猛打に足を絡めた攻撃で2桁得点の圧勝!

本日のライオンズ戦の結果(西武ドーム)の結果


vs.福岡ソフトバンクホークス戦第14回戦 ライオンズ7勝6敗1分


試合開始:18:00 試合終了:21:17 試合時間:3時間17分 観衆:28,911


Lions 12―3 Hawks


【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(H)ホールトン(4 1/3)〜三瀬(2/3)〜柳瀬(1)〜大場(2)
(L)岸(7)〜松永(1)〜藤田(1)


勝利投手:岸11勝1敗  敗戦投手:ホールトン8勝5敗


本塁打 
(H)川崎3号ソロ(岸)
(L)後藤3号3ラン、中村34号2ラン(ホールトン)、上本3号2ラン(大場)


初回からヤス(片岡)とクリ(栗山)の盗塁が決まるなど、足を絡めた攻撃で1点を先制し、直後に後藤の3ランにより初回だけで4点を先制。この4点で試合の流れが序盤からライオンズ側に傾いた。


先発の岸は、前回(7/20)西武ドームで見た時に比べて、ストレートのキレが桁違いに良かった。カーブでも空振りをとることができ、効果的だった。8番の小斉に第2打席、第3打席にかなり粘られたこともあり、球数が増えた関係で7回での降板になってしまったが、内容的にはほぼ完璧な内容だった。


打線も久々に大爆発した。初回の4点の後なかなか追加点を取れなかったけれど、5回にナカジ(中島)の左中間への2塁打とおかわり(中村)の一発で一気に3点を追加。6回以降も中継ぎ投手に襲いかかり、ホークスのエラーやバッテリーミスに助けられて、着々と得点を重ねることが出来た。


ホークスは、木曜日に先発した大場を7回から登板させた。銀(銀仁朗)の左中間2塁打に、代打・上本のプロ3本目の本塁打で3点を奪ったわけだけど、制球はバラバラだし、ストレートは詰まりながらでも外野まで持っていかれるキレのなさ。よそ様のチームの事情は良く分からないけど、先発投手には苦労しているみたいだな。それにしても、俺って上本のホームランと縁があるような・・・ Kスタでのプロ初も見たし。


逆にウチは中継ぎが心配。今日も岸が降板した後、8回に松永、9回に太陽が登板したけれど、いずれも1失点。特に松永はストライクが全く入らなくなったシーンもあり、大量リードでの登板ではあり得ないような内容だった。三井の代わりに再昇格してきたわけだから、与えられた場面でしっかり仕事をしてもらわないと。


昨日の嫌な負け方を、今日の猛打で振り払って、1勝1敗のタイ。当然明日も勝って2位・ホークスとのゲーム差を詰めなければいけないのだけど、相手の先発が杉内。今日のホールトンに続いて、ホークス先発陣のエースクラスとの対戦になる。レギュラーシーズンの順位うんぬんもあるけれど、その先での対戦の可能性を考えて、攻略しておきたい。


一方のライオンズの先発は先日上がってきたばかりのルーキー・野上。初先発ではないけれど、ある程度の失点は覚悟しておかないと。今日みたいに序盤から打線爆発という展開になると理想的なのだけど。明日はロングリリーフ要員として待機している大沼の出番が久々にありそう。


バックネット裏の上部にあるリボンビジョン。今まで試合中にまともに(試合の流れに沿った形で)使われているのを見たことがなかったのだけど、スタメン発表時及び打席への入場時に、各選手の背番号と名前、さらに右端には目の部分のアップが表示されるのを初めてみた。どうやらこのカードからのようなのだけど、少しは進歩したかなという感じ。マリンスタジアムのように派手にやるのは難しいとは思うけど、まだまだ改善の余地ありといった印象を受けました。


ヒーローは、初回に3ランを放った後藤選手と、


4安打の大活躍、栗山選手!


の2人でした。