本日のライオンズ戦(東京ドーム)結果


vs.オリックスバファローズ戦第10回戦 ライオンズ7勝3敗


試合開始:13:00 試合終了:15:41 試合時間:2時間41分 観衆:24,280人


オリックスバファローズ 5−2 西武ライオンズ


    1 2 3 4 5 6 7 8 9  R H E
   0 0 0 0 0 0 0 1 1  2 4 0

Bs  1 0 0 0 1 0 0 3 ×  5 7 0


【投手リレー】(カッコ内は投球イニングを示す)
(L)ギッセル(7 1/3)〜星野(1/3)〜岩崎(1/3)
(Bs)ユウキ(7 0/3)〜本柳(1/3)〜吉田(1/3)〜加藤大(1 1/3)


勝利投手:ユウキ1勝 セーブ:加藤大2勝2敗2S  敗戦投手:ギッセル1勝4敗


本塁打
(Bs)大西4号ソロ(ギッセル)、北川4号3ラン(岩崎)


【経過】


1回裏、オリックスが大西の先頭打者本塁打で1点を先制。5回にも大西の適時2塁打で1点を追加。8回表にライオンズが代打・野田の三ゴロで1点を還すが、直後に北川の3ランで突き放す。9回のライオンズの追い上げも1点にとどまり、東京ドームでの2連戦でライオンズは連敗に終わった。オリックス先発のユウキはライオンズ打線を7回2死まで無安打投球。


【戦評】


オリックスの大西に先頭打者本塁打を打たれたけれど、その後をきっちり抑えたので、初回の1点はそれほど問題にはならないだろうと思っていた。ところがどっこい、7回2死まで無安打、出塁は初回の先頭打者・クリ(栗山)の四球のみと予想外に抑えられてしまった。ストレートもビックリするほど速いわけでもなく、変化球が抜群にキレているようにも見えなかったのだけど。時折混ぜる90km台のスローカーブは邪魔な球だったが。


8回にベンちゃん(和田)とGGの連打で無死1,2塁とし、代打のヒロユキ(障泱リ浩)が進塁打で1死2,3塁のチャンスを作ったけれど、1点しか奪えず。細川に代打を出した所から、両チームのベンチが探りあいとなり、ライオンズが左の代打を出すとオリックスが左投手を投入、右の代打には右投手投入が繰り返された。細川には左の貝塚が代打に出され、それに対してオリックスは左の吉田修司投入。この2連戦から1軍合流し、まだ今季無安打の打者を代打に送るのも疑問だが、さらに?だったのが代打の代打に野田を送ったこと。右の代打として出す適任の打者が他にいないのかと思うと、レフトスタンドで泣きたくなった。実際、自分の周りのライオンズファンも首を傾げている人が多かった気がする。今の1軍登録メンバー、そして今日のスタメンをみると、右の代打で出せるのが野田の他には、後藤武敏とトモアキ(佐藤)くらいしかいなかった。左の代打もそうだけど、「代打の切り札」となれる存在がベンチにいない。なんでリーファーを落としてしまったのか。彼なら、たとえ調子が悪いといっても一発の怖さがあって、相手投手に少しはプレッシャーをかけられると思うのだけど…


8回に1点を還し、その裏にギッセルがピンチを作ったが、左殺しで登板した星野がローズを三振に抑えるナイスピッチ。あと1死で最終回の攻撃、しかも1点差でいけると思った所… 3番手の岩崎が北川に3ランを被弾。外角を狙って投げたのだろうが、それがど真ん中の打ち頃の所へ。3ランを食らった時点で、現状のライオンズでは「The End」。ラスト1イニング4点差逆転はほぼ不可能。昨日の試合もそうだったけど、いい試合をしながら、本塁打で試合がぶち壊しになってしまった。最終回、オリックス加藤大輔がかなり制球を乱していたのをみると、1点ビハインドであれば十分逆転のチャンスはあったのだが。


打線がお湿りの状態が続いているが、今日はオリックス投手相手に12三振。そのうち見逃しの三振が4つもあった。追い込まれたカウントで各打者が消極的になっているように感じた。2ストライク以降は狙い球のゾーンを少し広げて、ストライクくさい球には手を出さないと、球審にストライクコールされたら終わりなのだから。


バットを出さなきゃ始まらんで! もっと積極的に振っていけや!!


とライオンズの各打者には言いたい!


今日は東京ドームのレフトスタンドがライオンズファンでほぼ一杯になっていた。ライトスタンドのオリックスファンと比べても明らかに多かった。自分の周辺(関東応連の団旗の上付近)は熱いファンが多く、罵声やヤジもかなり飛んでいた。確かに3塁側ベンチを見ても、はっきり言って「覇気が感じられなかった」し、自分を含めファンの怒りの気持ちはよくわかる。


確かに現状のライオンズは最近みても稀なほどひどい状態。ただ今日で同一リーグとの対戦が終わり、明後日からは交流戦が始まる。5月3日以来、本拠地での試合になるし、相手も7連敗中のベイスターズからスタートというのも救いかなと思う。ここでいい気分転換、スイッチ切り替えが出来ると思って、再スタートのつもりで戦ってもらいたい。


ベイスターズ2連戦は、パリーグに在籍していた当時に対戦経験のあるK投手(左)とT投手(右)がベイスターズは登板してくるのかな??