9回に追いつき引き分けるも自力CS進出可能性消滅


本日のライオンズ戦の結果(西武ドーム)の結果


vs.福岡ソフトバンクホークス戦第24回戦 ライオンズ5勝15敗4分


試合開始:13:01 試合終了:16:47 試合時間:3時間46分 観衆:33,916人


Lions 4―4 Hawks 【9回終了時点規定により引き分け】


【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(H)攝津(5 1/3)〜森福(2/3)〜ファルケンボーグ(1)〜ブラゾバン(1)〜馬原(1)
(L)涌井(5 2/3)〜星野(1/3)〜岡本篤(1)〜グラマン(1)〜ミンチェ(1)


本塁打 なし


CSへの自力進出の可能性を消さないためにも、今日も絶対に勝たなくてはいけなかった試合。


2回に先制点を許す。1死1塁で福田の一ゴロの場面、危なっかしい送球だったが1塁走者を2塁で殺し、2死1塁にした。しかし、先発投手がここで1塁への牽制悪送球を犯し、1塁走者を2塁に進めてしまった後、適時打を許して失点。2塁に進んでいなければ失点にはなっていなかった。


4回、5回に1点ずつ取って逆転はしたものの、4回は1−1になった後の1死3塁で、一気に逆転まで持っていけなかったのが悔やまれる。5回はクリ(栗山)の適時打の後、タクヤ(原)の犠打、ナカジ(中島)右飛で2死2塁。おかわり(中村)が敬遠されて、ホセ(フェルナンデス)勝負で3点目が取れず。それにしても、ホークスは優勝決めた後もこれでもかというくらい手を抜きません。優勝決めたチームがその後の消化試合で、試合中盤で敬遠するなんて見たことない。


5回で2−1。このまま逃げ切れるとは思いませんでしたが、6回にあっさり逆転されるなんて夢にも思いませんでした。1死1,2塁で下位打線を迎える場面。福田、明石に連続適時打を許して一気に3失点。リードを吐き出すどころか2点ビハインドに。同点で止まるならまだしも、明石に打たれた一打は余計でした。味方が点をくれた次のイニングに失点。結局、6回を投げ切ることが出来ずに4失点。ライオンズのエースなんて口が裂けても言えません。


ホークスは普段より1イニング早く勝利の方程式リレーに入り、6回途中から森福、7回にファルケンボーグ。8回は誰が出るの?と思い、1塁側のブルペン投球を確認しながら試合を見ていたら、やはりブラゾバン。制球があまり良くないので、四球1つくらいは選べるだろうと思っていたら、三者凡退。


一方のライオンズは、先発のワク(涌井)が降板後は、星野〜岡本篤〜グラマン〜ミンチェと無安打リレー。中継ぎ陣の踏ん張りで、ライオンズに流れが来てもおかしくない展開にはなっていた。


9回裏、ホークス抑えの馬原から秋山、クリの連打で無死1,2塁。ここで攻撃面での?が。続くタクヤ送りバントの指示。2−4の2点ビハインド、3時間半ルールにより9回裏でゲーム終了の展開。ライオンズは引き分けでは自力CS進出の可能性が消えてしまうので、9回裏だけで3得点が必要。送りバントで2,3塁に送って、3番、4番でつないでさらに走者を出して…というシナリオを描いていたように思えなくもないが、ベンチは「引き分けでは自力CS進出の可能性が消えてしまうから、3点取ってサヨナラ勝ちしないとダメ」という状況判断が出来ていたのでしょうか。大いに疑問が残りました。


結局、ナカジの適時打に、ホセのレフト線2塁打で4−4に追いついて終了。引き分けで終わりました。


引き分けじゃダメということを理解できている人が少なかったですね、悲しいですが。場内DJが、
「執念で引き分けに持ち込みました。引き分けたチームに拍手?」とかほざいてましたっけ? 昨年だったか、優勝マジック絡みでヒーローインタビューでぬかした人が、その後インタビューアーとして出てこなくなりましたが、今日の場内DJも同レベルでしたね。10月18日の最終戦はどうなるのでしょう?


今日を終わった時点で状況を整理すると、


ライオンズは1敗または2分けの場合は、可能性ゼロ。


・1勝1分け(68勝67敗9分)の場合、オリックス●(69勝68敗7分)の場合のみ


・2勝(69勝67敗8分)の場合、オリックス△(69勝67敗8分)または●の場合 


ライオンズがCSに進出になります。


明日はウチが帆足、向こう(マリーンズ)が成瀬の予告先発。明後日のことを考えるより、まずは明日勝つことだけ考えろ! 先の先のことを考えて良いことなんかない。


明日勝って、CS進出の可能性を残した状態で、所沢に戻ってこい。そうしたら、最後まで諦めない熱いファンどもが西武ドームで待ってくれているぞ、きっと。


9月21日のファイターズ戦@西武ドームが台風で中止にならなければ、今日がレギュラーシーズン本拠地最終戦になるはずでした。そういうこともあって、前々からチケットの売れ行きが良かったのですが、3位争いの展開がこういうことになってしまったので、満員御礼になってしまいました。


ホークス相手にライオンズ応援席をライトスタンドセンター寄りに設置するのはいかがなものかと思いましたが、ホークスファンはライト外野半分と、内野自由の外野寄り3ブロック位に固まり、あとは残りの1塁側にポツポツという感じでした。ホークス相手の割には、ライオンズ色でそれなりに染められたかなぁとは思います。あとは、グラウンドで選手たちがもうひと暴れしてくれたら良かったですが。


今日は10時10分頃に西武球場前駅に到着しましたが、3塁側の入場列は駅前を通り越してファミマへ向かう途中のトイレ付近まで行っていました。1塁側の列はドームのテニスコート入口付近まで行ってましたかね。




CS進出は他力本願にはなってしまいますが、


最後まで緊張感を持って諦めずに戦え! 


シーズン勝率は5割より上(貯金を持って)で終わろう!


終戦のことに関して、こんな記事を見つけました。タイトルにこだわる選手、首脳陣が多い中、こういう選手は珍しいですね。防御率のタイトルは複数回獲っていますが、最多勝のタイトルはまだ獲っていなかったはずでは。最多勝と無縁のまま、海を渡ってしまうのか…?? 最終戦投げさせないのなら、なぜ佑ちゃんを抹消してしまった??(中5日で最終戦に投げられたはずなのに…)


試合前には、ジョージア魂賞受賞で西口投手が表彰されました。シーズン前半は昨年まで同様に厳しい状況でしたが、球宴後は負けがついたのがわずか1回。7勝をあげ、勝敗がつかなかった登板の時も勝ちに等しい内容が続きました。今年に関しては、チーム最年長投手が「エース」です。