今季初の完封負け。開幕3連戦以来のカード負け越し

本日のライオンズ戦の結果(千葉マリンスタジアム)の結果


vs.千葉ロッテマリーンズ戦第6回戦 ライオンズ2勝4敗


試合開始:13:00 試合終了:16:23 試合時間:3時間23分 観衆:25,985人


Marines 11―0 Lions

【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(L)帆足(2 2/3)〜長田(3 1/3)〜野上(1)〜山本(1/3)〜宮田(2/3)
(M)小野(7)〜薮田(1)〜小林宏(1)


勝利投手:小野2勝  敗戦投手:帆足1勝2敗


本塁打 
(M)今江1号2ラン(宮田)


昨年の開幕カード以来の千葉マリン参戦。約1年ぶりでした。昨年よりも、海浜幕張駅周辺にハングル文字表記が増えたような?? 4番打者に合わせる必要なんかないんですけどね。


さて試合の方ですが、点は取れなかったものの、8回表までは一応まともな試合展開にはなっていました。それ以降は…


先発の帆足は、初回こそあっさり三者凡退で切り抜けたものの、2回以降は全体に球が上ずり、特に右打者へのインコース攻めが甘く、序盤で捕まってしまいました。今シーズンの過去3試合の投球内容の良さは、今日は残念ながら感じられず。


帆足が3回持たずにKOとなったため、中継ぎを早めに出さざるを得ない展開にはなりましたが、長田、野上が何とか踏ん張って、リードを広げられることなく終盤までもってきました。


打線では、相手先発の小野が7つも四球を与えてくれたにもかかわらず点に全く結び付けられず。打線がつながらないというか、点の取り方が下手というか…。初回の3つの四球での満塁のチャンスの際に先制点が取れなかったために、終始マリーンズのペースになりました。昨日のブラウンの先制2塁打のように一本出ていれば、全然違ったのでしょうが。


5回にも2つの四球と内野安打で満塁のチャンスも、ブラウン凡退で点を還せず。


序盤は各打者が粘って、球数を投げさせていましたが、点差が徐々に開き始めた中盤からは淡泊な打撃が目立ちました。初球打ちでポップフライを上げられると、白けちゃいますね。誰とは言いませんが、今日は複数の打者に見られました。


8回表を終わって0−4と4点ビハインド。8回裏を無難に切り抜ければ、最終回グランドスラムで同点に追いつける点差で、追いつく可能性はなくはない展開だったのですが、その淡い期待も8回裏に見事にぶち壊されました。自分で自分の首を絞めるかのごとく四球を連発し、長短打でどんどん走者を還され… 4番打者が出塁後に代走で送った選手が同じイニングで打席に立つという珍しいシーンも見られてしまいました。


打たれてピンチを招き、打たれまくって大量点取られるなら諦めはつくのですが、四球連発じゃ観ている方がだれちゃいますよ。山本については、自滅で大崩れしたのは今季初めてなので、まだもしかすると一度リベンジのチャンスが与えられるかもしれません。ある投手コーチは、「中継ぎに左投手を2人置きたい」と言っているようですが、適任者がいないなら左1枚(星野)になっても仕方ないでしょう。まともにストライク取れて、ちゃんとというかある程度抑えられる投手を置いた方が戦う上でも当然いいでしょうし。


それにしても、8回裏の2人の投手のコントロールはひどかったなぁ。捕手もリードなんかあったもんじゃないですね。投球を捕球するだけで頭がいっぱいになるほどの酷さでしたから。


ただの完封負けならいざ知らず、8回終了時点で10点差以上のコールド負け(←プロではこの制度はないですが)という悪いおまけまでつきました。この3連戦、ワク(涌井)と帆足で落としながらも3タテ食らわずに良かったです。マリーンズ相手には今年も苦労しそうです。


最後に野手の守備について。外野の守備については、いろんな所で悪いことが書かれていますが、今日だけで言うと、ナカジ(中島)が捕球した後にきちんと握れずに送球タイミングが遅れるプレーが確認できた限りで3回ありました。素早く送球していればアウトに出来ただろうプレーもあっただけに残念です。一方で、三遊間へのゴロをジャンピングスローで一塁アウトにしたビッグプレーもありましたが。


今日の参戦で、2002年以降9年連続で千葉マリン現地参戦を達成。この9年間で計13回参戦したのですが、勝ったのが僅か3回のみ。過去には8−1から逆転サヨナラ負けを食らったこともありました。私にとってはマリンは鬼門のままです…


試合前スコアボード


今日のスタメン


スタジアム正面周辺