1試合で2度のビデオ判定…


本日のライオンズ戦の結果(横浜スタジアム)の結果


交流戦】vs.横浜ベイスターズ戦第2回戦 ライオンズ2勝


試合開始:14:00 試合終了:18:15 試合時間:4時間15分 観衆:19,266人


Baystars 5―6 Lions


【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(L)帆足(5)〜野上(1/3)〜星野(1/3)〜小野寺(1 1/3)〜長田(1)〜シコースキー(1)
(YB)ランドルフ(2 0/3)〜真田(2)〜江尻(2)〜牛田(2)〜山口(1)


勝利投手:長田2勝  セーブ:シコースキー2敗14S  敗戦投手:山口1勝4敗10S


本塁打 
(L)栗山2号2ラン(ランドルフ)、中村11号ソロ(真田), 12号2ラン(江尻)
(YB)金城1号ソロ(野上)


9イニングで終わったのに試合時間は4時間15分。2度の長い中断に1度の短い中断。中断があったおかげもあって、疲れました。


1回裏、内川の右中間へのフェン直の当たりが本塁打ではないかということで、この日1度目のビデオ判定に入った時点で、何やら荒れそうな予感がしたのですが…


その後、5回表にはおかわり君(中村)の打球が、普通に飛んでいけばファウルになる打球が、内野自由席の上空あたりから風に流されて、レフトポールの真上を通過し、レフト上段に着弾するという、アニメチックな飛び方の打球で、この日2度目のビデオ判定。展開的には、これがもしファウル判定されていれば、ヤバかったかもしれません。


僕自身、目の前でビデオ判定を経験したのは初めてで、しかも1試合複数回のビデオ判定もこれまでなかったでしょう。何だかどちらか微妙な判定、審判が自信の持てない判定がことごとくビデオ判定に持ち込まれているような気がして、これじゃ審判を何のために置いているのか分かりません。ビデオ判定乱発する前に、まずは審判を6人制に戻すのが先じゃないかと、今日の試合を見てつくづく思いました。ビデオ判定で試合時間を引き延ばさないためにも。


さて、試合の方ですが… 先発の帆足はコントロールに苦しんで、初回から球数が多くなり、結局5回で降板(直後の攻撃で代打を出されて)となりました。これだけ悪い帆足を見たのは、4月11日の千葉マリン(寝違えて調子を崩した試合)以来ですね。次の登板までにきっちり元に戻してくるとは思いますが。


攻撃では3本の本塁打で5得点に、最終回の久(高山)の適時打による1点の合計6得点。ベイスターズには1本しか本塁打が出ませんでしたが、東京ドーム同様狭い球場なので、投手が大変ですね。ここで、憎きあの球団と十数試合もやらなきゃいけないベイスターズが可哀想です。


最終回に久が適時打を打って勝負が決まりましたが、その前に7回の満塁の場面では凡退していたんですよね。満塁で打てないイメージがまだまだ強いので、この悪いイメージを払拭するようなチャンスに強い打撃を期待しています。


中継ぎが崩れて5−2から5−5に追いつかれ、昨年なら間違いなく逆転負けしていた展開になりましたが、何とか7回・小野寺、8回・長田が踏ん張って、1点リードした9回をブライアンが締めて、厳しい試合をモノにしました。ベイスターズ相手にワク(涌井)と帆足を立てて2連勝というのはある意味予定通りだとは思いますが、今日はかなり痺れる展開になりました。


苦手と言われる交流戦。昨年も6試合を残して優勝すら狙える位置にいましたが、最後に6連敗して勝率5割で終了。今年は同じことにならないように、セリーグ下位チーム相手には取りこぼすことなく勝って行きたいですね。ということは、次の2連戦も落とせません。


↓あと1人で勝利…という所で、ナイター(照明点灯試合)になりました。


ハマスタは今年の開幕に合わせて、スコアボードを改造したようです。(ボールが上、ストライクが下に)


ハマスタの周囲の様子を何枚か…






ハマスタに行くといつも思うのですが、外野はいっぱいなのですが、内野がガラガラなんですよね。1998年、ベイスターズが38年ぶりに日本一に輝いた年(日本シリーズはウチと戦いましたが)、横浜市民の誰も彼もが俄かベイファンとなり、ハマスタを埋め尽くし、球場全体が地鳴りのように響き渡る応援で、日本シリーズの時はライオンズファンを完全アウェーの雰囲気へと追い込むように圧倒したあの応援は、もう戻ってこないのか?! と思うと寂しく思います。