本日のライオンズ戦(東京ドーム)の結果


日本シリーズ2008】


vs.読売ジャイアンツ戦第7回戦 ライオンズ4勝3敗


試合開始:18:16 試合終了:21:36 試合時間:3時間20分 観衆:44,737人


読売ジャイアンツ 2―3 西武ライオンズ


   1 2 3 4 5 6 7 8 9   R H E
  0 0 0 0 1 0 0 2 0   3 6 0
  1 1 0 0 0 0 0 0 0   2 2 0
  

【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(L)西口(2)〜石井一(2)〜涌井(2)〜星野(1)〜グラマン(2)
(G)内海(5 1/3)〜西村健(2/3)〜越智(1 2/3)〜豊田(1 1/3)


勝利投手:星野1勝 セーブ:グラマン2S 敗戦投手:越智1勝1敗


本塁打
(L)ボカチカ1号ソロ(内海)
(G)坂本1号ソロ(西口)


【経過】 
坂本にソロが飛び出して2点目。ライオンズは先発の西口を2回であきらめ、3回からは第3戦で先発した石井一を投入。2イニングをゼロに抑えて迎えた5回表、代打のボカチカにソロが出て1点差に。ライオンズは石井一の後、涌井→星野とつなぎ、7回まで抑える。8回に先頭の片岡が死球で出塁し、盗塁と犠打で1死3塁のチャンスを作ると、中島の三ゴロの間に生還して2−2の同点。さらに2四球でチャンスを作ると、平尾の中前安打で3点目を奪い逆転に成功。最後の2イニングをストッパーのグラマンが完璧に抑えて、ライオンズが4年ぶりの日本一に輝いた。


【戦評】
初回と2回に1点ずつ取られ、4回までゼロが並んだ時は、ちょっとヤバい感じはあったけれど、5回のボカ(ボカチカ)の反撃の狼煙をあげるソロ、8回のヤス(片岡)の出塁と走塁、平尾の逆転適時打、3回以降の投手陣のパーフェクト投球etc. チーム全体が一丸となって、皆が頑張ったから日本一になれた。


7回の攻撃で同点に追いつくチャンスを逸した後、回ってくる打順を考えると8回に追いついて逆転するしか勝ち目はないと思った。最低でも同点に追いつけると確信したのは、8回にヤスが二盗を決めた時かな。同点に追いついた後、おかわり(中村)をジャイアンツバッテリーが敬遠気味に歩かせて、野田も四球でつないだ所で、「絶対に逆転できる!」と確信できた。第1戦から越智にはずっと抑えられてきて、「彼を打たなきゃ日本一はないぞ」とずっと思っていたら、そのチャンスが巡ってきて、見事にモノにした。攻略するまで時間がかかったけれど、最後に打っていい結果につながればいいんだよな。


試合の中で、やっぱり8回の同点、逆転のシーンが一番興奮したな。9回はジャイアンツ打線が上位に回ってきていたから怖さがなかったといえば嘘になるけれど、今日のグラマンの出来は第1戦の時と全然違ったし、シーズン中のいい状態に戻っていたから、それほど心配はなかった。


クライマックスシリーズと違って、僅差の展開で最後の瞬間を迎えたから、決まった瞬間に喜びが一気に溢れてくると思っていたら、意外にそうでもなかった。胴上げを見届けた後で、ジワジワと感激が沸き上がって来て、こみ上げてきたものが瞳から少しずつ出てきた。


日本一の瞬間を球場で見届けるのは、ファン歴21年目で初めてのこと。しかも12球団で一番"憎い"読売ジャイアンツ相手に、しかも「敵地」東京ドームで決められたことに、何か因縁めいたものを感じるな。4年前のシリーズと同様に、敵地で3勝、本拠地で1勝での日本一。日本シリーズで東京ドーム3勝はライオンズにとって初めて。西武ドームでの1勝も含めて、4つの勝利を球場で全て見届けることができて、人生最高の日本シリーズだった。


強いて言えば、本拠地でレギュラーシーズンの優勝と日本一を決められなかったのは心残り。日程との絡みもあるけれど、来年の宿題だな。


レギュラーシーズンの開幕戦、3月20日オリックス戦(西武ドーム)から数えて、球場での応援は今日が区切りの40試合目。成績は24勝16敗。9月からクライマックスシリーズにかけて、本拠地所沢で7連敗があったけれど、勝率は6割死守。自分としては、最低限の目標は達成したかな??




↓日本一監督インタビュー↓ 


↓シリーズ2勝でMVP獲得・岸投手↓ 






↓日本一のチャンピオンペナント↓ 



↓最後に全員で記念撮影↓