ついに決断したようだ。今年は故障での長期離脱もあって、彼にとっては不本意なシーズンではあっただろうが、ＦＡ権を行使することになったようだ。ＦＡは選手の権利であるから、｢悪い｣と非難するつもりは毛頭ない。ただ豊田様は現在でも100%の状態であれば、12球団でもトップクラスのストッパー。毎年のように抑え投手に悩まされている在京某金満球団が獲得に向けてマネーゲームを仕掛けてくるのは目に見えている。
早速、その球団系の新聞社(スポーツ○知)がこんな記事を載せている。
豊田、西武を退団へ
ＦＡ宣言＝移籍決定ではない。可哀想にこの金満球団は藁にもすがる思いで豊田様を欲しがる病気にかかっているから、こんな記事を書いてしまうのだろうね。関西で虎ネタをほぼ毎日一面に持ってくる、カタカナの某スポーツ紙に書かれたらお手上げだけど、在京の読○系の新聞に書かれるのは許せない。中立気味に書いているのは、こちら。
それにしても西武球団は、将来に向けても重要と思われる選手への待遇が冷たいし、扱いが下手だよなぁ。ＦＡという形ではなかったが、西武ライオンズの黄金期を支えた辻や、内野守備の職人・奈良原(トレードでハムへ放出)を簡単に出してしまった。今年は特に内野の守備が酷かったけど、先にあげた２人が球団に残り、辻さんあたりがコーチをやっていれば、少しは締まった守備がみられたと思うのは俺以外のライオンズファンの多くが同感だろう。
豊田様に関しては、ストッパーとしての役割だけでなく、将来の投手コーチとしても期待している。ミスターコントロールと呼ばれるほどの制球力の持ち主。ライオンズの投手陣を見渡すと、制球力に関して豊田様の右に出る者は皆無。制球力を磨くために彼独特の練習をやっていることを耳にしたことがあるけれど、そのノウハウを今後、後輩の投手に伝えていってもらいたい。威力のある球はもっていても、重要な場面での制球に難があって、苦労している投手がライオンズには何人もいる。(固有名詞はここではあげない) そういった選手に一皮、二皮剥けて成長してもらうために、豊田様は絶対に必要。
あとは日頃からの節制。これも伝え聞いた話なのだけど、普段は基本的にアルコール類や煙草はやらないそうだ。これがプロ選手として本来あるべき姿。若手選手へのいいお手本ではないだろうか。試合で不甲斐ない投球して、帰りのバスの中で、｢煙草をふかしてリラックス♪｣なんて選手みたら、頭に来ちゃうんだよな。俺自身、煙草が嫌いだからというのもあるけれど。まぁ、煙草を吸う暇があるくらいなら、他にやること(登板後のクールダウンや軽い走りこみなど)あるんでないの？？
豊田様、ＦＡ行使の上でライオンズ残留の知らせを１日でも早く聞きたいものであります。今は｢朝まで生テレビ｣見ながらこれを書いてますが、豊田様の話題が気になって×２、寝付けません。
