本日のライオンズ戦(クリネックススタジアム宮城)の結果


vs.東北楽天ゴールデンイーグルス戦第19回戦 ライオンズ13勝6敗


試合開始:18:00 試合終了:21:03 試合時間:3時間03分 観衆:17,909人


東北楽天ゴールデンイーグルス 0―12 西武ライオンズ


   1 2 3 4 5 6 7 8 9   R H E
  3 0 0 0 0 0 3 4 2   12 15 0
  0 0 0 0 0 0 0 0 0   0 3 1


【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(L)帆足(9)
(E)片山(1 1/3)〜小山(5 2/3)〜長谷部(2)


勝利投手:帆足11勝5敗  敗戦投手:片山2勝6敗


本塁打
(L)片岡4号3ラン(小山)、中村39号ソロ(長谷部)


【経過】 
初回、ライオンズが江藤の犠飛で先制。中村、高山にも適時打が出て、計3点を奪う。中盤はライオンズ先発の帆足、イーグルスの2番手・小山が踏ん張り、3−0のまま終盤へ。7回表、ライオンズが片岡の3ランで追加点を奪うと、8回に4点、9回に2点を奪って、12−0で快勝。2位・オリックスも敗れ、優勝へのマジックは11となった。


【戦評】
先発の帆足は、初回の3点の援護に助けられ、安定した投球だった。特に中盤の5回までは、ストレートを全く打たせなかった。終盤に大量援護の追加点をもらったものの、緊張感を持った投球で3安打完封。イーグルス打線を完全に封じ、明日の予告先発・岸にいい形でバトンを渡した。


打線は、初回にイーグルス先発の片山の乱調につけこんで3点を先制。片山の自滅からチャンスを作ったけれど、江藤以下の3人がしっかりと得点につなげる仕事をした。


しかし、イーグルスが投手交代して小山に代わってからは、いい打球が野手の正面をつくなどのツキのなさもあり、5回1死まで8人連続で打ち取られた。小山はもともと中継ぎ投手、しかも抑え経験もあるような投手で、長いイニングを投げない。小山が5イニング目に入った7回にライオンズが連打で1死1,3塁のチャンスを作り、ヤス(片岡)の3ランで仕留めて、試合を決めた。


8回から登板した長谷部については目も当てられないような投球で、2イニングで8被安打6失点だった。大量点差があるとはいえ、これだけ打たれ続けても交代してもらえないのはかわいそうだった。自信をなくすと潰れかねない。


中盤前なかなか追加点がとれず重い展開だったが、7回の3ランで吹っ切れたように打線爆発。終わってみたら12得点。この勢いで明日も行って欲しい。予告先発となっている岸には、故郷で好投して欲しい。


今日はKスタ宮城初参戦となったが、予想外の大勝で病みつきになりそう。


ヒーローはもちろん完封勝利の帆足投手!