本日のライオンズ戦(東京ドーム)の結果


日本シリーズ2008】

vs.読売ジャイアンツ戦第6回戦 ライオンズ3勝3敗


試合開始:18:15 試合終了:21:39 試合時間:3時間24分 観衆:44,749人


読売ジャイアンツ 1―4 西武ライオンズ


   1 2 3 4 5 6 7 8 9   R H E
  3 0 0 0 1 0 0 0 0   4 10 0
  0 1 0 0 0 0 0 0 0   1 10 0
  

【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(L)帆足(3 1/3)〜岸(5 2/3)
(G)高橋尚(2)〜東野(1 2/3)〜西村健(1 1/3)〜久保(2)〜山口(2)


勝利投手:岸2勝  敗戦投手:高橋尚1敗


本塁打
(L)平尾2号ソロ(西村健)


【経過】 
初回、ライオンズは2死満塁のチャンスから平尾のレフトオーバーの走者一掃適時2塁打で3点を先制。ジャイアンツは2回裏に3連打で1点を還すが、その後のチャンスをモノに出来ず。4回裏、ライオンズ先発の帆足が1死1、3塁のピンチを招いた所で、3日前に先発して完封勝利を果たした岸が中継ぎ登板。この回のピンチを切り抜けると、9回まで無失点で投げ抜いて、今シリーズ2勝目をあげた。これで両チーム3勝3敗のタイとなり、明日の第7戦で勝利したチームが日本一となる。


【戦評】
まずは第7戦に持ち込めて何より。ここまで来たら、明日も勝つしかない!


試合に戻って…


初回に3点取れて、ライオンズのペースで試合が進められたのが大きかった。平尾が凡退していたら、Gのレフトがラミレスじゃなかったらと思うと…


平尾は5戦目の最終打席でクルーンから本塁打を打ってから、神懸かってきているような気がする。今日も3安打猛打賞。明日もたぶんスタメンだろうから、今日のストーリーの続編になるように。打順を上げるかどうかは微妙。派手な活躍の平尾に隠れてしまったけれど、平尾の直後を打つトモアキ(佐藤)も3安打猛打賞。4年前のシリーズでの活躍ぶりが戻ってきた。


初回に3点をとったものの、5回に平尾のソロでの追加点が入るまで点がとれず。相手の四球連発の自滅があってチャンスを作ったにも関わらず、併殺打とか内野ゴロ凡打で点がとれず。チャンスを確実にモノにできれば、完全なライオンズペースになったのに。


先発の帆足は、ライオンズ打線に合わせるかのようにG打線にヒットを浴び、2回には3連打で1点を取られ、さらに無死2、3塁のピンチ。下位打線とはいえ、投手の打順には代打がくるだろうと読めたし、同点くらいは覚悟した。しかし、3つの内野ゴロでピンチ脱出。


4回には1死1、3塁のピンチで、マウンドに登場したのは、3日前に先発で完封勝利をあげた岸。新聞紙上では「7戦目の中継ぎあり」と報道され、一応今日もベンチ入りしているのは知っていたけれど、まさか登板するとは。しかも終わってみれば、シリーズ2勝目に、「完了」の記録まで。


3日前に投げているせいか、変化球が多かった気がする。でもG打線は、今日もカーブにタイミングが全然合わなかった。銀ちゃん(銀仁朗)も、5戦目のワク(涌井)のリードの反省が生きたかは分からないけれど、得意のカーブをうまく交えたリードが出来ていた。岸の好投はもちろん凄いけど、銀ちゃんのリードも良かったな。ライオンズの前の監督のように、日本シリーズの途中から正捕手(今回の場合は細川の負傷によるものだが)で起用された経験を生かして羽ばたいて欲しいな。


いよいよ第7戦。ウチの先発は順当に中4日のカズさん(石井一)なのか。それとも、シリーズで未勝利のベテランの背番号13番が登場となるのか。西口登板が分かっていれば、ドーム内のあのそば屋で番号札13をもらって…としたいところなのだが、そのそば屋は昨年はあったのだが、今は丼もの屋さんに代わってしまっている。


西口先発→5回(以上)好投して勝利投手権利獲得→ワクorカズさんが中継ぎで8回まで→最終回をグラマンが締めて、西口降板以降一度も追いつかれることなく日本一決定!


となれば、西口様に日本シリーズ念願の初勝利もつくのだけど。これが理想的な展開。


ここまで来たら絶対に勝つ! ライオンズは第7戦の勝率が非常に高い実績があるんだし。


今は、東京ドームのレフトスタンドから無数の水色の紙テープが投げ込まれることしか頭に浮かびません。


その紙テープを今から買いに行ってきます。



↓勝利監督インタビュー↓


↓ヒーローは、初回に走者一掃の2塁打を放った平尾選手↓