本日のライオンズ戦の結果(西武ドーム)の結果
vs.東北楽天ゴールデンイーグルス戦第17回戦 ライオンズ９勝７敗１分
試合開始：17:01 試合終了：21:18 試合時間:4時間17分 観衆：21,689人
○ライオンズ 12×―11 イーグルス
【投手リレー】（カッコ内は投球イニング数を示す。)
(Ｅ)ダックワース(2 2/3)〜菊池(3)〜金刃(1 1/3)斎藤隆(2/3)〜長谷部(1/3)〜ラズナー(2/3)
(Ｌ)岸(5)〜高橋(1)〜岡本洋(1)〜ウィリアムス(1)〜増田(1)
勝利投手：増田２勝２敗 敗戦投手：ラズナー１勝２敗17Ｓ
【本塁打】
(Ｅ)松井９号３ラン(岡本洋)、マギー21号３ラン(ウィリアムス)
(Ｌ)ヘルマン２号満塁(ダックワース)、浅村22号ソロ(菊池)
今日の球審のＩ塚さん。序盤はストライクゾーンが極端に狭く、表と裏の攻撃でもゾーンが異なり、そうかと思えば試合の中盤以降はゾーンが広がるいわゆる可変ゾーン。ちょっとひどかったですね。これがきっかけで荒れた展開になってしまったと思います。
その被害を受けた１人が先発の岸。特別状態が悪いというわけではなかったと思いますが、際どいコースを突いた球がことごとくボール判定になり、ストライクを取りに行って打たれる悪循環に。
５回92球で降板。せめて６回までは投げてほしいと思っていたのですが… ５回で降板させて、残り４イニングを中継ぎ投手で凌がなきゃいけない。４点リードはあるとはいえ、勝利に結びつけるには容易な道のりではないと思ってはいましたが。
６回に２番手の高橋が１点を失い、７回は岡本洋が登板。マギー、枡田に連打を浴び、カズオ(松井)にはライトスタンドへ完璧に運ばれる３ランを浴びて同点に。先発投手を長く引っ張れないとこうなることが容易に想像できるその通りの展開になっちゃいました。
８回には同点でウィリアムスが登板。２死２塁からジョーンズに四球を与えて、１，２塁に。マギーか枡田かどちらと勝負するか悩む状況で、マギー勝負を選んでレフトスタンドへ３ランを浴びることに。裏目に出て、しかも最悪な結果に。
先発の岸の早々に降板させた？な投手継投に始まり、究極の？采配が８回裏に。２死１，２塁で秋山を迎えた場面。イーグルスは右の斎藤隆から左の長谷部へ継投。そうすると今シーズンフルイニング出場を続けている秋山に代えて、代打・スピリー。熊代とかを使うならまだしも、この采配はもう○退行為に等しいでしょう。秋山だって最近攻守に精彩を欠いてはいるものの、今日は内野安打を含めて２本打っていました。スピリーは案の定空振り三振。レフトスタンド、自分のいる周辺は大荒れでしたよ。特に監督の選手起用に。
選手は一投一打で人生が左右されるのだから、必死に頑張って結果を出してほしいとは思っています。でも今日の試合に関しては、選手の起用法には大いに不満でした。最終回に３点差をひっくり返してサヨナラ勝ちはしましたが、正直複雑でした。普段なら大興奮のはずなのに、興奮レベルが半減し、比較的冷静な自分がそこにはいました。
ライオンズではない別のチームの話ではありますが、昨年、本拠地最終戦での監督のある言葉が原因で、チームは勝ってほしいけど、監督には不平不満がある地元ファンが多いという噂を聞いたことがあります。これは今季開幕前の話なので、今はどうなのかはわかりません。今日はそういった感情を持つファンの気持ちが分かった気がします。
ラズナーもどこが悪かったかは表現できませんが、明らかにおかしかったです。ラズナーがピンチを招いた時、普通ならば１塁側のブルペンで青山とか別の投手を準備するはずなのに、それが全く見られなかったのもおかしい。１点差に追いつかれてさらに２死２，３塁の場面で外野の守備も前進してこない。
こっちが○退行為に等しい代打起用をしたら、それをはるかに超えるような無策ベンチワークを見せてくれましたね、イーグルスが。
ライオンズをそれなりの期間見てきた経験から言わせてもらうと、首位を走るチームがこういう負け方をすると、後で振り返った時に「ターニングポイントになった敗戦」ということになることが往々にしてあります。２位のマリーンズとは4.5ゲーム差ありますが、３位、４位チームもそれほど離れずに追ってきている状況。もしかすると、シーズンの最後の最後でとんでもないシナリオが待っているかもしれない、そんな予感がしました。こんなことをいうのも、３年前の９月に仙台で起こったある大逆転事件がきっかけで、その年優勝を逃したという苦い思い出があるからこそですが。
結局、ヒーローはサヨナラ適時打を放ったキャプテン・栗山選手。
ポイントアップの時にこんな紙をもらいました。７月に球団で行っていたアンケートに回答したファンに配られたものです。アンケートではいろいろ書きましたが、１つでも取り入れていただければ。
