ホークス戦ホーム5連敗、3年連続負け越し決定


本日のライオンズ戦の結果(西武ドーム)の結果


vs.福岡ソフトバンクホークス戦第18回戦 ライオンズ5勝13敗


試合開始:17:02 試合終了:20:32 試合時間:3時間30分 観衆:23,911


ライオンズ 2―5 ホークス 


【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(Sh)バリオス(5)〜千賀(1)〜ファルケンボーグ(1)〜柳瀬(1)〜五十嵐(1)
(L)野上(3 2/3)〜岡本洋(3 1/3)〜ウィリアムス(1)〜サファテ(1)


勝利投手:バリオス2勝  セーブ:五十嵐1勝2敗7S  敗戦投手:野上8勝4敗


本塁打(Sh)松田18号3ラン(野上)


今朝、昨日の夜にNHK総合で放送していた「ヒーローたちの名勝負(1987年の日本シリーズ第6戦での伝説の走塁を取り上げた番組)」を見てから球場入りした。あの時代は相手チームの分析、そしてライオンズの個々の選手のプレー1つ1つが緻密で、出来て当たり前のことが当たり前に出来るチームだった。それと比べて、四半世紀経った今のライオンズの体たらくぶりは…


今日もヘルマンの三盗をクリ(栗山)の犠飛で生かして先制したはいいものの、すぐに同点に追いつかれ、3回には昨日完全にブレーキだった松田を目覚めさせるような3ランを浴びて、勝ち越しを許す。


ただでさえ苦手意識を持っている相手に3点も先を越されると、もう打つ手なし。勝ち越された直後の3回、そして5回は共に1番のヘルマンから始まる打順で、追い上げるにはもってこいのイニングだったのに、結局3回のクリの適時2塁打による1点のみ。1点差を詰めたと思ったら、またすぐに失点。これでは、ライオンズに流れは来るはずがない。


7回以降は、ホークスの勝ちパターン投手陣にあっさりと抑えられる始末。ライオンズの打順に合わせるように、6回に千賀、7回にファルケンボーグを投入と、このクラスの中継ぎを前倒しで投入できるのがホークスの強み。こんなにあっさり抑えられちゃいかんのに、ライオンズ打線。


初物となったバリオス相手にどう仕掛けるのかと思ったら、先頭のヘルマン出塁後、定石通り直人(渡辺直)で送り、1死2塁からヘルマンが三盗を敢行し完璧に成功。バリオスはクイックに難のある投手、一方制球力はそこそこある投手なので、足の使える選手が出塁した時にはどんどんかき回せば崩せると思っていたが、初回のヘルマンの三盗以外になかなか仕掛けられる場面がなかった。結局5回までに2得点しか取れずに、勝ち逃げさせる結果に。もっと苦しめられたはず。


ライオンズは打順のやり繰りにも苦労している。ここ最近一塁スタメンだった上本が打で精彩を欠いているので、今日はスピリーが一塁スタメン。上本よりは多少ましかなというレベル。せっかく金子が復帰したのだから、二塁・金子、そして浅村を本来の一塁に戻してあげるべきだったのでは。浅村の打率が最近やや下がり気味だけど、守備位置の影響は間違いなくあると思う。


気が付いてみたら、2位のマリーンズとの差は3.5とあまり変わっていないが、ふと下をみると、5位のファイターズが0.5ゲーム差で迫ってきている。この3日間で、イーグルスの1位抜けが見えてきた感じがするから、残り2枠を4チームで争うことになりそう。


火曜からの札幌でのファイターズ戦。相手ローテが木佐貫武田勝、ウルフと完全表ローテなのがしんどい。ウチは岸を火曜に回したので、岸→十亀→?という感じか。岡本洋介をどの日に先発させるかと思いきや、今日中継ぎで41球放らせたので、次の週末のオリックス戦に回るのか。そうすると、先週までの西口枠は誰になるのだろう??


8月のホークス戦は8試合で1勝7敗。結局、福岡で岸を先発したあの試合だけなのか勝ったのは。


ホームでホークス戦5連敗。7回、8回のライオンズの攻撃が終わると、お決まりのようにこうした光景が見られるのですよ、3塁内野の中央通路では。



3塁ベンチからこの光景が見えるかはわかりませんが、


是非首脳陣、選手達にはこれが何を意味しているのかじっくり考え、胸の内に秘めて戦ってもらいたいものです。