最終戦でCS出場権獲得! 次なる戦いの場は札幌!

昨日(10/18)のライオンズ戦の結果(西武ドーム)の結果


vs.北海道日本ハムファイターズ戦第24回戦 ライオンズ11勝12敗1分


試合開始:18:00 試合終了:20:33 試合時間:2時間33分 観衆:33,913人


Lions 4―3 Fighters


【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(F)吉川(7)〜榊原(1)
(L)西口(8)〜牧田(1)


勝利投手:西口11勝7敗  セーブ:牧田5勝7敗22S  敗戦投手:吉川5敗


本塁打
(L)中村48号2ラン、フェルナンデス17号2ラン(吉川)


「3位でCSへ キセキは起こるためにアル!」 が、


「3位でCSへ キセキは起こるためにアッタ!」 になりました!!



今日は仕事のため、開門から行ける仲間に中での場所取りをお願いし、自分は2回表途中から参戦。初回のおかわり(中村)の先制2ランは、ドームへ向かう狭山線内で知りました。(ホークス先制の情報も同じく) 映像で見たらかなりデカい当たりだったので、生で見たかったというのはありましたが、今日はそれ以上に見たいシーンが最後に見られることを信じ、2点先制できたことでほっとしていました。


ドームについたら、先発の西口が少しもたつき始め、ファイターズに1点を還され、2回裏も三者凡退。ライオンズがリードを守りに行っているような気がして、流れが悪くなりそうな予感がしました。


それを振り切ったのが3回裏2死から。おかわりがフルカウントから四球を選び、ホセ(フェルナンデス)がこれまたレフトへ完璧な当たりの2ランで4−1に。これで少し落ち着きました。


ライオンズはその後、7回の秋山の好走塁による2塁打1本のみに抑えられました。四球でチャンスを作ったのですが、追加点が取れず。5点目、6点目が取れれば、試合展開としては理想的でした。まぁ、点差が多すぎず、少なすぎない展開だったので、西口さんにとっては投げやすい環境だったかとは思いますが。


前日のマリンでの試合。バントの失敗、守備でのエラー、延長11回のチャンスでの三振と悪いところばかり出たタクヤ(原)が、今日は2つの送りバントをきっちり決めて仕事をしました。アーリー(ワーク)の成果が出たようです。7回にスクイズが決まれば最高でしたが… これから続く大舞台でチャンスが巡ってきた時に決められるように。


8回に失った1点は、内野の中継プレーでの送球が走者に当たり、ベンチに入ってしまったことで失ったものですが、余計な失点でした。1点を争う僅差のゲームでは出てはいけないプレー。3塁まで行かせてしまったのもアレですが、さらにテイク1ベースをやってしまっては…


4−2の2点差で9回、ストッパー・牧田の出番。前日には球数は33球だったものの3イニング登板。いきなり3連打を食らい、いつもと違って球が来てないのかなと感じました。ホフパワーがレフトに浅いフライを打ち上げて、1死満塁。ここでセンターを守る優秀なルーキー選手が、2011年のライオンズの順位を左右する超ビッグプレーを見せてくれました。代打・糸井の右中間を破りそうな打球をギリギリの所でダイビングキャッチ。犠飛になって3塁走者は還してしまいましたが、捕球して右中間を抜かせなかったのはさすがです。脚力があって、強肩、センターを守らせるのにふさわしい選手を昨年のドラフトで採れていて良かったなと思った瞬間でした。


最後は代打・今浪をレフトフライに打ち取って4−3の1点差でゲームセット。1つ勝つことの難しさをすごく感じさせられたレギュラーシーズン最終戦でした。


「死にそうだった。今までの野球人生の中で一番きつかった。」と牧田が試合後にこぼしたそうですが、同点にまでさせなかったのは、守備で好プレーをしたルーキー・秋山ともどもさすがです。交流戦明けからのストッパー転向で22セーブ。失敗したことも何度かありましたが、贔屓目を抜きにしても、新人王を受賞するには十分すぎる成績です。


