今日も８回の逆転劇で、首位と0.5差！ - ほっくんのライオンズ応援記

本日のライオンズ戦の結果(西武ドーム)の結果

試合開始：14:00　試合終了：17:20　試合時間:3時間20分　観衆：33,913人

○ライオンズ　５　―４　ファイターズ

【投手リレー】（カッコ内は投球イニング数を示す。)
(Ｆ)ウルフ(4 1/3)〜石井(1 2/3)〜宮西(1)〜増井(1)
(Ｌ)石井一(2/3)〜十亀(2 1/3)〜岡本篤(3)〜松永(1)〜長田(1)〜涌井(1)

勝利投手：長田２勝１敗１Ｓ　　セーブ：涌井１勝５敗26Ｓ　　敗戦投手：増井５勝５敗７Ｓ

【本塁打】
(Ｆ)陽７号ソロ(石井一)

先発の石井一は立ち上がりから不安定な投球。陽にライトポール際へ先頭打者本塁打を打たれたのは事故だとしても、その後もヒットや四球で走者をため、小谷野とホフパワーに連続適時打。さらに大野に四球を与え、３点の先制点を許し、なおも満塁のピンチを背負った状況で降板。結局１回もたず、２死をとっただけでＫＯ。２週間前の仙台でも初回に味方に２点を先制してもらったにもかかわらず、裏で４失点する始末でしたが、その時と今日だとどっちが悪いのかという投球。監督の決断は早かったですね、今日は。

よもや初回から登板するとは思っていなかった十亀が初回の満塁のピンチを切り抜け、２回に１点は許したものの、３回まで２回1/3を１失点。35球で降板させましたが、もし必要に迫られれば明日も投げさせられるようにという意図でしょうか。

３番手の岡本篤が３イニング無失点、７回に登板した松永がファイターズのクリーンアップを三者凡退に抑えて、徐々に流れがライオンズに。

７回に１点差となりましたが、先頭打者として代打で登場した熊代がうまくライト前へヒットを放って出塁、犠打で２進した後、牽制悪送球で３進できたのが大きかったです。走者が２塁だと外野はもう少し前に来ていたでしょうから。

８回はファイターズが増井を投入してきたのですが、１点ビハインド＆打順がナカジ(中島)からということで、同点、さらには逆転を期待できる打順でした。ナカジはファウルで粘って10球目をヒット、おかわり(中村)もボール球を見極めて四球で出塁し、無死１，２塁。

ここで、オーティズに代打・鬼崎。当然バントをしにくるだろうと思ったファイターズは、バント決めうちの守備隊形をとり、一、三塁手はチャージをかけ、ショートは３塁ベースカバーへとダッシュ。二遊間ががら空きになるため、センター返しのバスターをやって投手に取られなければほぼ間違いなくセンター前ヒットになる状況。鬼崎は１球目は様子見で見逃し、２球目はバスターをしにいって空振り。追い込まれてバントはないかもと踏んで普通の守備隊形をとったファイターズに対し、鬼崎はプレッシャーに負けることなく３球目を捕手の前にきっちりバント。大事な場面でスリーバントを決めました。同点打を放ったヘルマンではなく、大事なバントを決めた鬼崎が移籍後初のお立ち台に上がりましたが、上げるにふさわしい仕事をしました。バント要員としては、内野を守れる人がもう１人いると思ったのですが…　やっぱり普段の練習で状況をイメージし、目的を持って行うことが大事なのだと痛感しました。今日のバント成功１本で。

ヘルマンのライト前ヒットで同点、さらにカーターの遊ゴロを金子誠がファンブルしてくれて併殺を取り損ねる間に１点勝ち越し。きっちりゴロ処理していれば併殺になる当たりだったので、非常にラッキーでした。

９回は２試合連続でワク(涌井)が〆。内野ゴロ３つの三者凡退で終了。

今日は序盤でファイターズに４点を取られたものの、中継ぎ陣が追加点を許さなかったことで、ライオンズの追い上げ、さらには逆転までもっていく流れが出来ました。序盤活発だったファイターズ打線を３回以降ピタッと止めたことは、明日の３戦目を考えても非常に大きいし、明日の先発の岸も立ち上がり入りやすいと思います。

２日連続で８回に逆転しての勝利。何だか上手くいきすぎている気もしないではないですが、どんな方法でも２連勝したからには一気に明日もいってしまいたいです。２度連続で中５日となる岸を先発させるということもあるので。

ヒーローは今日も２人。

まずは３安打の活躍、２日連続でのお立ち台となる浅村選手。