分かりませんが。


今日の序盤、得点、ヒットが両チームともゼロの中、エラー数の所だけ数字が少しずつ増えていくという、いかにも草野球チーム同士が試合をやっているかのようでした。今年のパ・リーグは正直言って、上位3チーム同士の直接対決が本来のプロ野球と呼べるのであって・・・(以下略)


プリドからの帰宅途中、そして帰宅後は札幌ドームの試合を観戦していました。ビハインドでも諦めず、9回2死の土壇場から同点に追いつく粘り強さを見せるファイターズ、延長に入ってから失点しそうで失点を許さない(最後の延長12回にはレアードにサヨナラ本塁打を許したが)しぶとさや意地を見せたマリーンズ。試合のほんの一部分のみの観戦でしたが、面白い試合を見せてもらいました。


ライオンズがこうした試合を出来るようなチームに戻るのはいつになるのでしょうか・・・???