高木大成に戦力外通告

昨日の充四郎さんのDiaryから察しはついていたけれど、「ついにこの時がやって来たか」というのが正直な感想。清原がFAでジャイアンツへ移籍した後、1塁の定位置と3番の打順を奪った時には、将来的には4番も任せられるかなぁ(当時の4番は鈴木健(現・スワローズ)だった)という期待も持っていたのだけど。故障の連続で未完の大器に終わってしまったなぁ。
大事な場面での貴重な一打を結構打っていた印象が強い。ライオンズナイターのプレイバックライオンズでも聴けるけれど、2000年の神戸で打った満塁弾と2003年のGWに新垣から打った逆転2ランが特に印象に残っている。新垣から打った一打は実際に球場で見ていたのだけど、あの時は「ついに復活したかぁ!」って思って、感極まったと記憶している。この試合から4試合連続本塁打と大当たりだった。今思えば、スポットライトが当たったのはこの時が最後だったかな。
ライオンズ入団時は捕手で入団。その後、打撃を生かすために1塁へコンバート。故障を重ねるうちに同ポジションに多くのライバルが出現し、外野(主にレフト)、内野と守備位置を転々と移動していった。何年か前のキャンプではセカンドの守備練もやっていたかな。守れるポジションを増やして何とかもう一花咲かせて欲しかっただけに、残念だ。
このまま現役を引退するか、現役にこだわるかは未定のようだけど、もし引退するのなら、来年のOP戦あたりでささやかなものでいいから、セレモニーやって欲しいな。人気もある選手だったし。打席に入る時の「タイセ〜」コールも出来ないんだな。

「せ〜の、タイセ〜 (×3回) 光輝く 白球は〜 夜空に〜飛び出し 敵を射す 勝利の花火 上げろ大成♪ かっ飛ばせ〜大成 ゴーゴーレッツゴー大成!」

1つ悔やんでいるのは、塾員(=慶應義塾大学出身者)であるライオンズ選手は今年3人いたのだけど、唯一サインを頂いてなかったのが大成さんだった。他の2人(トモアキと長田)の直筆サインは持っているのだけど。早めにもらっておけばよかったなぁ。