終盤反撃を受けるも、中島の2本塁打などで3連勝!


本日のライオンズ戦の結果(東京ドーム)の結果


交流戦】vs.読売ジャイアンツ戦第3回戦 ライオンズ1勝2敗


試合開始:18:01 試合終了:21:17 試合時間:3時間16分 観衆:44,642人


ジャイアン 4―6 ライオンズ


【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(L)西口(5 1/3)〜松永(2/3)〜長田(1)〜十亀(1/3)〜ウィリアムス(2/3)〜マイケル(1)
(G)澤村(5)〜星野(2)〜江柄子(1)〜福田(1)


勝利投手:西口4勝1敗  セーブ:マイケル1敗1S  敗戦投手:澤村4勝6敗


本塁打
(L)中島3号2ラン(澤村)、4号ソロ(星野)


先発の西口は、序盤で球数を多く要してしまったものの、3回に上位打線で取られた1失点のみで6回途中まで投げ切った。5回に3点の勝ち越し点をもらった後も、リードを吐き出すことなく終われたのが良かった。


西口は打者としても、5回の先頭打者としてセンター前ヒットを放つ。ヤス(片岡)の2塁打で三進し、クリ(栗山)の浅いレフトフライでタッチアップし、勝ち越しのホームイン。たぶん河田コーチの判断だろうが、レフトのボウカーの捕球態勢を見逃さず、西口にスタートのサインを出したのだろう。好判断だったし、西口の走塁も素晴らしかった。


打線では大当たりが3人。2打席連続本塁打を含む4安打のナカジ(中島)、同じく4安打(うち3本が内野安打)を放った秋山、そしてクリーンヒット3本の大崎の3人。ナカジと大崎はどの投手に対してもタイミングが合っていたし、秋山に関しては足でヒットを稼いだ。一時期2割7分台まで落ちていた打率が、今日の試合終了時点で3割1分を越え、一気に巻き返してきた感じだ。


投手陣は、西口の後、阿部と高橋由の左打者2人を抑えた松永、7回1イニングを任された長田までは良かった。


8回裏、6−1と5点リードの場面で十亀投入。ストレートの連投で、先頭の長野は三振に抑えたものの、その後4連打を食らって3失点(後続の投手が打たれての失点を含む)。ウィリアムスに交代してもコントロールが定まらず… 3−2のフルカウント投球ばかりだったので、ヒヤヒヤもの、寿命を縮められる思いがした。


最後は読売さんの方が代打のコマが足りなかったようで、助けられた。
本来は8回を十亀、9回は点差次第で誰か…という投手起用の予定だったように思われるが、ウィリアムスを8回途中から投入せざるを得ない展開にしてしまったため、9回はマイケルしかおらず。マイケルもウィリアムス同様にフルカウント投球連発。1、2番のどちらかが出ていれば、相当ヤバかった。


6−1でリードしている時も最後まで何が起こるかわからないと思っていたら、最終的には薄氷の勝利。ファンに対してこんな試合を何度見せれば気が済むのか…


ヒーローは2本塁打を含む4安打の中島選手。東京ドームの読売戦でも、ビジターのヒーローインタビューを流してくれるようになりましたか。