本日のライオンズ戦(西武ドーム)の結果


交流戦】vs.読売ジャイアンツ戦第2回戦 ライオンズ2勝


試合開始:13:03 試合終了:15:48 試合時間:2時間45分 観衆:34,432人


西武ライオンズ 4―2 読売ジャイアンツ


   1 2 3 4 5 6 7 8 9   R H E
  1 0 0 0 0 1 0 0 0   2 9 0
  1 0 0 2 1 0 0 0 ×   4 8 2


【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(G)野間口(5 0/3)〜山口(2)〜越智(1)
(L)帆足(7 1/3)〜岡本真(2/3)〜グラマン(1)


勝利投手:帆足5勝  セーブ:グラマン1勝10S  敗戦投手:野間口1勝2敗


本塁打
(L)G.G.佐藤15号ソロ、石井義1号ソロ、中島12号ソロ(野間口)


【経過】 
初回にジャイアンツが小笠原の犠飛で先制するが、ライオンズは直後にブラゼル犠飛で同点に追いつく。中盤、ライオンズは3本のソロ本塁打攻勢で勝ち越す。先発の帆足は8回途中まで2失点に抑えて、今季無傷の5勝目。西武ドームでのジャイアンツとの2連戦を連勝で終了した。


【戦評】
初回に亀井の2塁打&三盗に小笠原の犠飛で1点の先制を許した。先発の帆足が試合後のヒーローインタビューで、「始球式をした潮崎さんが左中間にいい打球を打たれた雰囲気を引きずってしまった」と言い訳?をしていたけれど、亀井の打球方向は始球式での篠塚コーチの打球と殆ど一緒だった。直後に三盗を許したのは完全に帆足の油断。モーションが大きかったからな。小笠原の犠飛の時、ボカ(ボカチカ)には本塁への送球を試みて欲しかったな。3塁にしか走者がいなかったから。6回にも1、3塁の場面でほぼ同じ所に犠飛になりそうなセンターフライがあがったけれど、本塁へのダイレクト送球で3塁走者の生還を阻止。アウトに出来なくても、走者を殺そうという気持ちをプレーで示せば、投手ももっと乗っていけると思うけど。


今のライオンズは1点の先制を許すのはどうってことない。直後の攻撃で、ブラゼル犠飛であっさり同点。それにしてもラミレスの守備、特に送球に関しては相当ナメられているな。今回犠飛になった打球は普通の野手が守っているなら、どんな足の速い走者でもスタートを切らせない打球なのだけど。パの本拠地でやる時くらい、ラミレスはDHで使えばいいのにね。ジャイアンツもケガ人続出でそんなに選手がいないのかな?


ラミレスの守備の話をしたけれど、ライオンズも今日は外野のマズい守備が2度あったな。クリ(栗山)が左中間への打球をグラブの土手に落として2塁打(記録は失策)にしてしまうし、ボカはセンター前へショートバウンドする打球を後逸してしまうし。2つともあってはいけないミスだった。特にボカのプレーは前にもあった。送球については時に素晴らしいハッスルプレーを見せるのだけど、ゴロ捕球に関してはチョット雑な所があるかな。ボカがミスをした場面は、6回で3点リードしていたから、単打を許す分には問題はなかった。先発の帆足がこのミスをカバーするように粘りの投球を出来ていたから良かったけど、さらにヒットを許していたら…


帆足は序盤に長打を多く許してピンチも多かったけれど、5回までは落ち着いていたかな。6回に阿部にストレートの四球を出して少し乱れたけれど、8回途中までよく投げた。継投で岡本真、グラマンにつないだ時は安心して見ていられた。


打線についてはなかなか連打が出なかったけれど、本塁打が効果的に飛び出したな。特に勝ち越し打になったGGのソロは、インコースへのストレートをうまく巻き込んで打ち、打球も非常に鋭かった。打った瞬間、完璧な本塁打だった。カブレラを目指してウエイトに励んでいるようだけど、今日の本塁打の打球なんか、全盛期のカブレラを髣髴とさせる打球といっても言い過ぎではないのでは。


交流戦の初戦でチョット嫌な負け方をして心配になったけれど、その翌日から3連勝となり、不安を解消できた気がする。明日からは甲子園、福山、広島とセリーグ本拠地での試合でDHが使えない。投手が打席に入る関係で打線がつながりにくくなる可能性はあるけれど、そういった時にどこからでも本塁打が出る打線が本領発揮されれば、何とか乗り切れそうな気がする。セ本拠地での試合で貯金を減らさなければと目標を設定したいのだけど、追いかけてくるハムと鷲がなかなか負けないからなぁ。


宿敵・読売との試合ということで、試合開始から終了まで通常の試合よりはるかにテンションが高かった。応援団もファンも。試合後の2次会の時に読売応援団の陣取っていたレフトスタンドに向かって、


勝った! 勝った! また勝った! よ〜わい巨人にまた勝った!(以下略)


と応援団に煽られて何度も叫んだけれど、ちょっとやり過ぎだった気もする。確かに、試合後にレフトスタンドに暫く残っていたG党はいたけれど、グラウンドウォークに参加するために残っていた人たちだったような感じもしたし。
それにしても、読売に勝つ試合を生で見られると、いつもの勝利の何倍も気持ちよかばぃ。読売の調子が悪かったとしても。


ブラゼルが打席で赤バットを使用していたけれど、あれはヨシヒト(石井義)orゲッチュ(大島)のもの? それとも自分のバット??


(2008年の観戦成績)


オープン戦      1試合1勝0敗


レギュラーシーズン  10試合7勝3敗

                                                                                            • -


試合前に第2球場へ行ったら、故障離脱中のショウゴ(赤田)が軽いダッシュを繰り返していました。走ることに関しては見た感じ5〜6割の回復具合といった所でしょうか。2軍の遠征(この日は戸田での試合)に帯同していなかったので、復帰まではもう少し時間がかかるような気がします。


★一番上の写真は携帯のカメラで撮影しました。(デジカメ不調のため)