中継ぎ陣が踏ん張るも、延長11回にサヨナラ負け


本日のライオンズ戦の結果(札幌ドーム)の結果


vs.北海道日本ハムファイターズ戦第5回戦 ライオンズ1勝4敗 


試合開始:14:00 試合終了:18:17 試合時間:4時間17分 観衆:34,711人


Fighters 7×−6 Lions 【延長11回】


【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(L)帆足(4 1/3)〜岩崎(1 2/3)〜岡本慎(1 2/3)〜星野(1/3)〜小野寺(2)〜野上(1/3)〜土肥(1/3)
(F)藤井(5 0/3)〜坂元(1 2/3)〜菊地(1/3)〜林(1 1/3)〜谷元(1 2/3)〜武田久(1)


勝利投手:武田久1勝5S   敗戦投手:野上1敗1S


本塁打
(L)中島1号ソロ、平尾2号ソロ、G.G.佐藤4号ソロ(藤井)、ボカチカ8号ソロ(菊地)


昨日と同様に1点を争う緊迫した展開になり、2試合連続で延長戦にまでもつれこんだ。
先発の帆足は制球に苦しみながらも4回までは何とか1点に抑えたが、今年のこれまでの登板でも見られたように5回に一気に崩された。先頭の大野に内野安打を許し、途中田中賢のバントを挟んで7連打で5点を失った。5回で勝利投手の権利が得られるということで急に投球がおかしくなるような経験の少ない投手ではないはずなのに。開幕時にローテに入っていたワズディンは立ち上がりが特に良くないということで2軍行きになったけれど、帆足も5回で崩れるようであれば、起用方法を考え直す必要があるのかも。


帆足の乱調で一度は逆転を許したが、ボカ(ボカチカ)の2ランで一旦は振り出しに戻した。その後、8回と9回にそれぞれ得点圏まで走者を進めたのだけど、勝ち越すことが出来なかったのが敗因。9回から2イニングの登板となった小野寺も調子が良かっただけに、勝ち越しておけば…


攻撃面については、6点のうち5点が本塁打による得点だったが、ようやくナカジ(中島)にも待望の今季初本塁打が出たし、一時は同点となったボカの2ランも2アウト走者なしからモノにしたもの。つながりに欠ける面はあったが、ファイターズに比べると効率的といえば効率的だった。


ライオンズの先発が帆足ということで、ファイターズは2番に森本、普段は5番の小谷野を4番にあげ、DHに二岡起用と打線をいじくってきたが、森本にはことごとくやられてしまった。(6打数5安打) 明日は平野が先発だけど、起用されるかどうか。DHの二岡については安全パイだった。7回に1死1、2塁のピンチがあったのだけど、あっさり初球を打って遊ゴロ併殺。代打で坪井あたりが出てきたら厄介なことになっていたと思うけれど。


せっかく中継ぎ投手陣が踏ん張ったのに、打線が勝ち越し点を奪えず、延長11回に力尽きた。7投手をつぎ込んで負けてしまったのは痛い。ルーキーの野上にも初の黒星がついてしまったし。


明日は前回のオリックス戦でロングリリーフとして好投した平野が今季初先発となる。制球さえ乱さなければそこそこやってくれそうな気はするが。昨日、今日と4時間オーバーの試合になったが、明日は試合後の東京への移動があるので、3時間くらいでスカッと勝って終わってくれることを希望。