中継ぎ投手陣が追い上げを許すも1点差で逃げ切り5連


本日のライオンズ戦の結果(西武ドーム)の結果


vs.東北楽天ゴールデンイーグルス戦第15回戦 ライオンズ8勝6敗1分


試合開始:17:01 試合終了:20:44 試合時間:3時間43分 観衆:28,381人


ライオンズ 6―5 イーグルス


【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(E)ヒメネス(4 0/3)〜武藤(1 1/3)〜片山(2/3)〜小山伸(2/3)〜ハウザー(2/3)〜ラズナー(2/3)
(L)石井一(6 0/3)〜岡本篤(2/3)〜ウィリアムス(1/3)〜長田(1)〜涌井(1)


勝利投手:石井一8勝4敗  セーブ:涌井1勝3敗15S  敗戦投手:ヒメネス5勝10敗


本塁打
(E)枡田4号ソロ(石井一)、松井5号3ラン(岡本篤)
(L)浅村2号ソロ、中村18号ソロ(ヒメネス)


前回登板で4回もたずにKOされていたカズさん(石井一)でしたが、今日は打順が二回り目に入った3回以降は、6回までパーフェクト投球。7回に中島と牧田に連打を食らったところでお役御免となりましたが、点差、球数、勝ちパターンのリリーフの起用状況を考えると、最低でも7回は投げきって欲しかったです。今日くらいの投球で毎回試合を作ってくれれば、全く問題ないのですが。


ライオンズに流れを引き寄せたのが、4回2死での牧田の右中間を抜けそうな打球をスライディングキャッチした秋山のプレー。昨年10月18日(レギュラーシーズン最終戦)の9回のあのプレーばりの大ファインプレーでした。秋山は3打席目以降、打撃でも奮起して3安打猛打賞となり、お立ち台に立つことになりました。もし打てていなくてもこの好守備だけで今日のヒーローにしてあげても良いほど、価値の高いプレーでした。


秋山の好守備の直後の4回裏、おかわり(中村)の勝ち越しソロ本塁打に、銀(炭谷)の2点適時打で3点を勝ち越し。6回にも秋山の適時打でさらに2点を追加し、6回終了時点で6−1と5点リード。このまま終盤もササっと試合を進め、勝ちパターンの3人(ウィリアムス、長田、涌井)を極力休ませる展開にしなければいけませんでした。


7回表、カズさんの降板後。2番手で岡本篤が上がり、内野ゴロで1点を献上するのは仕方なかったと思いますが、カズオ(松井)の3ランは余計な失点でした。これで1点差。7回、8回で追加点を奪えればよかったのですが、2イニング続けて満塁のチャンスで無得点。その結果、勝ちパターンの3人を全員使うことになってしまいました。まぁ、追いつかれて引き分けとか、5点リードをひっくり返されて負けるという最悪なパターンにはならず、何とか試合をモノにできて良かったです。


明日はライオンズにとってローテの谷間の日。西口か小石あたりを上げるのかなぁと予想していたのですが、まさかの山本淳プロ初先発。ファームでは最近先発をやり始めていたようですが、どこまで投げられるか。明日投げると4連投になり、お休みになる投手が3人もいるので、やりくりが厳しくなるでしょう。もしリードする展開になると、十亀や岡本篤あたりにかなり負担をかけることになりそうです。


明日の試合、7月末の仙台と同じようにマー君(田中)をあっさり攻略し、ライオンズの投手陣が予想以上に奮起して好投、同一カード3連勝なんてことになれば、レギュラーシーズン1位通過は間違いないと思います。先発の谷間になるライオンズ、エースで確実に勝たなくてはいけないイーグルス。明日は、後々今シーズンを振り返った時に、両チームにとってターニングポイントとなる試合となりそうです。


ライオンズは投手がプロ初勝利をあげた時には、記念のボールとピンバッジが発売されます。明日は発売確率が非常に高い日なのですが、どうなるでしょうか。先発の山本淳、ベンチに入っているデンチュウ(田中)、宮田の誰かが勝ち投手になれば…


今日もヒーローは2人。


1人目は、守備で好プレー、打撃でも3安打猛打賞の秋山選手!




2人目は、秋山と同じく3安打猛打賞の炭谷選手。インタビューは「入籍」ネタから入っていましたが…





今日は「ひかりTV by NTTぷららデー」。先着4,000名にバッグ&タオルのプレゼントがありました。



入場ゲート上のボード。まだ西武鉄道100周年記念シリーズ中なのですが、ボードは月末からの「埼玉フェスタ」仕様に。