本日のライオンズ戦(インボイスSEIBUドーム)結果

vs.北海道日本ハムファイターズ戦第7回戦 ライオンズ2勝5敗

西武ライオンズ 7−14 北海道日本ハムファイターズ         

勝利投手:鎌倉2勝 セーブ:MICHEAL1S(プロ入り初セーブ) 敗戦投手:帆足2勝2敗

本塁打
(ラ)フェルナンデス6号2ラン、中島2号ソロ(鎌倉)
(フ)小笠原12号2ラン、オバンドー2号3ラン(帆足)、小笠原13号満塁(芝崎)、新庄6号ソロ(三井)

帆足の思わぬ乱調で、中盤に一気に点差をつけられてしまった。初回から制球が甘く、ストライクが先行する投球にもならなかった。前回は味方に足を引っ張られて大量失点をしたのだが、今日は自らの失投の連続で5回途中までで9失点。来週からは交流戦で、普段対戦機会が殆どないチームとの対戦になるのだけど、ドラゴンズ・タイガース戦中心に今後の登板予定があるだけに心配だ。他の投手も合わせて被本塁打が今日だけで4。本塁打による失点だけで2桁の10。最悪の点の取られ方だった。
攻撃面でも、1回から5回までいずれも先頭打者を塁に出したのだが、3回と4回は塁に出した走者を本塁に還せず。ファイターズ先発の鎌倉は厳しい球と甘い球がはっきりしていただけに、失投を逃さずに打っていれば(と終わった後に言ってはいけないが)と悔やまれる。
ライオンズが思うように白星を積み重ねられない原因に、数字(見た目)に表れないミスが多いことがあげられる。今日も走塁面に2つのミス。2回1死1塁から小関の二塁ライナーで、1塁走者の栗山が飛び出した場面。もう1つは、8回に1点を還した後で、適時打を打ったゲッチュ(大島)を1塁に置いた場面。次のナカジ(中島)が二塁へのフライに対して、1塁走者は「ポテンヒットになる」と判断を誤ったのか、塁から飛び出して併殺。後者のプレーに関しては、打球の判断を誤ったのは勿論、点差を考えていないことと合わせて、考えられないような凡プレー。論外と言ってもいい。前者のプレーについては、栗山の若さが出たか。解説の伊原さんが中継中に話していたが、「無死or1死の場面で、低いライナーが一二塁間に飛んだ場合は、塁にすぐ戻れるように構えておかなくてはいけない」とのこと。今日の失敗を今後の走塁に生かして欲しい。
相手投手の乱調もあったが、バッティングは全体に上向き傾向にある。栗山は相変わらず逆方向(左翼方向)へいい打球を飛ばしているし、マヨ(フェルナンデス)やベンちゃん(和田)も調子を上げてきた。問題は投手陣。攻撃面で良さが少しずつ出てきたら、投手がボロボロ。ファイターズ相手に3試合連続で2桁失点では、いつまで経っても上位へは食い込んでいけないぞ。
p.s. 試合後に、グラウンド(インボイスSEIBUドーム)で外野手がセンターの守備位置から送球練習。2回に奈良原の浅めの中前安打で2塁走者を還してしまったのが原因か。公式戦の試合後に、サブグラではなく、試合を行った球場で練習というのは非常に珍しいこと。今後同じミスを繰り返さないようにするための単なる反復練習か、あるいはここまでしなければいけないほどチームが追い込まれている証拠なのか。