両軍譲らず2試合連続の引き分け


本日のライオンズ戦の結果(西武ドーム)の結果


vs.福岡ソフトバンクホークス戦第13回戦 ライオンズ2勝9敗2分


試合開始:18:01 試合終了:21:36 試合時間:3時間35分 観衆:24,416人


Lions 1―1 Hawks 【延長10回規定により引き分け】


【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(H)杉内(9)〜藤田(1/3)〜吉川(2/3)
(L)西口(7)〜松永(1/3)〜ミンチェ(2/3)〜牧田(1)〜星野(1/3)〜木村(2/3)


本塁打 なし


先発の西口が先週の登板に引き続いて好投。7回まで被安打4(うち内野安打2本)に抑えて1失点。6回に内野ゴロで1点をとられたが、ホークス打線を最小失点に抑え、上出来のピッチングだった。
火曜日に投げる投手も、この生え抜きベテラン投手を見習って欲しいけど…


2番手以降も小刻みに5投手をつないで何とか無失点に抑えた。左のワンポイントで投入した松永、星野が珍しく2人ともきっちり仕事をした。唯一心配なのが、前日2イニングを投げて、今日も連投になった牧田。内川、松中をあっさり抑えたものの、松田に粘られて四球を選ばれ、さらにボークで得点圏に進めるなど苦労していた。アップアップに近いようにも見えたので、もし今日と同じような状況で明日も登板になったらかなり心配。


ライオンズの投手継投に比べて、ホークスの継投は随分と余裕を感じた。杉内が粘って9回まで投げ抜いたのもあるけど、延長10回ラスト1イニングという所で、森福&金澤(現状の勝ちパターン)を投入せず、藤田&吉川で逃げ切られた。ライオンズにとってはサヨナラ勝ちするチャンスだったのだけど。
ホークス先発の杉内を9回まで投げさせてしまったのは、ライオンズ打線の粘りが足りなかったから。もっとファウルで粘ったり、球数を多く投げさせるようなバッティングをチーム全体で心がけて欲しかった。相手の中継ぎが何人か抜けているのだから、先発を少しでも早く下ろせれば、終盤での得点チャンスは普段の対戦より高いはずなのに。2試合目のマルハーンに期待したのだけど、3打席目で何とか四球を選べたものの、杉内のストレートには全くついていけなかった。


ホークス戦2試合連続の引き分け。思い出すのが3年前、アジアNo.1まで駆け上がった年の8月下旬、福岡での3連戦を価値ある3引き分けで乗り切って、リーグ優勝を手繰り寄せた。今回は3年前とは真逆で、借金を多く抱えて、引き分けが負けに等しくなる状況。明日こそ決着をつけて、5月15日以来のホークス戦での勝利を果たしたい。


ちなみに、今年のホークス戦は2勝9敗2分と負けが大きく先行しているが、2勝はいずれもホークス先発が攝津だった試合。ホークス戦今季3勝目もやはり攝津相手になるのか…?