この時点では、まだパリーグの3位と4位は決まっていなかったのですが、もう既に泣いている人が周りにチラホラ。オリックスが1−4で負けていることは知っていましたが、


「まだ札幌行きは決まってねぇ〜ぞ。泣くんだったら決まってから。今はガマン×2。」

 
こらえていましたよ。





試合終了後、西武ドームでのレギュラーシーズン最終戦セレモニーではなく、Lビジョンで京セラのオリックスvs.ホークス戦を流してくれました。これだけ多くの客が入る中、Lビジョンを使って試合を中継するのは初めてでしょう。2008年の日本シリーズ第7戦でPVをやりましたが、ここまでは人が入ってないですし。


もちろんホークスを応援しました。ホークスに「死んでも勝ってもらいたい!」と思って応援してしまったことは生まれて初めてでした。ホークスの投手が1球ストライクをとるたび、1つアウトをとるたびに湧き上がる歓声が尋常じゃありませんでした。


9回裏のオリックスの攻撃。先頭の後藤がライトオーバーのシングルで出塁し、少しヒヤッとしましたが、バルディリスが外野フライに倒れて2アウトになった瞬間、「キセキ」の実現を確信しました。


そして、最後はイスンヨプが一ゴロに倒れて、オリックス敗戦。これにより、ライオンズが大逆転でのCS進出を決めました!! こちらの試合が終わって30分以上経過していたので、思っていたほど涙は出なかったのですが、逆に京セラが先に終わり、西武ドームの試合終了の瞬間にCS進出決定!となっていれば、瞳にワイパーがあっても全く効かないような状況になっていたかも…


これで2011年の公式戦、145試合目と146試合目までは確実に出来ることになりました。シーズンでの貯金はわずかに1、1位と21ゲーム差。CSに出るにふさわしい成績かといえば微妙。ましてや日本シリーズまで行ってしまったら…というのはありますが、制度としてある以上、「CS廃止論」が沸き上がるような下克上の展開に持っていきたい!

 
もちろん、10月29日からの札幌には乗り込む予定。(チケ発売は10/20〜) ダルビッシュ有という超スーパー高い壁を乗り越えて、福岡へ! まず1つ階段を上ることだけ考えて!


10/29は、誰を先発させるのかなぁ。監督が心中してきたあの投手か。


あとは、終戦で今季最多140球を投げ、最多の11三振を奪った最年長投手をどのタイミングで使うのか。楽しみです。

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開門から乗り込んだ仲間に聞いたところ、15:00前の段階で、3塁側の入場列が駅前をはるかに通り過ぎていたとか。自分が到着した時も、3塁側は内外野ともに周回通路に何重にも立ち見の人が群がっていました。レフト外野に入ると、1人入る隙間を作るのがタイヘンなくらい。座った場所もいつもよりはるかに前で、目線にフェンスが被るくらいの位置。最初はいつも位の位置も、どんどん前に詰めていったらこんな場所になったんだとか。試合終盤のライオンズの守備中は、仲間や自分のカバンの上に腰を下ろすような状況でした。


実際に球場にいて、また翌日に試合の録画を見ても感じたのですが、ファンの声量がこれまた今までになかったような大きさ。特に9回2死での「がんばれ×2、牧田!」コールはドームの屋根に跳ね返って物凄いこだましていました。


ライオンズファンもやれば出来るじゃん!! 


いつもとは言わなくても、開幕戦とかGWとか、今日みたいなシチュエーションとか、その先のもっとビッグゲームとか、区切りの試合でこれくらい出来れば、何とか他チームに対抗できそう。




CSの1stステージは、西武ドームでPVをやるそうです。札幌に行けず自宅で観戦予定だった人は、是非西武ドームへ。札幌へ「魂」を送りましょう!!



↑これは私が作ったゲーフラ

 
残り4試合で自力でのCS進出の可能性が復活。逆転3位を信じ、10/15から掲げ始めたものなのですが、スポーツニュースやライオンズ応援番組、さらには試合の中継で、何度もデカデカと映していただきました。レギュラーシーズン最終戦セレモニーで流れるシーズン振り返りの映像にも取り上げられているとは思いませんでした。


ゲーフラのフレーズの通り、キセキを実現できて最高!


そして、


ライオンズにとってのキセキはまだまだ続く… (はず)