9回フェルナンデス同点2ランに浅村のサヨナラ3ラン


本日のライオンズ戦の結果(県営大宮公園野球場)の結果


vs.東北楽天ゴールデンイーグルス戦第5回戦 ライオンズ4勝1敗


試合開始:18:00 試合終了:21:24 試合時間:3時間24分 観衆:20,338人


Lions 7×―4 Eagles


【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(E)ヒメネス(4 1/3)〜川岸(1 1/3)〜有銘(1/3)〜小山(1)〜美馬(1)〜スパイアー(2/3)
(L)帆足(4)〜藤原(1 2/3)〜松永(1 1/3)〜藤田(1)〜グラマン(1)


勝利投手:グラマン2勝1敗1S  敗戦投手:スパイアー1勝2敗7S


本塁打
(L)フェルナンデス8号2ラン、浅村4号3ラン(スパイアー)


交流戦明けの初戦は2005年以降6戦6勝、先発の帆足は昨年までの6年間でイーグルス戦はわずかに1敗。負ける要素はほとんどない試合だったはず…


初回から満塁のチャンスを逃す拙攻。直後の2回に先発の帆足が死球を挟んで4連打を浴びて、さらに押し出し死球で計3失点。帆足は肘痛で約20日ぶりの登板だったけど、こわごわ投げている感じで、球が軽い印象を受けた。


攻撃陣は走塁ミスをはじめ拙攻を繰り返したが、守備面では帆足降板以降全く点を許さなかったのが、最終回の"ミラクル"逆転劇につながったと思う。4回2死2、3塁からカズオ(松井)のレフト前ヒットで2塁走者をホームで刺し、5点目を失わなかったのが大きかった。浅村のレフトからのダイレクト返球は素晴らしかった。


打順を大きく入れ替えた交流戦明け初戦。入れ替えが功を奏したかはわからない。9回の逆転劇だけではまだ判断できないのではないか。5番に入れたクリ(栗山)が4四球を選び、完全にチャンスメーカーになっていた。後ろの打者の調子がさらに上がってくれば、打てるチャンスが増えてくると思うが…


最終回は、ライオンズの勝率が高い大宮ならではの逆転劇だったか。西武ドームなら起こり得なかった気がする。ホセ(フェルナンデス)の同点2ランの時点で興奮したけれど、まさかその後も再びチャンスを作って…  相手の監督のブチ切れる様子が目に浮かぶ…


今日は帆足の状態がいまいちで、ずっと追いかける展開だったけど、上位2チームの対戦時には今日のような試合はなかなか出来ない。先発投手はきちんと自分の仕事をする、攻撃ではチャンスを確実にモノにする。相手がエースをぶつけてくる明日もそう。