ルーキー・牧田がストッパーで初登板し、プロ初セーブ


本日のライオンズ戦の結果(西武ドーム)の結果


vs.東北楽天ゴールデンイーグルス戦第7回戦 ライオンズ5勝2敗


試合開始:13:00 試合終了:16:01 試合時間:3時間01分 観衆:25,033人


Lions 5―4 Eagles


【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(E)川井(2 1/3)〜川岸(1 2/3)〜小山(1 2/3)〜有銘(1/3)〜青山(2)
(L)石井一(6)〜江草(1)〜ミンチェ(1)〜牧田(1)


勝利投手:石井一3勝3敗  セーブ:牧田2勝4敗1S  敗戦投手:小山3勝2敗


本塁打
(E)ガルシア2号2ラン(石井一)


3回にルイーズの適時打で先制点を許した後、熊代のフライ落球で計2失点。しかし相手の先発投手が昨日とは違ったので、打ち合いでOKと思った。直後にクリ(栗山)のセンターオーバー2塁打で1点を還し、後藤の適時打で同点。実はこの2本の適時打の間、ホセの一塁線上への飛球がガルシアと高須の連係ミスでヒットになったのが大きかった。序盤のお互いの得点はミス絡みが1点ずつ。


先発の石井一は3回にバタついて2点を失ったものの、中盤は4回に遊ゴロ併殺を取った所から見違えるような投球になった。6回2死まではスムーズに抑えたが、3回裏に守備でミスをした高須とガルシアにそれぞれヒットと2ランを許し、勝ち越し点を奪われた。6回を投げ切った所で降板。このままなら負け投手、同点に追いつけば負けが消え、6回裏で逆転すれば勝利投手の権利がつく…


6回裏2死1、2塁でヤス(片岡)が何でもない遊ゴロ。またチャンスで打てずにチェンジかと思いきや、送球エラーで1点を還す。さらに、ナカジ(中島)がライトオーバーのフェン直2塁打で逆転。3回、6回と点が入ったが、入り方はどうあれ、点を取られた後にすぐに追いつき、追い越せたのは良かった。


終盤、7回以降はリリーフ陣が安定した投球を見せてくれた。2番手・江草のストレートは抜群、3番手のミンチェ(許銘傑)は先頭のカズオ(松井)に2ボールナッシングになった時は心配したけど、あっさりと三者凡退。9回はストッパー転向の牧田が9球で三者凡退に片づけて、1点差を守り切って終了。牧田は(西武ドームで初の)ヒーローインタビューを受けていたけど、発言がルーキーのしゃべる内容じゃない。単なる自信過剰ではなく、結果を出した上で話しているので…



明日はイーグルスとの4連戦の最終戦。勝って4連戦3勝1敗で終わるか、負けて2勝2敗で終わるかでは全然違う。久々に平野が先発するけれど、雄星が先発した時にロングリリーフして今季初勝利をあげた時のように1イニングずつきっちり抑えてもらえれば。明日は今季先発初勝利で2勝目を!


ヒーローは勝ち越し適時打の中島選手と、ストッパーとして初登板し、プロ初セーブをあげた牧田投手。




試合後のグラウンドでは、7月9日から始まるライオンズクラシック2011のユニフォームお披露目が行われた。