ルーキー・小石が7回1失点。2度目の先発で初勝利!


本日のライオンズ戦の結果(西武ドーム)の結果


vs.東北楽天ゴールデンイーグルス戦第4回戦 ライオンズ2勝2敗


試合開始:14:00 試合終了:16:59 試合時間:2時間59分 観衆:31,357人


ライオンズ 6―1 イーグルス


【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(E)美馬(6)〜土屋(2)
(L)小石(7)〜松永(0/3)〜岡本篤(2)


勝利投手:小石1勝(プロ初勝利! 敗戦投手:美馬1敗


本塁打  なし


小石がプロ2度目の先発。初回、先頭の聖澤を四球で歩かせたものの、牽制で誘い出させてアウトにしたことが大きかった。その後、4回まではヒットや四死球で毎回のように走者を背負ったが、味方の好返球もあって無失点。5回以降はノーヒット投球だった。


ただ、コントロールの悪さから相手打者に有利なカウントを作る機会が多かった。イーグルス打線がボール先行のカウントからどんどん打ってきて、それが結果的に凡打になり、小石を助ける結果となった。


ローテーション通りで行くと、来週は仙台で再戦となる。昨日先発した岸は、今季2度目のイーグルスとの対戦ということもあり、徹底的に研究された上で攻略された。おそらく小石に関しても、2度同じ投手にやられる訳にはいかないということで、攻略法を練ってこられるはず。次回登板でも同じような投球が出来るかどうか。


小石は7回まで無失点でよく投げた。6−0と大量リードなので、本来なら松永&岡本篤はもう1日休ませることが出来たはずなのに、8回から投入。松永はイーグルスの上位打線に3連打を浴び、1死もとれず。無死満塁のピンチで登板した岡本篤が1点を失うも、アウトは全て三振で奪ってピンチを切り抜けると、9回も続投し三者凡退に抑える投球。この2人を今日のような展開で使うのは、無駄づかいとしか言えないような気もするが、信頼できる投手が他にいないということだし、情けない限り。せっかく大石とウィリアムスを上げてきたのに、今日登板させずにいつ登板させるのでしょうかねぇ。8回裏にウィリアムスがジャンパー脱いで投球練習始めた時は、最終回イニング途中からでも登板ありかと期待を抱きましたが。楽な場面で試運転させずに、ウィリアムスあたりをいきなり厳しい場面で登板させちゃいけませんよ、監督。


打線は相変わらず本塁打は出ないものの、少しずつつながり始めた。4/28に1軍復帰以来、打撃好調状態を続けている秋山をついに5番に抜擢。すると、3回には2点目となるセンター前適時安打、5回には1死1,2塁のチャンスで左中間を深々と破る2点適時3塁打。この他にも2本のヒットを放ち、4打数4安打の固め打ち。ヒットが出ているだけでなく、打球の鋭さも現状ではチームNo.1といってもよい状態。1年間好不調の波を少なく出来れば、来年以降はクリーンアップに固定できそうな感じです。


イーグルス3連戦3連敗を何とか免れて、明日からは引き続き本拠地でマリーンズ3連戦。2週間前と同様に、マリーンズの表ローテ3人との対戦。2週間前に比べると打線の状態は上がってきているので、少しは期待できそうかと。


今日は秋山を5番に上げたり、嶋をDHに戻したりと打順をいじってきました。明日の相手の先発は左腕・成瀬。秋山の打順はそのまま? DHは米野に戻す?


今日のヒーローは2選手。まずは「打」で活躍の秋山選手。





そして、プロ初勝利をあげた小石投手。





今年はホームでの勝利が極端に少なく(わずか1勝)、秋山選手はヒーローインタビュー後の段取りを忘れてしまった?らしく、早々に1塁側フィールドビューシートへ向かいハイタッチ。終わってからレフトスタンドの前へ来るかと思いきや、バックネット裏で待ちぼうけ… 小石投手がレフトスタンド前で通常通りの万歳三唱を始めた瞬間、秋山選手がそちらの方向へダッシュしてきたのを見て思わず笑ってしまいました。