屈辱的な大差で敗れ、終戦… Bクラス確定


本日のライオンズ戦(クリネックススタジアム宮城)の結果


vs.東北楽天ゴールデンイーグルス戦第23回戦 ライオンズ11勝12敗


試合開始:18:00 試合終了:21:17 試合時間:3時間17分 観衆:20,901人


Eagles  14―5  Lions


【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(L)帆足(4 1/3)〜長田(2/3)〜小野寺(1)〜木村(2)
(E)青山(9)


勝利投手:青山3勝4敗5S  敗戦投手:帆足9勝6敗


本塁打
(L)細川4号2ラン、G.G.佐藤25号ソロ、上本4号ソロ(青山)
(E)鉄平11ごう3ラン、草野6号ソロ、山崎武38号3ラン(帆足)、鉄平12号3ラン(長田)、リンデン12号2ラン(木村)


Kスタ宮城のライト外野自由で最後まで見届けました。


先週末に西武ドームで連敗した時のように、また大差で敗れました。イーグルスの勢いが神懸かっているということもあるとは思いますが、力不足であることは認めなくてはいけない事実としてあります。


あまり試合内容には触れたくないですが、月が変わって帆足の投球も別人になってしまいました。初回に2本塁打で4点を取られたものの、中盤に追い上げ、細川の2ランで3−4と1点差まで追い上げた時は行けると思いましたが… 5回裏、ランナーを2人置いて山崎武を打席に迎えた時、嫌な予感がしたら、フルカウントから… 追い上げたのに、すぐに引き離されてしまって、完全に相手に流れが行ってしまいました。


球場にいて、帆足の交代期が遅かったのではと話している人もいましたが、今日に関しては帆足を下ろした時点でほぼ白旗状態でした。中継ぎは…ですからね。2番手の長田なんかはテストの意味も込めての登板だったとは思いますが、結果は出せず。先日、戦力外の第1次リストが発表されましたが、今日みたいな内容ではもしかすると危ないかもしれないですよ。本人はそこまで危機感を感じているかは分かりませんが。


ライオンズの投手陣がイーグルスに打たれたのは5本塁打。最後にリンデンに2ランを打たれて、3−14と11点差がついた時点で、覚悟を決めて我慢できなくなってしまいました。どんなに大差をつけられようと、試合が終わるまでは涙を流すまいと思っていましたが、どうにもこうにもこらえきれず。


最終回にGGと上本のソロで2点を返し、ささいな抵抗は見せましたが、失点があまりに大きすぎました。


試合後、延々とイーグルスの選手のインタビューが行われていました。私は途中で出てきましたが。ファンも選手もイーグルスとしては初めての歓喜の体験で、喜びようというのは尋常ではなかったです。相手チームが喜ぶ姿を、ライオンズの何人の選手が見ていたのか。ちょうどライトスタンドから1塁側のベンチを見ようとすると、フィールドシートのフェンスが邪魔になってよく見えないのですが、試合後にすぐベンチを後にした選手が大半だったように見えました。最後までしっかりと見届けて、目に焼き付けて、悔しい思いを胸に秘めて、秋のキャンプから練習に励んで欲しかったのですがね。


ライトスタンドには、仙台で試合を日常的にやるようになって以来、最多のライオンズファンが今日は押し寄せたのではないでしょうか。ライトスタンドへの入場列の長さからも感じました。大敗で戦いを終え、悔しさと不甲斐なさで涙を流すファンもかなりいました。私もその一人ですが。特に女性のファンは多かったですね。何だか選手よりもファンの方が悔しさを持っているのではないかと疑ってしまいました。試合後、宿舎へ出発前のバスの中で選手がタバコをふかす姿なんかを見てしまうとね。


↓試合開始1時間前のライト外野自由席の様子。両端と中央の上段にイーグルスファンがいましたが、それ以外はライオンズファンが占めていました。


明日からは残り4試合消化試合になります。若くて将来性のある選手を試して欲しい気持ちはありますが、明日はワク(涌井)の最多勝へ近づけるために、野手陣には奮起してもらって援護点をたくさん取ってもらいたいものです。


明日はライオンズファンはどれくらい来るでしょうか。可能性がなくなったチームでも最後まで追っかけ続ける人は本当のファンだと思います。彼らのために、最後まで全力で戦って下さい。お願いします。


2009年10月3日21時16分@Kスタ宮城
目の前で見せつけられた敵チームの歓喜の瞬間
それを目に焼き付けて込み上げた悔しさは
絶対忘れない
来年栄光の瞬間を再び手にしてリベンジを果たすまでは


最後に球場の周りの様子がわかる写真を何枚が添付しておきます。