終始先行する展開で、九州での連敗を7でストップ!


本日のライオンズ戦の結果(福岡ヤフオクドーム)の結果


vs.福岡ソフトバンクホークス戦第13回戦 ライオンズ5勝8敗


試合開始:13:00 試合終了:15:55 試合時間:2時間55分 観衆:36,203人


ホークス 2―3 ライオンズ 


【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(L)岸(7 2/3)〜増田(1/3)〜涌井(2/3)〜ウィリアムス(1/3)
(Sh)岩嵜(7)〜柳瀬(1)〜森福(2/3)〜千賀(1/3)


勝利投手:岸7勝5敗  セーブ:ウィリアムス1敗3S  敗戦投手:岩嵜1勝3敗2S


本塁打 
(L)浅村19号ソロ、秋山9号ソロ(岩嵜)


今年のライオンズにとって苦手な福岡。初戦と2戦目を落として迎える3戦目。試合前のドームの外は強い雨。この雨が下手するとな○だ雨になりかねない状況だったけど…


先発の岸は特にストレートのキレが良かった。変化球も高めに抜ける球が少なく、全体的にいい出来だったように見えた。2本の長打で2点を奪われたけど、1失点目の松田のレフト線への2塁打は、初戦の延長12回の内川のサヨナラ2塁打とほぼ同じコースへの打球。2失点目の内川の2塁打は、バックスクリーンへ入らなくて良かったという大飛球だった。致命的な失投はこの2球だけだった気がする。


試合展開としては、ライオンズが得点するとホークスが追いつくというのを繰り返す展開。ただ今までと違うのは、追いつかれてもすぐに再び勝ち越し、常にライオンズが先行する展開に出来たこと。ホークスに流れを渡さなかったことが勝因だったと思う。5回の鬼崎のセンター前ヒット、7回に内角低めの投球をライトスタンドへ放り込んだ秋山のソロ本塁打。2人ともお見事。


監督の投手継投にも天晴れ。8回2死2塁で内川を迎える場面で、前日松田に勝ち越し2ランを浴びた増田を投入。前日松田には打たれていたけど、内川は抑えていた。今日も内川には打球を詰まらせて2球で遊ゴロに。近い将来、守護神を任せることになるであろう彼に、厳しい場面を抑えることでリリーフ失敗のイメージを払拭させようとした監督の起用法。増田に「負けん気の強さ」があるから、こういう起用が出来るんだろうな。


9回はワク(涌井)で1イニングだと当然ながら思っていたら、長谷川に2塁打を浴び、ラヘアに打席が回ったところで、左腕のウィリアムスを投入。ワクに対する監督の信頼が完全ではないのか、左投手を投入すれば、ラヘアに代打を出してくれるだろう(相手の監督も左右病だから…)という監督の素晴らしい読みがあったのか、定かではないけど、このリリーフが成功。




今年九州でのホークス戦は今日が8戦目。これまでの7試合は7戦7敗。自分は7敗のうち4敗を現地(鹿児島、熊本、福岡)で見届けていた。


やっと九州で勝てた!


8月に入って遅ればせながら九州での今季初勝利!


個人的には、関東とは一味違った博多の応援スタイルが大好きだし、ライオンズに勝ってもらって、西日本でしか味わえない博多スタイルの(勝利後の)二次会をやりたいという思いで、この3連戦で福岡に乗り込むことを決意。一昨日、昨日と連敗して最悪のシナリオもちらっと頭をよぎったけれど、何はともあれ勝てて良かった。これでライオンズとして九州での変な苦手意識を払拭してもらえれば。


勝利の瞬間、まるで優勝が決まったかのように感激して泣いているファンもいた。自分にとっては単に試合に勝ったということでも嬉しかったのだけど、何より九州在住のライオンズファンに勝利の瞬間を味わってもらえたのが一番嬉しかった。関東で応援する我々は試合に行けば行くほど勝利を目にする可能性は高くなるけど、九州に住んでいる人は現地で見られる試合数が限られているから。


福岡は以前と違ってヒーローインタビューを場内に流してくれるようになったのはいいのだけど、ビジョンにインタビューの映像を何も映さないのは感心できないな。


6番ゲートの外でやっていた5年前とは違って、スタンドの中での二次会。何せ今年初めてなので大いに盛り上がりましたよ。仕切りは、博多激獅会の会長(右)と副会長(左)。




今日の試合前から喉の調子を悪くしていたこの人も途中で呼ばれて登場。


か〜〜っとばせっ か〜〜っとばせっ ○○



ついでにヘルマン先生(ヘルマンが打席に入る時に、手を振りながらヘルマンコールを煽る大先生)もちらっと登場。


〜〜〜〜〜


試合が早く終わったので、そのまま福岡空港へ向かい、かなりゆっくり出来た。早めの夕食も店内に入るまで少し待たされたけど、急かされることなくゆっくり食べられた。博多ラーメンに明太ごはんに餃子。



帰りの飛行機は、折り返して羽田に向かうことになる機体の到着が遅れたため、自動的に出発も遅れることに。結局、20分くらい遅れての出発だったかな。


実は自分の乗った便の直前に出発予定の便(別の航空会社)にライオンズの選手たちが乗るのではないかと思い、たまたま搭乗口が隣だったこともあり、搭乗する前に覗きに行くと、ライオンズの面々がぞろぞろと。