本日のライオンズ戦(千葉マリンスタジアム)結果

プレーオフ第1ステージ・第1戦】 

千葉ロッテマリーンズ 2−1 西武ライオンズ

勝利投手:薮田1勝 セーブ:小林雅1S 敗戦投手:三井1敗

本塁打
(ラ)栗山1号ソロ(渡辺俊)=初回先頭打者初球本塁打

初回に栗山が初球を右翼スタンドポール際へ放り込んだのには驚いた。その後、トモアキ(佐藤友)と貝塚が続いて右前安打。さらにベン(和田)、マヨ(フェルナンデス)と続けば、ライオンズにとって理想的な展開になったのだが。2人が凡退していい流れが途切れてしまった。
先発のダイスケ(松坂)は、マリン特有の強風に悩まされて、投球動作後に帽子を飛ばされる場面が何度もあったが、集中力を切らさずに7回1失点。直球の制球が悪く、ボール球が多くて、内容としてはあまり良くなかったとは思うが、これだけ抑えてくれれば十分ではないだろうか。5回の無死満塁のピンチも堀の犠飛の1点に抑えたのだから、これ以上の内容を求めるのは酷だ。
ダイスケが喫した唯一の失点は5回。これも先頭の今江をナカジ(中島)のミス(記録は遊撃内野安打)で出した走者を還したもの。今日の試合では、マリーンズの遊撃手・西岡が再三好守備を見せていた。両チームのショートの守備力が今日の試合の勝敗を分ける1つの要因だったのではないか。
もう1つの要因は、先発投手を降板させた後の中継ぎ投手の起用。マリーンズは同点ながら、勝ちパターンで使う薮田を持ってきたのに対し、ライオンズは三井〜正津とつないだ。相手チームがいい投手から順番に出してきたのだから、こっちも対抗して左投手を出すなら星野を出して欲しかった。7回裏以降はラジオも聴いていないので何とも言えないのだが、投手陣に何のアクシデントもなかったのなら、明らかに監督の采配ミス。延長までもつれることなんか考えずに、目の前の1イニング、1人の打者を抑えられる確率の高い投手から使っていかないと。勝ちパターンの投手を出して、ベストの采配をして負けたのなら諦めがつくが、今日のような負け方は非常に悔いが残る。
ライオンズの打線は、塁はにぎわすけれどもあと1本が出ない状態。カブレラがいないのが痛いなぁ。彼がいれば、どれだけ拙攻を繰り返しても、1発で帳消しになる可能性もあるのだから。昨年のプレーオフで大活躍したマヨに奮起してもらいたい。
ライオンズはもう後がない状態。明日は勝たなければ、今シーズンが終了してしまう。内容にはこだわらないから、とにかく勝てる采配を監督には求めたい。明日から俺もマリンへ出陣するけれど、明日は先のことを考えず、明日で喉がぶっ壊れてもいいという覚悟で応援してくるつもりだ。福岡での第2ステージでライオンズが戦うのを楽しみにしている応援団の方もいるし、明後日(第3戦)を見に行く予定にしていて楽しみにしている人もいるし、明日は絶対勝利をもぎ取ってくることが、明日の俺に求められる最低限の仕事だ。

明日は勝つぞ ライオンズ! 死ぬ気で戦え ライオンズ!