本日のライオンズ戦(西武ドーム)の結果


交流戦】vs.広島東洋カープ戦第4回戦 ライオンズ1勝3敗


試合開始:13:00 試合終了:15:52 試合時間:2時間52分 観衆:28,657人


西武ライオンズ 2―4 広島東洋カープ


   1 2 3 4 5 6 7 8 9   R H E
  1 0 1 0 0 1 0 1 0   4 13 0  
  0 0 1 1 0 0 0 0 0   2 7 1


【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(C)ルイス(7)〜横山(1)〜永川(1)
(L)帆足(8)〜大沼(1)


勝利投手:ルイス10勝4敗  セーブ:永川2勝11S  敗戦投手:帆足6勝1敗


本塁打
(C)石原4号ソロ(帆足)
(L)G.G.佐藤17号ソロ(ルイス)


【経過】 
初回に栗原の適時打でカープが先制し、3回にはアレックスの右前安打で2点目。ライオンズは3回に片岡の右中間を破る3塁打で1点を返すと、4回にはG.G.佐藤のソロで同点に追いつく。しかし、6回に先頭打者の石原のソロでカープが勝ち越すと、8回には赤松の適時打で追加点をあげてそのまま逃げ切った。ライオンズ先発の帆足は今季初黒星。


【戦評】
先発の帆足は調子が良くも悪くもない感じだったが、カープの各打者に全ての球種に対してうまく対応されていた。東出と木村を除いて7人の右打者がスタメンに並んでいたけれど、各打者がセンター中心に右方向へおっつけようとしているのが感じられた。大きいのはあまりないけれど、コツコツ当てられて嫌らしさを感じた。帆足も先頭打者を6度出しながらよく4失点で収まった。8回に2死1塁で、1塁走者の木村にディレードスチールを決められ、その後の適時打で4点目を失った時点で試合が決まってしまった。牽制ではずしたのに刺せなかったのは完全な油断。


攻撃面では、さすがに9勝をあげているルイスが相手ということでなかなか打ち崩せなかったが、2−2の同点に追いつくまでは良かった。5回2死2塁の場面で、ヤス(片岡)の左前安打が出た時に、2塁走者のボカ(ボカチカ)が完全にアウトのタイミングで本塁憤死。試合の中盤で同点の展開で、全く焦る場面ではないのに、3塁ベースコーチの信号故障(判断ミス)が出ちゃったな。まぁ、レフトがラミレス(ジャイアンツ)だったら本塁へ突っ込ませていいかもしれないけれど。2死1,3塁とランナーをためて、クリ(栗山)にかける作戦で良かったのに。ミスの直後に、帆足が勝ち越し打を石原に被弾。これじゃ、ライオンズに流れがこない。


調子が下降線をたどるGGに、久々に本塁打が出た。それ以外は全て凡退。ルイスのストレートには振り遅れていたし、外角低目への変化球には手が出て空振りのオンパレード。打席で迷いがあるような気がした。逆に調子が上がる気配のあるブラゼルは、ちょっと振りが大きくなっている。フルスイングはいいのだけど、しっかりミートしないと。


カープ相手に本拠地でまさかの連敗。この2試合をみて、カープは足の速い選手が多く、塁上を賑わせると嫌なチームという印象を持った。今日もかなりチャンスを作られた割には、取られた点は少なかった。先頭打者を出した時に確実に得点を取るような効率のいい攻撃が出来れば、もっと強いチームになる気がした。この調子でいけば、ジャイアンツ、スワローズとの3位争いにずっと絡んでいけそう。


ライオンズの交流戦成績は10勝10敗の五分になった。交流戦の残り試合は、北陸でのドラゴンズとの2試合と横浜でのベイスターズ戦2試合の合わせて4試合となった。ドラゴンズ相手に1勝1敗、最後に横浜で2連勝で終えられればとは思っているけれど、パリーグの2位以下が順調に勝ってきているので、残り4連勝でペナントレースに戻らないとヤバそう。


(2008年の観戦成績)


オープン戦      1試合1勝0敗


レギュラーシーズン  13試合8勝5敗