岸が5回降板も、入団以来3年連続で2桁勝利を達成!


本日のライオンズ戦の結果(西武ドーム)の結果


vs.オリックスバファローズ戦第13回戦 ライオンズ9勝4敗


試合開始:18:00 試合終了:20:43 試合時間:2時間43分 観衆:20,521人


Lions 4―1 Buffaloes


【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(Bs)金子(8)
(L)岸(5)〜大沼(2)〜岩崎(1)〜小野寺(1)


勝利投手:岸10勝1敗  セーブ:小野寺2勝2敗12S  敗戦投手:金子8勝6敗


本塁打なし


予告先発投手の名前をみると投手戦が予想されたのだけど、その通りの展開になった。


先発の岸は立ち上がりからストレートのキレが全くといっていいほどなく、初回から大量失点してもおかしくない悪い内容だった。初回の1死満塁のピンチで犠飛による1失点だけに抑えた後は、少しずつ調子を取り戻したものの、最後まで本調子には程遠い内容だった。5回1失点で、入団から3年連続で2桁勝利を飾り、お立ち台にも上がったものの、ヒーローにはふさわしくなかったな。お立ち台の上でもバツが悪そうだったけど。


打線は2回にGGの2塁打で同点に追いついたものの、オリックス先発の金子をなかなか打ち崩せず。5回に集中打で3点の勝ち越し点を奪ったものの、それ以外のイニングは連打すら出なかった。勝ち越し点も相手のミス(スクイズを外した後の挟殺プレーで3塁走者のGGの背中に送球を当てるミス)によるものだったし、あの場面できっちりアウトを取られていたら、勝ち越し点もなかったかな。それでもスクイズを外された後、きっちりとライト線への適時2塁打を打った銀(銀仁朗)は素晴らしかった。本来ならお立ち台に上げても良かったと思うけど。


心配なのがナカジ(中島)。先週末のオリックス戦を見ていても気にはなっていたのだけど、アウトコースへの投球に対して空振りが目立つ。本調子ならば、追い込まれたカウントでも右方向へファウルで逃げられるはずなのだけど。今の状態が続くようなら、打線のつながりにも影響が出かねないし、非常に気になる。


6回からはここ最近ようやく好投が見られるようになった中継ぎ陣の登場。6回と7回は大沼がパーフェクトリリーフ、8回の岩崎はラッキーな打球で併殺をとるなど3人で切り抜け、最終回の小野寺も何とか三者凡退でしのぎ、中継ぎ3人トータルで4イニング無失点だった。


翌日仕事のある日にナイターへ行ったのは今年初めてだったけれど、期待通りの短時間ゲームで、しかもライオンズ勝利。理想的な展開だった。睡眠時間にも影響は出ない程度の時間に帰れるので、良かった。(翌朝は5時45分起床)


今日お立ち台に上がった2人は、上がるにふさわしいかは疑問が残るけれど、
先発の岸投手と、最終回三者凡退に抑えた小野寺投手が上がりました。