本日のライオンズ戦(西武ドーム)の結果


vs.オリックスバファローズ戦第9回戦 ライオンズ6勝3敗


試合開始:13:00 試合終了:15:56 試合時間:2時間56分 観衆:16,472人


西武ライオンズ 10―3 オリックスバファローズ


   1 2 3 4 5 6 7 8 9    R H E
Bs 0 0 0 0 0 2 0 0 1    3 9 0
  1 2 0 3 3 0 0 1 ×   10 12 0


【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(Bs)近藤(3 1/3)〜高木(2 1/3)〜ヤング(1/3)〜加藤大(1)〜菊地原(1)
(L)帆足(8)〜岩崎(1)


勝利投手:帆足2勝  敗戦投手:近藤2勝3敗


本塁打
(Bs)ローズ10号2ラン(帆足)
(L)ボカチカ3号2ラン(近藤)、細川3号3ラン(高木)、ボカチカ4号ソロ(菊地原)


【経過】 
初回にライオンズがブラゼル犠飛で先制すると、2回にはボカチカの2ラン、4回にはボカチカと栗山の適時打でオリックス先発の近藤をKO。5回には細川の3ラン、8回にはボカチカの今日2本目の本塁打でダメ押し。オリックスはローズの2ランと最終回の3連打による1点のみに終わった。ライオンズは昨日に続く2桁得点で、オリックスとの3連戦を3連勝で終えた。チームの貯金は今季最大の6に増えた。


【戦評】
昨日、一昨日と点の取り合いになる荒れた展開の試合が続いたので、今日も荒れるかと予想していたけれど、横綱相撲で快勝だったな。


先発の帆足は味方の打線の援護にも恵まれていい投球だった。ストレートは終盤まで球速が落ちず、緩急もうまく交えて抑えていた。イーグルス以外の相手に2年ぶりの勝利らしいんだけど、来週登板予定?のマリーンズや福岡でのホークス戦でも同じような投球が見たいんだけどな。


打線は相変わらず好調で、ここぞという所で一発がうまく飛び出すから大量点になる。昨日は中軸が効果的な一発を打った一方で、今日は8番、9番打者で計3発。特にボカ(ボカチカ)の打棒が素晴らしい。1本目の本塁打は完璧な当たりだったし、4回の適時打の当たりも鋭く強烈な打球で、まるでホームランバッターのような打球だった。体調を崩して2軍落ちした後、打撃の調子が良くなったようで、好調さが1軍復帰後も持続しているようだ。長距離打者タイプではないはずなのだけど、今日の試合での打球スピードだけみると、カブレラの全盛期と遜色ないような気がした。ここ2試合で3発打っているけれど、ストライク・ボールの見極めとコンパクトなスイングを忘れなければ、率もどんどん上がってくると思う。今の状態なら、9番に入っていると「恐怖の9番打者」として相手に脅威を与えられるだろうな。一昨日守備でケガをして登録抹消されたケンタ(松坂)には悪いかもしれないけれど、昨日と今日のボカの活躍は「ケガの功名」なんだよな。


千葉マリンで左手甲に死球を受けてスタメンを外れていたヤス(片岡)が、大量リードの展開で7回に代打として登場。初球を打ち上げて一塁ファールフライ。ケガをした後でも、初球から手を出してポップフライという悪いパターンは変わってないな。この打撃スタイルでは1番打者はムリだな。ヤスの代わりとしてここ数試合はヨシヒト(石井義)が二塁の守備についていたけれど、打撃面はヨシヒトが、守備・走塁面はヤスが明らかにリードしている。今後2人をどのように起用していくのか注目だね。ヨシヒトの打撃も復調してきたので外すのはもったいないし。


オリックスとの3連戦。初戦は序盤のリードを守れずに延長戦でサヨナラ勝ち、昨日(2戦目)はシーソーゲームになりながら最後には逆転で打ち勝った。今日は先発の帆足が頑張って大味な試合になるのを防いだ。帆足が先発ということで、左打者で打撃好調の村松や日高をスタメンから外すという謎のコリンズ采配に助けられた。明後日からは調子が上がってこないホークス3連戦を皮切りに9連戦が始まる。チームは好調だし、ホームで6試合出来るので、貯金を1つでも増やしておきたい。


ヒーローは8回2失点で2勝目をあげた帆足投手と、2本塁打を含む3安打で4打点をあげたボカチカ選手の2人。



↑8回2失点の帆足投手



今日2発のボカチカ選手


ボカチカにはヒーローインタビューで、


「これからもボカスカ打ちます!!」


って日本語でおやじギャグかまして欲しかったな。


あと、打点をあげたイニング直後の「ボカ」コールの時にファンをちょいと焦らし過ぎでは?? 
耳に手を当てたりして、我々ファンの声が届いているのは分かっているんだからさ。


(2008年の観戦成績)


オープン戦      1試合1勝0敗


レギュラーシーズン  6試合4勝2敗