中3日先発の牧田が8回3失点にまとめ連敗ストップ!




本日のライオンズ戦の結果(西武ドーム)の結果


vs.オリックスバファローズ戦第23回戦 ライオンズ14勝6敗3分


試合開始:14:00 試合終了:16:47 試合時間:2時間47分 観衆:28,709人


ライオンズ 4―3 オリックス


【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(Bs)海田(2 0/3)〜小松(3)〜吉野(2/3)〜比嘉(1 1/3)〜ミンチェ(1)
(L)牧田(8)〜涌井(1)


勝利投手:牧田13勝8敗  セーブ:涌井1勝5敗29S  敗戦投手:海田4敗


本塁打
(L)オーティズ8号ソロ(小松)


札幌での天王山で連戦連敗。自力優勝の目はなくなり、首位のファイターズの優勝マジックは2。レギュラーシーズン優勝は厳しい状況ではあるものの、CS進出すら決まっていない状況のため、順位は関係なく勝利を重ねていかなくてはいけない状況で迎えた今日の試合。


序盤から中盤にかけては、ライオンズが奇数イニングに得点して常に先行し、オリックスが偶数イニングに得点して追いかける展開に。3回に秋山のライト線への2塁打で2点を勝ち越し、5回にはオーティズの左中間へのソロで追加点。欲を言えば、7回に上位打線に回ってくるところで1、2点追加しておけばもっと楽な展開になったはず。


今日は左脇腹を痛めているナカジ(中島)が完全休養日。試合への出場だけでなく、試合前の守備練習にも全く姿を見せませんでした。まぁ、昨日の札幌での打席の様子を見ていれば、今日だけでなくレギュラーシーズンはずっと休ませて、状態を少しでも回復させてCSに臨んでほしいというのが本音です。1打席で複数回フルスイングするのが厳しい、変化球に対して対応しようとすると片手打ちのバッティングになるくらい、厳しい状況でしたので。


中3日で先発した牧田は、試合中は球が低めに集まり、まずまずの内容でまとめてくれました。8回まで100球ちょっとで投げきってくれたのは大きかったです。少し登板間隔が空いていたワク(涌井)だけのリリーフで済み、他の投手はみんな休めることができたので。


課題が残ったのは守備。今日は3つ出ましたが、いずれも防げるものでした。


2回裏1死1塁で小島が遊ゴロを放った場面。普通に処理すれば、普通に併殺打が取れる打球でした。まずはショートで捕球しようとしたタクヤ(原)がお手玉して二塁への送球が遅れ、そこから一塁への送球を焦った浅村がとんでもなく高い球で悪送球。打者走者はアウトに出来なかったとしても、2塁にまで進めてしまう悪送球はいけません。


2つ目はその直後。浅村のミスで2塁走者を残し、続く宮崎が三塁線へのゴロを放ったものの、ヘルマンがはじき、その間に2塁走者が生還。2回の1失点は無駄な失点でした。


3つ目は8回表1死1,3塁でバルディリスが放ったレフトフライ。やや浅めの打球だったため刺せなくもなかったのですが、中継にショート・鬼崎をはさんで本塁へ送球。正確な送球でなければアウトにするのは厳しいタイミング。本塁への返球が本塁ベース前でショートバウンドしたため、バックネット方向へ転がりその間に1塁走者(同点の走者)が2塁へ進塁。後続を抑えたので同点に追いつかれることはなかったものの、2点リードという場面を考えると無理に本塁へ送球しなくても良かった場面でした。


草野球レベルのミスもあったものの、何とか勝利。今、ヤフードームでの試合(ホークスvs.ファイターズ)を見ながらこれを書いているのですが、どっちを応援していいのか…?


今日は台風接近が予想される状況としては、よく客が入っていました。ただ鉄道の運行状況が気になり、試合の終盤では試合終了を待たずにドームを後にする人が、試合展開の割には多かった気がします。


ちなみに私は、ドームを出て球場前の駅に向かうまでには雨に降られましたが、地元の駅から自宅まではほとんど降られず。試合も2時間45分程度で終わってくれて、しかも勝てて良かったです。いつも通り試合後の二次会に参加していたら、横なぐりの風雨に遭遇してました、きっと。


今日のヒーローは、3回の勝ち越し2塁打を含む3安打猛打賞の秋山選手!





試合前には、ライオンズで長い間3塁コーチを務められていた伊原春樹さんがトークショーに登場。選手個々のプレーに対しては意外にも甘口?の発言が目立ちましたが、ユニフォームの着こなしの話になると急に熱くなり辛口コメントに…