サヨナラ勝ちのチャンスを逃して、3度目の引分け


本日のライオンズ戦の結果(西武ドーム)の結果


交流戦】vs.広島東洋カープ戦第4回戦 ライオンズ1勝2敗1分 


試合開始:13:01 試合終了:17:40 試合時間:4時間39分 観衆:32,795人


Lions 4−4 Carp 【延長12回規定により引き分け】


【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(C)前田健(7)〜横山(1)〜シュルツ(1)〜永川(1)〜林(1 0/3)〜青木高(1)
(L)岸(6 2/3)〜星野(1/3)〜岡本慎(2/3)〜三井(1/3)〜小野寺(2)〜野上(1)〜許銘傑(1)


本塁打
(C)喜田剛1号ソロ(岸)


中盤までは、「久々に3時間以内のゲームで早く終わる」と思っていたのだけど、8回に岡本慎が登板してからその雲行きが怪しくなり… ライオンズ助っ人OBでもあるマック(マクレーン)にセンターオーバーの2点(同点)2塁打を打たれて、もつれる展開になってしまった。今週は、ブラゼルマクレーンとライオンズ外国人OBのカムバックウィークだったが、最後の最後で気持ちよく打たせなくてもね。先発の岸が降りた直後の7回裏に追加点を取って2点差になったので、8回まで投げ切れていれば…というところだったのだが。


3−3のまま延長に入り、10回に今日2イニング目の小野寺が捕まって1点を勝ち越されたのだけど、その裏にライオンズもカープの抑えの永川からヨシヒト(石井義)の執念のレフト前適時打で再度追いつき、さらに試合は続いた。


今日の一番印象に残ったシーンは、やはり12回裏無死満塁で代打・黒瀬が打席に入ったときの、カープ内野5人(外野2人)シフト。初めて生で見られて非常に貴重な体験をさせてもらったとは思うけど、まさか完璧にそのシフトにはまってしまうとは。レフトから内野へ持ってきた選手の真正面に飛んで、7−2−3という珍しい併殺になった。内野5人守備だから、内野の頭を越せばサヨナラになる確率は非常に高かったのに。普通の守備であれば、センター前へのクリーンヒットでサヨナラだったから、尚更悔やまれる。



併殺打を食らっても、2死から次の打者が打てばよかったのだけど、GGは敬遠され、その次の大崎に対しては、左投手相手ということで代打に江藤が送られ、凡退で終了。結果がどうあれ、そのまま大崎を打席に立たせてほしかったな。ついこの前のタイガース戦でのウィリアムスのようにストライクが入らなくなったかもしれないし。


3時間以内で終わると思っていた試合が、終わってみたら延長12回引き分け、試合時間は4時間39分。7回終了時点までは勝ち試合だったので、今日の引き分けは正直痛い。


それにしても、関東のカープファンの熱烈ぶりは凄いな。声援のボリュームもタイガースを上回るような感覚だった。バックスクリーンからライトポール際まではレッドカラーの密集度が特にすごく、1塁側もきれいに赤で染まっていた。ライオンズの攻撃時にはライオンズのフラッグを振るファンもそれなりにいたので、1塁側のライオンズファンもゼロという訳ではなかったけど、普段のパリーグとの試合と比べたら、ビジターファンの多さは歴然としていた。