残り2イニング3点リードを守れず、延長10回サヨナラ

本日のライオンズ戦の結果(明治神宮野球場)の結果


vs.東京ヤクルトスワローズ戦第3回戦 ライオンズ2勝1敗 


試合開始:18:00 試合終了:21:51 試合時間:3時間51分 観衆:28,565人


Swallows 5×―4 Lions 【延長10回】


【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(L)西口(5 2/3)〜星野(1/3)〜許銘傑(1 2/3)〜三井(0/3)〜小野寺(1 1/3)〜野上(1/3)
(YS)ユウキ(5)〜木田(2)〜萩原(1)〜林昌勇(1)〜五十嵐(1)


勝利投手:五十嵐1勝1敗1S  敗戦投手:野上1勝3敗1S


本塁打
(L)中村21号ソロ(ユウキ)
(YS)デントナ10号ソロ(西口)、11号3ラン(小野寺)


西口が久々に先発登板。球のスピードとキレを取り戻すためにしばらく中継ぎに回っていたようだけど、今日は6回途中まで、デントナに浴びたソロによる1失点のみ。4回に無死1、2塁、5回には1死3塁のピンチを迎えたけれど、点を失うことなく抑えた。球速は最速で147キロ出ており、空振りも取れていた。見逃し三振もいくつかあって、コントロールも良かったのでは。先発に戻って、久々に勝利投手の権利を持って降板。出来れば白星をつけてあげたかったのだけど…


西口降板後、星野がピンチを退け、7回は許が珍しくといっては悪いが三者凡退、8回2死まで1点リードを守って交代。三井が青木に四球を出した後、普段より少し前倒しで登場した抑えの小野寺が初球をデントナにバックスクリーン左へ同点3ランをもっていかれた。初球をフルスイングされて、しかもスタンドまで持っていかれるのは、抑え投手だけとは言わず、投手として絶対にやってはいけないこと。続投した9回も各打者に対して3ボールまでもっていく、ファンにとってはヒヤヒヤものの投球。


延長10回は野上が登板したのだけど、代打・川端の犠打を野選にして無死1、2塁。田中浩に送られて1死2、3塁。青木敬遠で満塁策をとって、デントナを迎えた時点でジ・エンドだった。


今日ライオンズがとられた点は、全てデントナに打たれたもの。デントナにはオープン戦から良く打たれているけど、ウチの投手との相性が抜群に…?


スポーツニュースでは取り上げられていなかったようだけど、問題が起きたのが8回1死2塁(2塁走者は武内)で、打席の田中浩が三ゴロを打った場面。サードのハルキ(黒瀬)が三ゴロ処理で1塁へ送球した後、スキをついて2塁走者が3塁進塁を試みた。1塁で2死目をとり、それがサードベースカバーのナカジ(中島)へ転送されてタッチアウト&チェンジと思いきや…


何とセーフで8回裏が終了にならず。この大事件の後に、先に書いた「青木四球、デントナ3ランで同点」があったわけですよ。


完璧アウトがセーフになってピンチが広がって、挙句の果てに同点にまで追いつかれる始末。ライオンズはこの前、宇都宮でも3塁塁審の誤審で2点の先制点がフイになり、試合の主導権を握れず、最後は猛烈な追い上げも1点差で敗れるといったことがあったが、またもや3塁塁審の誤審ですよ。先週末、カープ西武ドームで引き分けた時、延長12回の満塁、サヨナラ大チャンスの時にライオンズベンチ内で起きていたある一件がきっかけで、野球の神様にそっぽを向かれたと思っていたら、今度は審判にまでそっぽ向かれてしまいましたよ。


今日の試合については、中継ぎ投手が打たれたこと、追加点をとるチャンスをモノに出来なかった野手陣が悪いかもしれないけど、それ以上に3塁塁審が憎い。名前は伏せておくが、ライオンズファンという大きな敵を作ってしまいましたね、この審判は。


これで4連敗。しかも全て1点差負け。昨年も交流戦の最後で6連敗をしたけれど、似たような状況になってきた。明日はたぶん岸が先発だろうけど、1人で投げ切るつもりで行ってもらわないと、今日みたいなことになってしまう気が。たぶん今日の3塁塁審は明日も神宮の杜に出てくるだろうし。


明日勝って5割で同一リーグ内での対戦に戻れるか、あるいは借金2になるか。明日は非常に大事な試合になる。