2点先行も、中盤に同点、逆転を許し、3タテならず


本日のライオンズ戦の結果(西武ドーム)の結果


vs.北海道日本ハムファイターズ戦第22回戦 ライオンズ12勝8敗2分


試合開始:13:00 試合終了:16:34 試合時間:3時間34分 観衆:33,915人


ライオンズ 2―6 ファイターズ 


【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(F)中村(5)〜モルケン(1)〜石井(1)〜増井(1)〜武田久(1)
(L)岸(6 2/3)〜ウィリアムス(1/3)〜長田(1 0/3)〜松永(1)


勝利投手:モルケン2勝1敗  敗戦投手:岸10勝11敗


本塁打 
(F)中田21号2ラン(岸)、糸井7号2ラン(松永)


先発の岸は、味方のエラー絡みで初回から満塁のピンチを招くも無失点で切り抜けました。


その裏、コントロールが全く定まらず、ボール球連発のファイターズ先発の中村に対し、秋山とナカジ(中島)が連続でストレートの四球を選んだ後、ライオンズのおかわり(中村)がレフト前へ適時打を放ち1点先制。中村はおかわりまでの4人の打者に対してはストライクを取るのに非常に苦労していた(一ゴロだった浅村もちゃんとボール球を見極めていれば四球だった)のに、1点先制した後、続くオーティズがボール球に大振りで空振りしまくり。ここで中村を立ち直らせることになりました。初回に1点しか取れなかったのは、後々考えると痛かったです。


その後は、2回に内野安打で出塁した斉藤が盗塁死。盗塁死の直後に浅村のヒットが出るという巡りの悪さ。さらに4回の1,2塁のチャンスでは浅村のいい打球が一塁正面へのライナーに。ツキのなさもあり、追加点を奪えず。


5回裏に、ヒットで出塁した秋山が盗塁し、さらに悪送球で3塁まで進み、オーティズがレフト前へ適時打を放ち、なかなか奪えなかった2点目をゲット。5回まで2安打に抑えていた岸が、これで少しは楽になるかなと思ったのですが…


6回表、岸は先頭の糸井にライト線へ長打を打たれます。大崎のミスも絡んで3塁まで進んでしまったので、1点還されるのは仕方ない場面でした。実際、中田の打席で内野守備も前進隊形ではなかったですし。内野ゴロを打たせるか、外野フライを打たせればよいものを、スタンドまで運ばれては…


6回は同点で何とか踏ん張ったものの、7回に2死2塁となったところで岸は降板し、2番手としてウィリアムスが登板。糸井を抑えるための登板で、一昨日と似たような状況でマウンドに上がったのですが、一昨日と同じくフルカウントからの四球。続く中田には左中間を抜ける打球を飛ばされて、2点のリードを許してしまうことに。


昨日は2点リードされる状況で7回を迎え、7回裏に1点還し、8回の逆転へとつなげました。今日も同じような展開を期待したのですが、7回は石井に、8回は増井にあっさり三者凡退で抑えられて反撃できず。9回に糸井にダメ押しの2ランを打たれて万事休しました。


ファイターズは先発の中村を5回で降ろし、6回にはライオンズが左2人の下位打線(大崎、炭谷、斉藤)に回るということで石井をマウンドに送ってくるかと思いきや、モルケンを先に投入。無得点に抑えられ、7回表にファイターズが勝ち越し、7回裏は上位打線に回るところで石井投入でまた抑えられる。ファイターズの投手起用の順番にもやられた気がします。もし6回に石井を投入していれば、7回は宮西だったかもしれませんが。


3連戦で3タテ出来れば良かったのですが、結局2勝1敗。まぁ最悪な状況は免れ、1位でのCS進出に向けて首の皮1〜1.5枚つながっているかなという感じです。自力で1位を決めるためには、来週の金曜と土曜、札幌で連勝するしかありません。その前の火曜からのイーグルスとの3連戦も取りこぼしは許されません。


1試合消化するごとに状況がめまぐるしく変わる可能性を秘める日々が続きますが、来週末にはどうなっているでしょうかね。