先発・涌井が160球完投でリーグ単独トップの16勝目!


本日のライオンズ戦(クリネックススタジアム宮城)の結果


vs.東北楽天ゴールデンイーグルス戦第24回戦 ライオンズ12勝12敗


試合開始:14:00 試合終了:17:04 試合時間:3時間04分 観衆:20,480人


Eagles  2―6  Lions


【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(L)涌井(9)
(E)ラズナー(5 0/3)〜長谷部(2 1/3)〜川岸(0/3)〜有銘(1 2/3)


勝利投手:涌井16勝6敗  敗戦投手:ラズナー4勝6敗


本塁打
(L)中村46号2ラン、中島22号2ラン(ラズナー)
(E)山崎武39号ソロ(涌井)


昨日の負けでAクラスの可能性が消え、目指すものは個人タイトルだけになってしまった。今日は何が何でもワク(涌井)へ16勝目をつけ、最多勝タイトルに近づけるよう、野手に頑張ってもらいたい試合だった。


初回にナカジ(中島)の併殺打でチャンスが潰れかけた直後に出た、おかわり(中村)の先制2ランで、少し余裕が出来た。初回に4安打で2点を取った後、3イニング三者凡退が続いた後、5回に今度は初回に併殺を打ってしまったナカジがライトポール際へ2ラン。毎回のようにヒットを打たれ、流れが相手に行きかけた場面での、突き放す本塁打は大きかった。4−1でもワクなら十分な点差だとは思ったが、8回にショウゴ(赤田)の適時打で駄目押し。先制点、中押し点、駄目押し点と、理想的な点数の取り方ができた試合だった。


昨日の帆足と違って、今日のワクは低めに球が集まっていたから、ヒヤッとする打球もあったものの、フェンスオーバーされたのは山崎武にバックスクリーンに放り込まれた1本だけだった。きちんと厳しいコースに投げられてさえいれば、昨日の帆足もそうだけど、そんなに簡単には打たれないはずだけど。


昨日、今日とチケットが完売ながら、昨日イーグルスのCS初進出が決まってしまい、客の入りはどうなるかなぁと思っていたけれど、ライト側の入場ゲートに並ぶ列の長さや、スタンドの客の入り方には前日と大差なかった。ライオンズファンも、今日が今季生で観られる最終戦という人も多かったようで、昨日とほぼ同じ人数が来ていた。順位は決まってしまっても、最後まで応援できる限り現地で応援するのは、ライオンズに対して本当の愛情を持った人たち。現地のライオンズファンもいるだろうけど、多くは関東からの遠征組と思われる。勝っても負けても順位は変わるわけではないけど、たくさんのファンがわざわざ遠征してまで応援に来ている。選手達は感謝の気持ちを持って戦わないと。


応援団のある方が話していたけれど、CS進出がなくなったライオンズにとって、そして応援するファンにとっては今日が来シーズンに向けてのスタートとなる試合だった。
その意味で幸先良く勝てて良かった。オフの間も目的意識を持って身体を動かし、来シーズンにつなげてもらいたいと思う。


今年はCSに出られないので、次にライオンズの試合を観るのは来年になります。


今季はレギュラーシーズン144試合のうち37試合を現地応援し、

19勝16敗2分の貯金3つで終了。


札幌には3連戦1回、仙台には2連戦2回と、遠征には計3回出ました。最後の仙台はこういう形で迎えることになるとは思ってもいませんでしたが、可能性を断たれるまで応援に加わることができ、結果は残念でしたが悔いなくシーズンを終わることが出来ました。


最後に非常に悔しい思いをして涙を流したことは必ず来シーズンに生かさなければならないし、選手達は必ずそれをプレーで表現してくれると信じています。


1年間お疲れ様でした。上位チームと比べて足りなかった部分は今秋と来春のキャンプで見つめ直し、克服できるように練習を重ね、来年こそは昨年のようにシーズンの最後の最後まで真剣勝負が出来るような年になることを願っています。


最後に、今日Kスタ宮城で撮った写真を並べておきます。



↓両チームのスタメン↓


試合中のスタンドの様子
ライトスタンドのセンター寄りから、レフトスタンド、3塁側スタンド、バックネット裏、1塁側スタンドと順番に。








試合後・・・