先発・岸が3回5失点KO、中継ぎ投手も炎上し大敗

本日のライオンズ戦の結果(西武ドーム)の結果


vs.千葉ロッテマリーンズ戦第3回戦 ライオンズ1勝2敗 


試合開始:13:01 試合終了:16:19 試合時間:3時間18分 観衆:28,448人


Lions 2―13 Marines


【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(M)唐川(9)
(L)岸(3)〜野上(4 1/3)〜長田(2/3)〜土肥(2/3)〜山本(1/3)


勝利投手:唐川1勝  敗戦投手:岸1敗


本塁打 
(M)福浦1号2ラン(岸)、サブロー1号ソロ(土肥)


立ち上がりが得意とは言えない岸が初回を無難にゼロで切り抜けたと思ったら…


2回にはいきなり3連打で先制点を許して一気に3失点。3回には福浦に2ランを浴び、トータルで3回5失点。ストレートは悪くなかったと思うけど、カーブはなかなか相手に振ってもらえず、チェンジアップは浮いて打者の打ちやすい高さにいって打たれていた。ライオンズ打線が苦手にする唐川相手だったので、0−5にされた時点で、逆転は厳しい状況だった。5回までは完全試合ペース、6回に途中出場の上本にチーム初安打が出たけれど、終わってみたら5安打で完投を許してしまった。


今日の収穫といえば、2本の適時打を放ち、前日に続くマルチ安打となったクリと、4回から2番手として登板し、7回までは無失点に抑えた野上だけかな。野上は5イニング目に入って捕まってしまったけれど、4イニング目までは良かった。先発6番手と言われている許銘傑が、イースタンでの調整登板で打たれたというのを聞いているが、果たして許銘傑に代わって先発ローテに食い込めるのだろうか。


岸がKOされた時点で半分勝負ありの状況だったが、9回の1イニングで完全に試合が壊れてしまった。打たれるのならまだしも、そこに四球が絡んでしまうと… 今週末の仙台からは、左の中継ぎを1枚にするのか、あるいは誰かを上げてくるのか…?


開幕3連戦は1勝2敗の負け越しになってしまった。打線のつながりに欠けるのが目立つ3試合だったと思う。特にクリーンアップの調子が上がらないのが気になる。故障でオープン戦にまともに出場できなかったおかわり(中村)は、ちょうど今がオープン戦のような感じだと思うので、試合を重ねていけば昨年のような爆発ぶりが見られるようになると思うけれど、あとの2人がね。ナカジ(中島)も開幕戦の同点本塁打以外はさっぱりだし、ブラウンも今日の試合では苦手な所を攻められていた感じがしたし。次の仙台では相手のエース2人との対戦になるから、ここで打っていいきっかけにして欲しいけど。


相手のマリーンズに目を向けると、ルーキーの荻野貴が非常に目立っていた。守備でも走塁でも俊足ぶりを見せていたし、打席での粘っこさもなかなかのものがあった。新人王候補と言われるほどのパフォーマンスを見せられた。


この3連戦では、マリーンズの3番と4番が眠った状態だったが、この2人が目を覚ましたら、かなり怖い打線になりそうな気がした。今年もマリーンズには苦労しそう。マリーンズ戦の対戦成績の良くない年は、チームの順位もなかなか上にはいかないイメージがあるのだけど、今年はどうなのだろう。


昨年は今年と逆で、千葉マリンで開幕3連戦を戦い、今年と同様に1勝2敗で負け越した。今年はホームで負け越し。ちなみに、昨年は開幕戦をワク(涌井)で取った後、2戦目に2桁失点で敗れ、3戦目はサヨナラ負け。今年も3戦目に2桁失点で大敗。マイナス思考は嫌いなんだけど、昨年と似た流れになっているのが何とも気になる。


今日のスタメン↓