本日のライオンズ戦(西武ドーム)の結果


交流戦】vs.中日ドラゴンズ戦第2回戦 ライオンズ1勝1敗


試合開始:13:01 試合終了:16:08 試合時間:3時間07分 観衆:33,157人


西武ライオンズ 10―3 中日ドラゴンズ


   1 2 3 4 5 6 7 8 9   R H E
  0 0 0 0 0 1 1 1 0   3 10 1 
  0 0 0 5 5 0 0 0 ×   10 10 2


【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(D)中田(4)〜川井(1)〜斉藤(2)〜赤坂(1)
(L)帆足(6)〜許銘傑(1)〜岡本篤(2)


勝利投手:帆足6勝  敗戦投手:中田4勝4敗


本塁打
(L)細川8号3ラン(中田)


【経過】 
4回にライオンズが中村の2点適時打と細川の3ランで5点を先制し、ドラゴンズ先発の中田をKO。5回にも2イニング連続で打者一巡の猛攻で5点を追加。終盤に小刻みに得点を許したものの、交流戦でのドラゴンズ戦連敗を8で止める勝利となった。先発の帆足は6回を1失点に抑えて、開幕から負けなしの6連勝となった。


【戦評】
序盤は両チームの先発投手を比べると、帆足の調子が悪いわけではなかったのだが、中田の方がもっと出来が良かった。それが4回の連続四球から中田は一気に崩れてしまうのだから、わからない。


先発の帆足は味方の大量援護に恵まれたのだけど、5回に井端とウッズに連続して9球粘られて球数を要してしまい、6回で交代となった。全体的に無駄なボール球が多く、3ボールまで行く打者が多かったのも、球数が多くなった要因だろう。ドラゴンズの7番以下の打者は率を考えれば、追い込んだら早めの勝負でも良かったのでは。まぁ、帆足が早めに降りたおかげで、許銘傑が前回の甲子園での登板以来の調整登板が出来たし、岡本篤も楽な場面で投げさせられたし、中継ぎ投手にとって良かったかな。先発の帆足はこれで開幕から6連勝。次回は順番からすると東京ドームでのジャイアンツ戦になりそうだけど、西武ドームでのジャイアンツ戦の時のような好投を期待したい。


打線については、守備のミスや攻撃時のサインミスを連発したボカ(ボカチカ)をスタメンから外すという大きな変化があった。代わってスタメンで出た久(高山)が目立ちはしなかったけれど2安打。次もスタメンで出してもらえるかな。


4回と5回に5点ずつを取ったが、先頭打者の四球がきっかけでチャンスを作り、打線がうまくつながった。4回に5点を取ってライオンズ打線がノリノリの状態になると、打球もウチにいい結果をもたらすような方向に飛び、5回のGGの打球は三塁手デラロサの捕球ミスを誘い、ヤス(片岡)の打球は折れたバットと同じ方向に飛んだおかげで、これまたデラロサが捕球できずにレフト前への適時打になった。本塁打は細川の3ラン1本だけだったけれど、10安打で10得点。効率のいい攻撃だった。


心配していたブラゼルが2安打1打点。ヒットの打球よりも1打席目の遊ゴロの方がいい打球だったけど、相手の守備位置(全体にライト側にシフト)にやられてしまった。最終打席で最近お得意になってしまっている、ボール球に手を出して空振り三振という悪癖が出たけれど、1本のヒットをいいきっかけにしてくれればいい。


逆にGGが調子を落としているように見える。外角へのスライダーに手を出して苦しんでいるような印象。前後の打者でカバーしないと。


交流戦でのドラゴンズ戦の連敗を8で止めただけでなく、今季初のチーム3連敗も阻止した。打線も集中打が出て、交流戦の成績も5割に戻したし、次のカードでさらに勢いをつけて欲しい。


昨日に続いて、外野席は1、3塁側ともに満席。ライトスタンドについては昨日より若干人は少ないような気はしたけれど。指定席も観客がよく入っていた。ドラゴンズファンの多さのおかげもあるかもしれないけれど、昨日も今日も3万以上の観衆。チーム状態が最悪で浮上の気配が全く見られなかった昨年の今頃に比べると、スタンドのライオンズファンの数もかなり多いような気がする。チーム状態を今のまま維持すれば、西武ドームの賑わいも続くかもしれない。



ヒーローインタビューは、
6回1失点で今季6勝目(無敗)をあげた帆足投手と、



3ランと適時打で計5打点をあげた細川選手。



(2008年の観戦成績)


オープン戦      1試合1勝0敗


レギュラーシーズン  12試合8勝4敗