本日のライオンズ戦(千葉マリンスタジアム)の結果
vs.千葉ロッテマリーンズ戦第13回戦 ライオンズ8勝5敗


試合開始:14:00 試合終了:17:51 試合時間:3時間51分 観衆:25,823人


千葉ロッテマリーンズ 10―17 西武ライオンズ


   1 2 3 4 5 6 7 8 9   R H E
  0 4 0 0 2 0 5 2 4   17 15 1  
  0 2 0 3 0 1 0 1 3   10 14 1 


【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(L)岸(3 2/3)〜大沼(2)〜星野(1/3)〜小野寺(3)
(M)成瀬(6 2/3)〜シコースキー(0/3)〜伊藤(2/3)〜松本(1)〜高木(2/3)


勝利投手:星野3勝1敗  セーブ:小野寺3勝4敗1S  敗戦投手:成瀬6勝5敗


本塁打
(L)中島18号2ラン、ブラゼル22号2ラン(成瀬)、後藤4号3ラン(シコースキー)
(M)ベニー4号ソロ(岸)、今江6号ソロ(大沼), 7号3ラン(小野寺)


【経過】 
2回にライオンズが片岡、栗山の連続2塁打で4点を先制。直後にマリーンズが今江の適時打で2点を返し、4回にはベニーのソロと西岡の適時2塁打で逆転。5回にはライオンズが中島の2ランで再逆転すると、6回裏に今江のソロで6−6の同点になる。終盤にはライオンズがマリーンズ中継ぎ投手陣を粉砕し、7回以降に11得点をあげた。マリーンズに小刻みに得点を奪われたものの、両チーム合わせて27得点29安打の乱打線を制した。


【戦評】
両チーム合わせて29安打27得点の乱戦。両軍とも投手陣がピリッとせず、ライオンズはエラーがつかない守備のミスを連発。最後まで締まりのない試合だった。


2回にライオンズが2本の適時2塁打で効率よく4点を先制したものの、先発の岸の制球が甘く、2回に2点、4回に3点を失いKO。4点をもらったのに、5回すら持ちこたえられないなんてだらしがないよな。制球が甘くなったのは、本人の調子の悪さもあっただろうけど、初回の球審のストライクゾーンの狭さもあっただろうね。とはいえ、点を取られ過ぎ。五輪期間中、ワク(涌井)が抜ける間は、右の先発投手のエース格として引っ張ってもらわなきゃいけない存在なのだから、調子を取り戻してもらわないと。


岸KOの後、2番手で大沼が登板。岸が残したピンチを抑え、直後の5回表にナカジ(中島)の2ランで再逆転。その裏、さらに次の回くらいまでリードを保てれば、勝利投手の権利が転がり込む可能性があった状況で、6回裏に今江に同点ソロをバックスクリーンぎりぎりへお見舞いされて降板。再逆転して大沼で逃げられるとは思わなかったけれど、もったいなかった。今日の大沼は先発投手が早く降板した中での登板だったが、今後はどうなるのか。今日と同じような状況での登板か、それとも先発に回るのか。


11−6と5点リードした場面で小野寺がリリーフ登板。8回、9回とライオンズに大量点が入った関係で、最後まで合計3イニングを投げることになったけれど、最終回は予定外の登板だったのかは分からないけれど、球威が落ちていた気がした。それでも試合を締めるために、最後はピシャリと抑えて欲しかった。今日の試合で打ちまくっていた今江に3ランを浴びたのは明日のことを考えると痛い。


マリーンズ先発の成瀬も、前回対戦した大宮での登板よりもさらに内容が悪かった。きちんと抑えるイニングと打ち込まれるイニングがはっきり分かれていた。結局は7回途中までで9失点。ライオンズが成瀬アレルギーを解消しつつあるのはいいのだけど、五輪代表のことを考えると心配。


五輪といえば、代表メンバー入りしたナカジ(中島)を今日初めてサードでスタメン起用した。最近はずっとショートをやっているということで、ボテボテのゴロあるいはバント処理の練習を多くやる必要があるかなと感じた。今後は、相手の先発が左投手の時に、ナカジをサードで、従来サードのおかわり君(中村)をDHで起用するというのが続くのだろうか。


攻撃面では、1、2番に揃って適時打が出て、クリーンアップはGG以外の2人が本塁打を打ち、下位打線では後藤が3ランと、上位から下位まで満遍なく結果を出し、途中出場のケンタ(松坂)も2安打3打点と結果を出した。五輪期間用にショートでスタメン起用された黒瀬と、途中からDHで出場した星は打撃面では結果を出せなかったけれど、2人はまだ1軍経験が浅いので、1打席1打席が勉強。2人とも最終打席はバットの芯に当たっていたので、初安打が出れば…というところかな。黒瀬の守備については今日のところは合格点。打球が左右にずれた所に飛んできた時にきちんと処理できるかどうか。


今日の試合で、8回表1死無走者の場面で、ヤス(片岡)が左上腕部に死球を食らった。誰が当てたかは敢えて書かないが、この投手、前にもライオンズ戦で点差がついた場面で死球をぶつけて、ナベQ監督(渡辺監督)を怒らせたことがあった。今日も11−6と、マリーンズ側からすれば5点ビハインドの展開。内角攻めをするとしても、ぶつけるような球を投げる必要があるような展開ではない。というか、


内角攻めしてぶつけてしまうような制球力しかない投手だったら、1軍にいちゃいけない!


ヤスが交代してしまうほどだったから、スタンドで見ていた自分も怒りが収まらず。言い方は悪いが、彼には


浦和送り(ファーム落ち)を通り越して、ライオンズの打者の打球直撃でも食らって病院送りになっちまえ!!


って思った。もうライオンズ戦では投げさせないで欲しい、あのルーキーは。


今年最初で最後?になるかもしれない千葉マリン。今年から導入された、内野スタンドの1階席と2階席の間のスクリーン。西武ドームにも全然規模は違うけれど、バックネット裏の最上段に設置された。西武ドームとは違って、マリンでは試合中も効果的に使われていると感じた。レフトスタンドのバックスクリーン寄りに設置されたスタンドデッキは微妙…





その一方で、バックスクリーン方向に目を転じると、スコアボードの合計得点、ヒット数、エラー数の3つと、風向風速が最後まで表示されず。風向風速はいつもあまりあてにはしていないけれど、マリンは風が名物だから楽しみにしているのだけど。


今日から平尾選手の応援歌に新曲導入。途中ヤスの代走から出場し、打席も回ってきたのだけど初球打ちして歌えず。試合後の2次会では、18:45からイースタンリーグの試合が行われるということで、時間切れで練習できず。明日は行かないので、今度歌えるのはいつになるのかな。


(2008年の観戦成績)


オープン戦      1試合1勝0敗


レギュラーシーズン  17試合11勝6敗