本日のライオンズ戦(西武ドーム)の結果


vs.北海道日本ハムファイターズ戦第15回戦 ライオンズ10勝4敗1分


試合開始:17:01 試合終了:19:55 試合時間:2時間54分 観衆:30,024人


西武ライオンズ 11―2 北海道日本ハムファイターズ


   1 2 3 4 5 6 7 8 9   R H E
  0 0 0 0 0 0 1 0 1   2 5 1
  0 1 1 0 5 1 2 1 ×   11 16 0


【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(F)多田野(5)〜坂元(1)〜金森(1)〜伊藤(1)
(L)帆足(8)〜岩崎(1)


勝利投手:帆足10勝3敗  敗戦投手:多田野6勝5敗


本塁打
(L)栗山7号ソロ、黒瀬1号ソロ、中村27号満塁(多田野)、後藤5号ソロ(金森)


【経過】 
2回に石井義の2塁打で先制すると、3回には栗山のソロ、5回には中村の満塁弾で、ファイターズ先発の多田野をKO。その後も8回まで毎回得点。4本塁打を含む16安打で11点を奪い、快勝。先発の帆足は3年ぶりのシーズン2桁勝利を達成。



【戦評】
先発の帆足は、球宴を挟んでリーグ戦では約2週間ぶりの先発になったが、完璧な投球だった。点差がついた7回に1点を取られてしまったが、無失点が続いていれば完封を狙わせてもいい内容だった。12連戦の初戦、投手をあまり使いたくない状況で、きっちりと仕事をした。次回は中5日なのか6日なのか。いずれにしても所沢でのオリックス戦だが。


攻撃面では、前回札幌での対戦で攻略できなかった多田野をきっちり攻略してリベンジに成功した。変化球の釣り球にあまり手を出さず、ストレート狙いの打撃が成功した。クリ(栗山)のソロ、ハルキ(黒瀬)のプロ初となるソロ本塁打おかわり君(中村)の満塁弾はいずれも初球打ち。早いカウントからの積極的な打撃も良かった。終わってみれば、初回と4回を除いて毎回得点で複数安打。打線がよくつながった。クリの4安打をはじめ、安定感に欠けると言われるおかわり君とボカ(ボカチカ)も猛打賞。唯一ノーヒットだったブラゼルの調子が戻ってきたら…


ファイターズ入団後の多田野の投球を生で観たのは今日初めてだったけれど、変化球の抜け球が多い気がした。有名な超スローボールも見せてもらったけど、4番打者に対してカウント2−2から投げるのはどうなのかな。でも、次のストレートにブラゼルが空振り三振したのには笑えた。


これで五輪に出場する選手が抜けて3試合が終了し、2勝1敗。2試合連続の2桁得点になった。クリーンアップが2人抜けて、攻撃力の低下を心配したのだけど、今の所は抜けた選手の穴がしっかりと埋まっている。今日、プロ初本塁打を打ったハルキはショートの守備が安定していて、スタンドから見ていても安心して見ていられるし、打つ方で結果を出すと、内野のポジション争いももしかすると出てくるかも。今までみたいに試合の最初から最後までの出場が安泰ではなくなったりして。


お盆休み前ということもあったのか、珍しく1塁側の指定席が試合開始の2時間前位に完売するなど、客入りが非常に良かった。ライトスタンドも試合開始前に満席プラカードが出ていた。チームの状態が良いこと、故・稲尾氏にちなんだイベントもいろいろあることが理由なのか。


試合後に行われたナイトシアターも結構多くのファンが残っていた。今日の続編の残り2回が見られないのが残念。とりあえず稲尾さんのメモリアルDVDは購入しておいた。


球団通算4000勝に王手がかかった。明日決めて、ファイターズ3連戦の勝ち越しをまずは決めたい。今シーズンのホームゲームの観客動員100万人超えも同時に達成して欲しい所だが。(18,000人くらい入れば達成)


今季の所沢でのファイターズ戦はこれで5勝1分け。先々のことを考えると、ファイターズサイドに所沢での苦手意識を持たせておきたい。その意味でも明日、明後日の試合の勝敗は大事。


ヒーローは、プロ初本塁打を放った黒瀬春樹選手。↓↓




試合後は、西鉄ライオンズOBの故・稲尾和久氏をしのぶ映像を、ナイトシアターと題して上映。



(2008年の観戦成績)


オープン戦      1試合1勝0敗


レギュラーシーズン  18試合12勝6敗