今日は僕を含めて4名で、Jリーグ・「川崎フロンターレvs.清水エスパルス」@等々力競技場を観戦に行ってきました。最寄りの武蔵小杉駅に着いた時は風、雨ともにやや強かったですが、競技場到着と同時に弱まり、試合開始まもない頃にはやみました。試合は、最初にエスパルスが押し気味で開始直後に先制点をあげたものの、前半21分に追いつかれた後はフロンターレペース。後半、一時はフロンターレが1点勝ち越すものの、後半41分にエスパルスが追いつき、2−2で終了。エスパルスは後半特に得点機が少なかったですが、少ないチャンスをモノにしてアウェーで勝ち点1をゲットしました。


試合終了後は、競技場の正面ゲート前で選手達がバスに乗り込むのを待っていました。バスを囲むように柵が設けられ、両チームのファンが群がっていました。先に出てきたのはホーム・フロンターレの選手達。皆バラバラに出てきましたが、各選手すぐにバスに乗り込むのではなく、ファンの前へ近づいていき、ファンにサイン入り選手カードをプレゼントしたり、サインや握手に応じたりしていました。野球では、春季・秋季キャンプの練習終了後に似たような光景が見られるものの、公式戦の試合終了後にはなかなか見られないものです。Jリーグは「地域密着」を各チーム掲げて地元ファンを増やそうと努力していますが、今日のこのような光景をみて、ファンと選手の距離の近さを感じました。


スタジアム内でも同様です。等々力競技場はゴール裏の最下段がピッチサイドと同じ高さにあり、試合後の挨拶の際には、選手とサポーターの目線の高さがほぼ同じ、しかも目と鼻の先まで選手が来てくれます。野球で言えば、フィールドシートの観客が選手と接するのと同じレベルでしょうか。


我が西武ライオンズも今年からファンサービス部を充実させ、今までになかったイベント等を計画・実行しています。土日祝日の所沢でのデーゲームでライオンズが勝利した試合では、試合後にバックスクリーンの裏に特設ステージを設け、選手数名でトークショーを行います。千葉マリンでは「試合後の里崎選手&渡辺俊介投手の合唱」が有名になりましたが、所沢でも何か名物が生まれるといいですね。本当のファンサービスというのは、「チームが勝利してファンに喜んでもらう」ことだと僕自身は考えていますが、サイン会やトークショーなど、ファンにより近い距離、目線で選手がみられるようなイベントも適宜行う必要があるのかなぁと感じました。


試合終了後の選手と間近で接することの出来るフロンターレファンが羨ましかったです。


試合開始直前のフロンターレサポーター ↓


試合終了後のエスパルスサポーター ↓


バスへ乗る直前に取材を受けるエスパルス長谷川健太監督。(写真中央)


健太監督は試合の時にはいつもチームカラーのオレンジ色のネクタイをしているそうです。今年は調子が良いですが、なかなか勝てない時にはネクタイを微妙に変えるとか、縁起をかつぐようなことはやっているのでしょうか。縁起担ぎにこだわりのある自分にとって、非常に気になります。