涌井降板後の中継ぎ陣崩壊で連敗ストップならず


本日のライオンズ戦の結果(西武ドーム)の結果


vs.千葉ロッテマリーンズ戦第4回戦 ライオンズ4敗


試合開始:14:01 試合終了:17:38 試合時間:3時間37分 観衆:33,907人


Lions 5―10 Marines


【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(M)成瀬(6)〜内(1)〜カルロス・ロサ(1)〜薮田(1)
(L)涌井(5 2/3)〜藤田(1/3)〜平野(2)〜星野(1)


勝利投手:成瀬3勝1敗  敗戦投手:藤田2敗


本塁打
(M)井口2号満塁(藤田)、3号3ラン(平野)、里崎1号ソロ(平野)
(L)中島3号2ラン、片岡1号ソロ(成瀬)


1回と2回は両先発投手が抑えたものの、3回にクリ(栗山)のセンター前に落ちるポテンホット(記録は2塁打)で2点を先制し、つづくナカジ(中島)に2ランが4点先制。さらに5回にはヤス(片岡)の今季1号が出て5−1.ここまでは良かったのだが、ワクが降板後に…


ワクは4回まで連打を浴びることなく抑えていたのだが、2ストライクを取ってから粘られて球数が多くなってしまった。5回にはボール球を見極められるようになり、サブローの適時打で1点を許す。6回には併殺打で2死無走者になってから、2本のヒットと内野ゴロエラーでさらに1点を許し、荻野貴を迎えた所で降板。球数と荻野への相性(今日は2安打1四球)を考えて降板させたのだろうが、正直残り3イニングと少々が不安だった。


その不安は的中し、2番手で上がった太陽(藤田)が荻野に対して四球を出して満塁にした後、井口に満塁弾を被弾し、この時点でワクの勝ちが消えた。


逆転を許した後、1点ビハインドのまま終盤の攻撃を迎えられれば何が起こるかわからない展開に出来たのだが、3番手であがった平野が里崎と井口に本塁打を浴びるなど炎上し、試合が壊れてしまった。今のライオンズは、終盤で5点ビハインドになんかなってしまうと、逆転はまず無理。


それにしても中継ぎが弱すぎ。「先発投手を降板させてしまえば…」なんて相手チームに思われているくらいですから。中継ぎ陣の結果が悪いのはもちろんのこと、攻めの投球が出来ていない。気持ちの弱いというか優しい投手ばかりで困ったモンです。


5点ビハインドになり、平野に最後まで投げ切らせるという作戦もあったかもしれませんが、今日から1軍合流した星野が最後の1イニングで調整登板。全て右打者相手でしたが、球はけっこうきているように感じました。これが左対左になった時にどうなるか。今日の結果だけでは何とも言えません。


5回までは良い展開だったのに、終わってみると…。連敗を止めることが出来ませんでした。先発が完投するか、あるいはリリーフが投げるイニングが極端に短くなる展開にしないと勝つのは無理な気がします、現状は。


明日はローテの順番入れ替えの関係で、得意の西武ドームで先発機会が回ってきた石井一投手。4月23日に京セラDで連敗を止めたときも彼が7回無失点と好投した試合で、それ以来また連敗が続いています。今回も連敗ストッパーになってもらわないといけないですね。


↓試合開始3時間少々前のドーム前広場。内野がオール指定なので、列は短め。とはいえ、3塁側入場列は駅前までいっていますが…


↓ライオンズフラッグスも入場規制がありました。写真の時点で入店まで30分待ち。


↓こういう動物たちを眺めて、連敗のイライラを解消するしかないんでしょうか?




↓獅子の強さを取り戻すのはいつになるのでしょうか?